きのもと 3月号 平成21.3.1 木之本保育園
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◆今月のねらい◆
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◆今月の行事予定◆
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◆入園・進級式のご案内◆ 後日、詳細についてはお知らせしますが、入園・進級式は次のとおりです。ご協力を お願い致します。 ・4月3日(金) 午前…進級式 ・ 午後…入園式 |
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◆子どもの遊びにつきあっていますか? 昨年、11月には「お店やさんごっこ」、今年1月には「作品展」と子ども達が日頃の遊びで経験をしていることを、行事の内容に取り入れて皆さんに見ていただきました。 子ども達は日頃の遊びを通して様々な経験をしています。大人からみると「いたずら」と思われる行動でも、子ども達にとっては何かを試していたり、観察したり、認識したり……と様々な体験をしています。大人が乳幼児期に子どもの興味や関心をもっていることにつきあうことは、とても大事なことです。 最近、テレビやビ.デオなどのメディア漬けのお子さんが多くなっているようです。 テレビやビデオは子ども達にとって「話しかけても答えてくれない」物ですし、子ども達の大好きな虫や動物も手で実際に触れることのできない映像です。 子ども達にとって「あそび」は学習です。お子さんが空き箱や広告紙、粘土や砂、昆虫や動物などに興味を示した時には、十分に遊べる時間をつくってくださるようにお願いします。また、子ども達が安全な環境の中で十分あそびを楽しむことができるように、大人が子ども達の遊びの環境作りに努力したいものです。 遊びを通して子ども達はほんの一例ですが、下記のように様々な体験をしています。
子ども達は「あそびの名人」と言われますが、様々な「あそび」から自分で考える力、人と関わる力、健康な体を作る力、自分の思いを表現する力など様々な力が育ちます。 大人は安全なあそびの環境づくりを心がけ、こども達を十分遊ばせたいものです。 |
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◆クラスだより◆ | ||||||||||||||||||||||||||||||
今月はこの1年の保育をふり返り、子どもさんの成長ぶりをお知らせします。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
◇ * も も 組 * 「おはなしがじょうずにできるようになったよ」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
4月当初、子ども達は身振りや表情で、自分の思いを伝えようとしていました。それからのこの一年、子ども達は毎日、保育者や友達との関わりの中で、まわりの様子を見たり、保育者と一緒に遊んだり、友達の真似をしようとしたり等、随分言葉が言えるようになりました。0歳児は「センセー」の言葉をはじめ、様々な単語を話し、1歳児は保育者の問いかけに答えたり「○チャン、○○シテルヨ」と二語文、三語文を話すようになりました。また、最近では「ナンデー?」「ナニシトルノ?」と質問の言葉も言ったりして保育者がびっくりする程です。自分の思いや伝えたい事が保育者にわかると子ども達は嬉しいようです。子ども達の発した一つ一つの言葉を大人がしっかり聞き、子どもとの言葉のやりとりが出来るようになるといいと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
* ば ら 組 * 「みんな 大きくなったね」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ばら組になってこの1年、園生活の中で少しずつ自分のことを自分でやってみようとする姿が見られるようになってきました。戸外へ出る時、靴を自分で履くようになったり、給食の時には自分で机の上にナフキンを敷き、配膳してもらうのを待ったりすることができるようになりました。また、排泄の自立は個人差がみられますが「センセーオシッコ!」と自分から保育者に伝えてトイレに行き、排尿をした後にはトイレのスリッパを揃えている子もいます。スリッパがめちゃくちゃになっていると「センセー、キレイニシトイタヨ」と気付いて直している子もいます。「きれいにそろっていて気持ちがいいね。ありがとね」と言うと、とても嬉しそうです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
* たんぽぽ組 * 「友だちといっしょにすること楽しいよ!」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
4月当初は「センセーイッショニヤロー」と何でも保育者と一緒に遊びたくて関わりを求めていました。最近では自分で出来ることが増え、園からのおたよりを言われなくても自分でカバンに入れたり、ジャンパーの着脱や片付けを進んで行うなどの姿が見られるようになりました。また、保育者が仲立ちをしなくても、友だちに「イレテ」「アトデカシテ」などとやりとりが出来、ごっこ遊びを楽しんでいます。時にはお互いの思い違いでトラブルも起きますが、どうしてトラブルになったかを保育者が仲立ちをして聞き、その理由を話し合い、お互いの思いが理解できると納得して「ゴメンネ」「イイヨ」が言え、再び一緒に遊ぶことができます。今、子ども達は「友だちと遊ぶことが楽しい!」ことを実感しているようです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
* さくら組 * 「もうすぐすみれ組、うれしいな!」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
運動会頃までは、保育者に甘えたい思いからか大声で泣いて保育者に関心をもってもらおうとしたり、友だちと順番争いや仲間はずれなどが原因でトラブルになり、遊びが中断する事がよくありました。その時に応じて子ども達の思いを受け止め、双方の思いを聞きながら相手の思いを伝え、根気よく関わるようにすることで、少しずつ友だちの思いを理解して、受け入れることができるようになりました。時には子ども同士で「○○シタラ、イカンノヤヨ」「ゴメンネ」などと保育者が仲立ちをしなくても自分たちで解決をしようとする姿も見られます。4月からは「すみれ組」です。5歳になるとやりたくない事でも、少しは我慢してやろうとする気持ちが芽生えてきます。様々な活動を通して、意欲をもって取り組む子、友だちを思いやる子に育って欲しいと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
* すみれ組 * 「1年生になってもがんばるよ」 | ||||||||||||||||||||||||||||||
4月当初は身の回りの始末や食事の準備、後片付け等、毎日の日課の中でのルールを覚えることが難しかったようですが、最近では一日の生活の流れを理解し、身の回りのことをルールを守って自分ですることができるようになりました。特に給食後、食器をナフキンで包み、結ぶとき、「コノムスビカタデイイ?」と保育者に確認し、正しく結べる子が増えてきました。また、ハーモニカや木琴、鍵盤ハーモニカの練習に意欲的です。鍵盤ハーモニカでは右手の指が思い通りに動かないので、友だちに教えて貰ったり、確認しあったり、自主的に練習したりして頑張っています。保育園最後の発表会ですが、劇遊びなども、友達と協力しながら自分の役割をやり遂げようとしています。少人数のクラスでしたが、お手伝いも友だちと力を合わせてすることができました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||