きのもと 10月号平成21.10.1 木之本保育園 |
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天高く、涼風が心地よい季節となりました。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋……と様々に形容されるように、秋は何事にも活動的になれる時です。この時期は、園でも運動会、遠足など、子ども達が楽しみにしている行事が続きます。大きな行事を通して、自分の力を発揮し、充実感や達成感を味わったり、友達と関わる中で、一緒に過ごすことの楽しさを感じてくれることを願っています。私達は、着実に成長していくお子さんの姿を温かく見守っていきたいと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★ 今月のねらい ★ ・戸外で友達と一緒に、跳ぶ・走る・歩くなどの運動を楽しむ。 ・秋の自然に触れて、季節の変化に興味や関心をもつ。 ・約束や決まりを守って遊び、あと片付けは、みんなで力を合わせてしようとする。 |
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★ 10月の行事予定 ★
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◆「街中の美術展・G ART」に、子ども達の共同製作が展示されます! 岐阜市商店街振興組合連合会が主催する「街中の美術展・G ART」に、すみれ組・さくら組の子ども達全員が共同製作した絵が展示されます。子ども達が楽しみながら一生懸命に描き、素晴らしい作品ができあがりました。以下の期間に展示されますので、皆様ぜひお出かけになり、ご覧いただきますようお願いいたします。 なお、今回は、参加11園の作品の中から、来場者の投票により賞を決める企画も行われるとのことです。ぜひ投票のご協力をよろしくお願いいたします。
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◆子どものケンカについて 入園・進級して半年が過ぎました。子どもたちの友達関係は次第に深まりをみせるようになってきています。しかしお互いの思いをうまく伝えられず、様々な理由でケンカになることがあります。 ・おもちゃで遊ぼうとおもっていたのに、○○ちゃんが貸してくれない。 ・○○ちゃんと遊びたいのに、仲間に入れてくれない。 ・○○ちゃんと手をつなごうと思ったのに、つないでくれない。 など、大人からみると些細なことが原因ですが、子ども達にとっては自分の思いがうまく伝えられないためにケンカとなります。保育者が制する間もなく、友達をたたく、噛みつく、ひっかく、物を投げつけるなど、相手の子にケガをさせてしまうこともあります。 本園では、子ども達になぜケンカになったのかを聞きながら、以下のようなことを伝えるように心がけています。
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★クラスだより ★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
もも組
「リュックやトートバッグがお気に入りです」
季候が良くなり、最近ではよく園の付近を散歩しています。入園当時、0歳児は散歩車に乗り、散歩を楽しんでいましたが、今では保育者と手をつなぎ、歩く楽しさを味わいながら散歩しています。1歳児は保育者と一緒に「イッテキマス」や「タダイマ」「オカエリ」等言葉のやりとりも楽しんでいます。また、部屋では、手さげ鞄やリュックサック、トートバックなどの鞄の玩具が今とてもお気に入りで、腕に鞄をかけたり、リュックをしょったりして遊んでいます。そのバッグの中に、ブロックやままごとセットを入れたり出したりしています。鞄を持ったら、保育者に手を振りながら、「オカイモノイッテキマス」「バイバイ」と言って、お母さんきどりで出かけます。おうちでもそんな姿があるのではないでしょうか。これからもいろんなまねごと遊びができるようになるのではないかと思い、楽しみです。 |
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ばら組
「オーキッドパークで遊ぶのが大好きです」
オーキッドパークへ行く時は、すみれ組さんやさくら組さんと手をつないで、歩いて行きます。園外へ行く時は、「ハヤク、ハヤク」とか「○○チャン、イッテマウヨー」と、大きな声でウキウキしています。オーキッドパークでは、入場行進、体操、リズムの練習など、大きい子がやさしくリードしてくれるので、真似をしてやります。また保育者や友達と追いかけっこ(しっぽとり)をしたり、保育者が落ち葉でオバケを作ると、それでオバケごっこをして、追いかけたり追いかけられたりしています。逃げる子もオバケの子も走り回って息が切れ、ハァハァ言って休んでいるところにトンボが飛んでくると、また「マテー、マテー」と追いかけます。オーキッドパークにいる間、ずっと走っています。広い場でぞんぶんに走り回り、十分に体を動かし楽しんでいます。 |
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たんぽぽ組
「ごっこ遊び、楽しいな!」
自分で色塗りをして鞄を作り、それを使って「ごっこ遊び」をしました。普段の遊びの中でも、砂場などでごっこ遊びをする姿が見られますが、自分だけの鞄を持つことで、さらに喜んで遊ぶ姿が見られました。子ども達は、鞄をかけ、お店屋さんごっこや、ままごとをし、お店に買い物に行ったり、買ってきた食べ物を鞄に入れて運んだり、ままごとのコーナーでは食べる真似をして遊びました。お店屋さんの方では、「イラッシャイマセ」「コレ、クダサイ」と声をかけたり、ままごとの方では、「ハイ、ドウゾ」「オイシイネ」などと、言葉のやりとりを楽しみながら、友達とたくさん関わる姿が見られました。遊びが展開していくと、自然にお店の店員役の子が出てきたり、子ども達で冷蔵庫や鞄かけを見立てて作ったり、ままごとでは、子どもになって眠る真似や、熱を出す真似をしたりする子が出てくるなど、どんどん新しい遊びへ発展し、飽きることなく夢中になって遊ぶことができました。ごっこ遊びは、社会性を育てる大切な遊びです。ごっこ遊びを通して、人と関わる楽しさを味わってほしいと思います。 |
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さくら組
「もうすぐ運動会、どっちが速い?」
運動会を控え、かけっこ、リレー遊びを楽しんでいますが、一人ひとりが昨年の走り方とはずいぶん違ってきたと感じます。昨年は、どちらかというと走ることが楽しいというだけで、周囲があまり気にならないようでした。今は一人ひとりが目標のゴールにむかって、一生懸命走るようになりました。そんな中、少しずつ勝ち負けにこだわりがでてきています。「ドッチガハヤイ?」「ダレガイチバンダッタ?」と友だち同士、お互いを意識している姿に成長を感じます。時には、「マケルデ、イヤ」と走る途中で嫌になることもあります。しかし、その思いも受けとめ「次は大丈夫だよ」「あと少しでゴールだよ」と、最後まで走れるよう声をかけています。一人ひとりが、あまり勝ち負けにこだわらず、みんなで運動会を楽しむことができるようにと願っています。 |
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すみれ組
「障害物競争って、いろいろできるからおもしろい!」
運動会の練習に、オーキッドパークへ出かけています。「キョウ、ショウガイブツヤロウ!」と毎朝言ってくる子ども達です。障害物競争で使用するのは、キャタピラ、トンネル、ネット、運動棒、ベンチ、やり投げなどです。日をかえていろいろな用具で遊びますが、どの障害物もおもしろいようで、「キョウ、ヤリナゲシタイ」「トンネル!」と言って、みんな楽しんで、乗ったりくぐったりしています。日に日に走るポーズも自然に身に付き、速くなってきています。障害物の中で特に好きなのは「やり投げ」ですが、やり投げの的の恐竜は、子ども達みんなで作りました。競技名も「ジュラシックパーク」に決めました。どの障害物も楽しめるよう、一つ一つの用具での練習を繰り返し行っています。運動会では、みんな楽しめると思っています。 |