きのもと 1月号平成22.1.1 木之本保育園 |
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大晦日からお正月にかけては、予想以上の雪が降り、とても寒くなりましたが、寒さに負けず、子ども達と一緒に、この季節を楽しく過ごしたいと思います。今月末には作品展を開催します。子ども達の力作をぜひご覧下さい。本年も、どうかよろしくお願いいたします。 |
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★ 1月のねらい ★ ・お正月の遊びを通して、文字や数、図形などに興味や関心をもつ。 ・冬の自然にふれながら、寒さに負けず元気に戸外遊びを楽しむ。 ・様々な素材を利用し、工夫しながら、作ったり描いたりなど、自由に表現して楽しむ。 |
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★ 1月の行事予定 ★
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◆作品展について 今月30日(土)・31日(日)には、作品展を行います。今年のテーマについて子ども達が話し合った結果、「恐竜」と決まりました。海グループと空グループがそれぞれ協力して、テーマに沿った共同製作を行います。あわせて、1歳以上のお子さんの個人作品と描画も展示します。子ども達一人ひとりが自分の思いを表現できるように、保育者と一緒に工夫をしながら取り組みますので、ぜひご覧下さるようお願いいたします。 また、30日(土)午前には、「親子ふれあい遊び」を行いますので、こちらにもぜひご参加下さい。 |
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◆お子さんの「やる気」を大切にしていますか? 赤ちゃんが動く物をジッと目で追いかけたり、3歳くらいのお子さんがハサミを使いたがったり、親さんと一緒に食事作りをしたがったり……など、親さんにとってはいたずらや余計な行動と思ってしまいがちなことの中に、お子さんの「やる気(意欲)」が隠れています。「○○をしてはダメ!」「言うことをききなさい!」などとお子さんを叱る前に、『この子は何をやりたがっているのかな?』と見守ったり、話しかけてお子さんの思いを聞いて下さるとよいと思います。 発達段階によって意欲(やりたいこと)は様々に現れてきます。危険なことや、相手を傷つける可能性のある場面では、きちんと「なぜやってはいけないのか」を教えましょう。
◎0歳~1歳 ◎1歳~2歳 ◎2歳~3歳 これ以外にも、子どもは様々な行動で自分の意欲を表そうとします。「ダメ!」のひとことでお子さんの「やる気」をそがないようにしましょう。 |
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◆ お 願 い ◆ 雪が降ったり、積もったりしたときは、保育園で雪遊びをします。手袋、ジャンパー、長靴など防寒具の用意をお願いします。 |
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★クラスだより ★ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
もも組
「たくさんおしゃべりできるようになりました」
今まで保育者の歌に合わせて手や体を動かすだけだった子が、最近は「トントントントン アンパンマン」の手遊びの時に「アンパンマン」や「バイキンマン」のところを歌っています。また、毎日の朝のご挨拶の時は「ののさま」の歌をところどころ大きな声を出して歌っている姿も見られるようになりました。このご挨拶の歌は、毎日大きいクラスのお兄さんやお姉さんが歌うのを見て覚えたと思われます。オルガンに合わせて手をたたいたり、おじぎも出来るようになりました。歌や手遊び以外にも、1才の子達は「ドウゾ」「タベル」「イラン」等の日常生活に必要な言葉をたくさん言えるようになりました。2才の子は大人の言葉を真似て、2語文や3語文が話せるようになって、楽しい会話も増えてきました。これから、ますますにぎやかなもも組になっていくと思われますが、私達はそれ以上に、子ども達一人ひとりに楽しい言葉掛けをして、もっとおしゃべりが出来るよう促していきたいと思います。 |
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ばら組
「順番に並んで待てるようになりました」
今までは、食前や外遊びの後など手を洗う時、手洗い場の前に集まり、我先に手を洗おうとするので、トラブルがよく発生しました。その都度、順番に並ぶよう伝えてきたのですが、なかなか並ぶことができませんでした。しかし最近は、一人ひとりが「ジュンバン」と言いながら、手洗い場に縦一列になって、並ぶことができるようになりました。そして、待っている間に腕まくりをしながら準備をする姿も見受けられます。また、戸外で滑り台を滑るときも、「ジュンバン」と言って一列に並んで待って滑ることができるようになりました。横から入ろうとするお友達がいると、「ナラバナ アカンヨ」と注意をしたり、「センセー、○○チャン、ヨコハイリー」と、保育者から注意をしてもらおうと、助けを求めに来ます。保育者が子ども達の仲立ちとなり、順番に並ぶとトラブルが生じない事を知らせていくうち、少しずつわかるようになりました。これからも、みんなといる時にルールを守ることを、その都度知らせていきたいと思います。 |
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たんぽぽ組
「折り紙、折れたよ!」
今まで、自分のものとして折り紙遊びをしたり、製作をしてきましたが、今回は、みんなでいろんな種類の折り紙を折って部屋に飾りました。「お正月」をテーマに、干支の寅、門松、鏡餅、羽子板、コマ、凧と6種類に挑戦しました。初めのうちは、折り方を簡単なものにしたところ、一生懸命手を動かして折っていましたが、だんだんと折り進めていくうち、少々難しくなってきました。「センセイ、ワカラン!」「デキナイ!」と言って、諦めてしまう子ばかりでした。それでも、保育者が一緒に折ったり、励ましたりすると、最後まで折ることが出来ました。一度に6種類を折るのではなく、数日かけて作りましたが、自分が作った折り紙が増えていくに従って、「コレ、ボクノ!」と愛着を持ち、友達と見せ合う姿が見られ、満足そうでした。折り紙遊びは、一折りずつ考えながら手を動かすので、脳の働きがよくなると言われています。御家庭でも、先日配布しました折り紙カルタ等を見ながら、お子さんと一緒に折り紙遊びをされてはどうでしょうか。 |
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さくら組
「カルタ、楽しいね」
お正月前からカルタ遊びを楽しんでいます。いつも同じカルタを使用し繰り返し遊ぶことで、今では取り札のほとんどの文章を覚え、他の遊びをする時も、「アー、アサノアイサツゲンキニオハヨウ」「イー、イタダキマス、テヲアラオウ!」と全員で声をそろえて唱える姿に驚いています。同じカルタが数セットあるのでグループで行ったり、みんなで円になってやったりしていますが、本当にみんなカルタが大好きです。カルタ遊びを通してそのルールがよくわかるようになり、以前は「ボクノ!」と札の取り合いが見られましたが、今では周りの子が「○○クンガサキダヨ」と教えたり、同時に取ったときは「ジャンケン」と声をかけ合い、上手に遊べるようになりました。文字や数、また言葉の言い回し等に興味がもてるよう、今後も様々なカルタ遊びをしていきたいと思います。 |
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すみれ組
「なわとびとべるようになったよ」
先月より縄とび遊びを始めましたが、最初は縄を前にしてとびこす事から始めました。少しずつ回しながら跳ぶ練習をする中で、縄が首やひじにひっかかってしまい「センセーマワラヘン」「トベヘン」等と言っていました。縄を回し、縄が自分の前に来た時にジャンプし縄を回す事や、腕を広げて縄を回す事等、毎回跳ぶコツを知らせ、練習しました。少しづつ跳べるようになってきた頃、狭い園庭では物足りなくなったのか、「モットヒロイトコロデ、レンシュウシタイ」と言うようになったので、木之本公園の園外保育に行く時持っていきました。広い所で長い時間伸び伸びと練習した甲斐があったのか、縄の回し方も今までよりスムーズになってきて、1、2回続けて跳べる子が増え、そのうち数十回跳べるようになった子もあります。跳ぶことだけでなく、縄の出し方、しまい方も上手になってきました。繰り返し遊ぶ中で、だんだん上手に跳べるようになる事を実感するとともに、達成感や満足感を味わっているようです。 |