きのもと 10月号平成23.10.1
木之本保育園 |
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今年の残暑は長く厳しいものでしたが、ようやくそれもおさまり、秋本番、過ごしやすい季節になってきました。 大人達が暑さに負けそうな時でも、元気一杯の子ども達は、パワー全開で汗をいっぱいかいていました。涼しくなって、熱中症などを気にせず、ますます元気に遊ぶことができる時期です。運動会、遠足など行事がたくさんの10月ですが、この元気パワーで、思い切り楽しんでくれることと思います。 そして、ひとつひとつの行事を通じて、子ども達の心に充実感や達成感が生まれ、それが今後の成長の糧となってくれることを、職員一同願っています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
★ 今月のねらい ★
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★10月の行事予定 ★
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★ 「街中の美術展・G-ART」に、子ども達が共同で描いた絵が展示されます! ★ 岐阜市商店街振興組合連合会が主催する「街中の美術展・G-ART」に、今年も、すみれ組・さくら組の子ども達がクラスごとに共同製作した絵が展示されます。子ども達が楽しみながら一生懸命に製作し、素晴らしい作品ができあがりました。 以下の期間に展示されますので、ぜひお出かけになってご覧いただきますようお願いいたします。 なお、今回も、参加園の作品の中から、来場者の投票により賞を決める企画が行われるとのことです。ぜひ投票へのご協力をよろしくお願いいたします。 展示期間 10月8日(土)~10日(月・祝) 午前10時から午後5時まで 展示会場 徹明町交差点東(金園町1丁目 旧おもちゃの王国) (予 定) |
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★ 良い叱り方、ほめ方について考えてみましょう ★ 「子どもがなかなか言うことをきかないので、つい感情的に叱ってしまった」との声をよくお聞きします。感情的になってしまうと、子どもの心にひびく叱り方がなかなかできないのが現実だと思います。 昔から伝えられている言葉に「可愛くば 五つ教えて 三つほめ 二つ叱りて 良き人となせ」というものがあります。江戸時代の農政家、二宮尊徳の言葉だと言われていますが、これを参考にして、叱り方、ほめ方を工夫してみてはいかがでしょうか。
叱り方やしつけが厳しすぎると、お子さんは嘘をついて、その場から逃れようとすることがあります。4,5歳頃のお子さんは、嘘を1回ついて成功すると、何度でも嘘をつくようになります。日頃のお子さんの行動をよく観察しながら、嘘と真実を見分けることが肝心です。また、嘘をついた時以外にも、お子さんが弱い者いじめをしたり、人の物を黙って取ったりした時などには、きちんと叱りましょう。 その際は、いきなり叱りつけず、「なぜそのような行動をとったのか?」「相手がどんな気持ちになっているか?」「相手にどう謝ればよいか?」などについて、冷静にお子さんと話し合いましょう。お子さんにも何か事情があったのかもしれません。4.5歳のお子さんは「やってはいけないこと」「してよいこと」をよく知っています。お父さんやお母さんがいつもお子さんを見守っていることを伝え、信頼関係を保ちながら叱ることが大切です。 |
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★クラスだより ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
もも組・・・『自分の持ち物が、少しわかるようになってきました』 毎日生活する中で、少しずつ自分の物とお友達の物との区別がつくようになってきました。給食やおやつ時に使うエプロンを保育士が配っていると、子どもの方から「○○チャンノ」「○○クンノエプロンアルヨ」と言って、お友達に手渡す姿も見られるようになりました。戸外へ出る時にも、1歳児の子が0歳児の子の靴を取り、「ハイ」と優しく手渡す場面も見られるようになりました。また、これまでは降園の準備をする時、保育士が玄関まで一人ひとりのカバンを運んでいましたが、最近は、各自が自分のカバンを取り、「ジブンデ」「○○チャンノモッテク」と言って、運ぶようになってきました。ご家庭でもこんな姿を見せているのではないでしょうか。 このように、1歳児期は、自分の物と他人の物の違いが少しずつわかるようになるという自分意識が芽生えてきます。同時に、自分の物という意識も強くなり、物の取り合い等も発生します。この行動は、自分の中で他者の存在が変化しつつある現れであり、子ども同士の関係が作られ、社会性が育ってくる大切な時期でもあります。これらの行動をこれからも大切に見守っていきたいと思っています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ばら組・・・『友達と一緒に遊ぶ姿が見られるようになってきました』 園庭の滑り台で3人ずつ手をつなぎ、「セーノーデ」と仲良く滑り降りたり、砂場ではスコップで土をすくってみんなで大きな山を作り、「オオキイオヤマツクッタヨ!」と自慢します。また、玩具で遊んでいる時、保育者が「そろそろ片づけようか」と声をかけると、「オカタヅケダッテ」と他の子に声を掛けたり、片付け終わると、玩具が入ったカゴを何人かで持ち、「ヨイショ、ヨイショ」と声を合わせながら一緒に片付け、みんな何だか嬉しそうです。時には、自分だけで片付けたい、一人でカゴを持ちたいという気持ちが強く、トラブルになる事もありますが、様々な場面で友達との関わりが少しずつ見られるようになってきたと感じます。 友達と一緒にいる喜びを少しずつ感じている子ども達の姿を大切にし、保育者が一人ひとりの気持ちに寄りそいながら、一緒に話したり遊んだりする事を楽しみたいと思っています。 |
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たんぽぽ組・・・『初めてポンポンを持って踊ったよ!!』 運動会の時はポンポンを持って、すみれ組、さくら組と一緒に踊ることを伝えると、「ポンポンッテナニ?」「ハヤクヤッテミタイ!!」と興味を持つ子が多くいました。初めてポンポンを持った時は、嬉しそうに振ったり、ポンポンがこすれ合う音を聞いて楽しむ様子が見られました。たんぽぽ組は、すみれ組やさくら組より踊りを少し簡単にしましたが、最初の練習の頃は、大きい子の真似をしてしまう子もいました。その都度違うことを知らせると、だんだんと理解して踊りを覚えるようになりました。雨天の日が続いた時は、ホールで練習を行いましたが、隊形変化もその時に練習し、円の作り方を覚えました。そして運動会間近となり、オーキッドパークで練習した時には、保育士が誘導しなくても、歌に合わせて円を作っていく姿を見て驚きました。 その日の気分で喜んで出来る時と、そうでない時等いろいろありましたが、無理強いせず楽しむことを目標にして、一生懸命練習しました。運動会当日は疲れていると思われる中、みんな予想以上に上手に踊り、成長したことを感じた運動会でした。 |
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さくら組・・・『紙でいろんなものが作れるよ』 今、子ども達は「センセイ、カミデアソビタイ」と言って紙遊びに夢中です。時間があると、新聞のチラシやカタログの紙を利用して遊んでいます。「シカクニスルニハ、コウスルンダッテ」とか「ユビデ、シッカリオルトイイヨ」と、今までに覚えたことを友達同士教え合って遊んでいます。また、4月から今までに覚えた折り方を思い出して折ったり、中には紙を丸めて長い剣を作る子もいます。剣作りは指に力を入れ、しっかり押さえながら作りますが、日に日に細く丸められるようになり、得意そうに見せます。「細く固くできたね。折れないね」と保育士がほめると、とても嬉しそうです。その剣も、両端をつないで丸くしたり、旗の棒にしたりと工夫し、いろんな物が作れるようになりました。剣作りだけでなく、廃材を利用して遊ぶこともあり、たとえば、運動会の退場門に飾ったリスは、トイレットペーパーの芯を利用して、一人2匹ずつ作りました。今後、作品展やお店ごっこ等に、この遊びを活用することになると思うので、これからも紙遊びを続け、楽しめるようにしたいと思います。 |
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すみれ組・・・『サッカーって楽しいよ!!』 9月に入ってから、みんなで楽しめるボール遊びを取り入れています。円になってボール蹴りをしたところ、蹴る強さが分からず、強すぎて遠くの方まで転がっていったり、反対に、蹴るのが弱すぎて、正面の友達のところまで届かなかったりしました。二回、三回と続けて遊ぶうち加減が分かるようになり、ボールのやりとりがうまく出来るまでになりました。オーキッドパークへ行った時も、ボール蹴り遊びをしていると、「サッカーシヨウ」とみんなが言い出し、サッカー遊びをすることになりました。「ナデシコジャパンヤ」とその気になり、相手チームはドラゴンチームになり、試合を始めました。まだルールがわからず、オウンゴールをしたり、攻める方向がわからなくなり、ボールがいろんな方向へ行ってしまったりしました。しかし、みんなで一つのボールを追いかけ、汗だくになって楽しむことが出来ました。終了の合図をすると、「エーッ、モウヤメルノ」「モットヤリタイ」と、やめるのが惜しくなるほどでした。運動会の障害物競走では、子ども達の好きなサッカーを取り入れたので、各々シュートを決め、満足だったと思います。これからはさらに元気なサッカー遊びが出来るようになると思います。安全面に十分配慮しながら、楽しませたいと思っています。 |