きのもと 2月号平成25.2.1 木之本保育園

ピューピューと冷たい北風が吹く季節です。ほほを赤くした子ども達の白い息や、スモックの下にいっぱい着込んだ姿を見ながら、春を待ち遠しく思います。一月末からインフルエンザにかかる子も増えてきました。体調に十分注意して、一年で一番寒い時期を元気に乗り越えて欲しいと願っています。  
先日の作品展、親子ふれあい遊びには、おおぜいの方々にご参加いただきありがとうございました。今年は「物語」をテーマに製作を行いましたが、子ども達は、それぞれの個性を十分に発揮した作品を完成させました。作品展を通して、子ども達の成長した姿を見ることができ、嬉しく思いました。

★ 今月のねらい ★
  • 寒さに負けず、戸外あそびを十分楽しむ。
  • 冬の自然に触れながら、季節の変化に興味や関心をもつ。
★2月の行事予定 ★
1日(金)
豆まき 保育園で、子ども達が豆まきをします。
絵の指導    
3日(日)
節 分
6日(水)
英語教室
7日(木)
誕生会 2月生まれのお友達をお祝いします。
8日(金)
避難訓練
お茶教室
11日(月)
建国記念の日 保育園はお休みです。
12日(火)
おやつパーティ すみれ組、さくら組の子ども達がお好み焼きやジュースを作って、他の子ども達にふるまいます。
絵の指導
13日(水)
絵の指導
14日(木)
英語教室
16日(土)
廃品回収・親睦会役員会 当番は、たんぽぽ組と親睦会役員の皆さんです。よろしくお願いします。
18日(月)
発表会ステージ練習開始
20日(水)
発表会公民館練習(午前)
歯みがき指導(午後) 木之本小学校の児童による歯みがき指導です。(すみれ組対象)
にこにこママルーム おやつパーティのビデオを見て話し合います。ぜひご参加下さい。

 ※ 2月の後半は、毎日、園内で発表会の練習を行います。よろしくお願いします。

作品展のお礼

1月26日(土)・27日(日)の両日に、園児の作品展を行いましたところ、ご家族そろって観にきていただき、ありがとうございました。  
その際書いていただいた感想カードには、「昨年の作品と比べて、わが子の成長を実感した」「子ども達の個性がよくあらわれていて楽しかった」「はらぺこあおむしや、りんごなど、工夫して作ってあるのがよくわかった」「写真が貼ってあったので、製作時の様子がよくわかった」等の感想とともに、職員へのあたたかい励ましの言葉をたくさんいただきました。ありがとうございました。  
また、親子ふれあい遊びにも、雪の中、おおぜいの方のご参加をいただき、感謝しております。楽しい時間を過ごせたのではないかと思っています。

ひなまつり生活発表会・卒園式について

3月2日(土)に、ひなまつり生活発表会を行います。会場は木之本公民館です。
 今回は「劇あそび」と「楽器あそび」を中心に発表します。お子さんの成長した姿をぜひご観覧下さい。
卒園式は、3月23日(土)です。

冬を健康に過ごすための生活習慣について

この季節に特にかかりやすい風邪やインフルエンザですが、日頃、うがいや手洗いをていねいに行う習慣が身についていれば、かなり予防ができると言われています。
3歳以上になれば、自分でできることも多くなり、自分から手洗いなどの習慣を守ろうとします。保育園では、外遊びの後や、給食・おやつの前など、手洗い、うがいを励行していますが、ご家庭でも習慣が身につくよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。

1.手洗い ・手の平、手の甲、指の間などを丁寧に洗いましょう。
    ・水分をしっかり拭き取りましょう。
    ・清潔なハンカチを毎日持たせましょう。
    ・手の荒れは早めにクリームなどをつけて保護しましょう。
2.うがい ・上を向いて、喉の奥までガラガラとうがいをしましょう。
    ・3回以上繰り返しましょう。
3.鼻かみ ・両手でティッシュペーパーなどを持ち、鼻をかみましょう。(時々、片手でかむ子が見られます)
    ・鼻をかんだ紙は、すぐにゴミ箱に捨てましょう。(風邪の菌をばらまかないように)
4.せき ・せきが出るときは、マスクをかけ、つばを飛ばさないように しましょう。

最近は、エアコン暖房が完備しているご家庭も多く、室内温度20℃以上の中で過ごし、汗をかいているお子さんもいるのではないかと思います。保育園では、エアコン、ストーブの使用時には、室内温度をやや低めに設定しています。
また、窓を2箇所、2センチほどあけて換気するようにしています。最近の建築物は機密性が強く、換気がおろそかになりがちです。ご家庭でも、常に換気を心がけ、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。

★ クラスだより ★

もも組 「自分の持ち物が少しずつわかるようになってきました。」

最近、戸外へ出るとき、保育者が「お外へ行こうね」と声をかけると、ジャンパー入れの箱から自分のものを探し出して、「コレ○○チャンノ」と言って保育者の所に持ってきます。どの子も自分のジャンパーと分かっているようです。中には友達のジャンパーが分かって、渡している子もいます。1歳児の姿を見て0歳児もジャンパーを取り出そうとします。戸外遊びの後、一歳児の子たちは、ジャンパーをたたむような仕草もしますが、これは、毎日保育者がしている姿を見て真似ているのだと思います。  また、降園時に保育者が玄関にカバンを持っていくのを見て覚えたようで、0歳児も1歳児の子たちと一緒に、自分の重たいカバンを引きずりながらも、部屋から玄関まで一生懸命運ぶようになりました。  毎日の生活の中で、自分の持ち物と友達の持ち物が区別できるようになってきたり、それと同時に、身の回りのことが少しずつ分かるようになってきたのだと思います。子ども達の意欲を受け止めながら、少しずつ自分で出来る喜びを味わって欲しいと思っています。

ばら組 「ジャンパーを自分で着ています」

外遊びの時、必ず上着を着るようにしていますが、最初の頃は、自分で着るのが難しくて「デキナーイ!」と言ったり、「ドウヤッテヤルノ!?」と保育者の元へ持ってくる子が多くいました。しかし、毎日保育者が着る方法を知らせたり、手を添えて手伝ううち、段々と子ども達自身が自分で出来るようになってきました。  
また、ファスナーを閉めることも、「一番下の所をカチャッと合わせるんだよ」と知らせながら、保育者が最初の部分だけ合わせると「ジブンデアゲルデイイ」と言って上げようとします。うまく出来た時には、「デキター!!」と嬉しそうに保育者に見せに来ます。
保育者が、「外へ遊びに行こう」と呼びかけると、進んで上着の箱から自分の物を取り出し、そでを通し頑張って着ようとしている姿は微笑ましく、「ネエ、ジブンデキレタヨ!」と笑顔で知らせに来る姿に、成長を感じています。これからも、いろいろな面で子ども達の意欲を大切にし、出来る喜びを一緒に共感していけたらいいなと思っています。

たんぽぽ組 「ごっこ遊び 楽しいね」 

子ども達は、戸外へ出ると、玩具の入っているカゴから、カップ、シャベル、バケツ等を両手いっぱい持ってきて、砂場やアスレチックの下へ行き、ごっこ遊びを始めます。  お店やさんごっこを経験しているせいか、「イラッシャイマセ」「○○デキタヨー」「○○オイシイヨー」等と言って遊んでいます。そして、保育者にも「ナニガイイデスカ?」と呼びかけ、食べ物の注文を聞く子もいます。「じゃあ、コーヒーがほしいなぁ」と言えば「ハイ、コーヒーデスネ、スグモッテキマス」と、上手にやりとりをするようになりました。  
ごっこ遊びは、言葉だけでなく、友達との関わり、社会性等が育つ遊びなので、ご家庭でも一緒に遊んでいただけると、子ども達も喜ぶとともに、いろいろな育ちが助長されると思います。また、今月は劇遊びを始めたいと思っていますが、このごっこ遊びを生かして、みんなの前でも出来るだけ恥ずかしがらず、元気にせりふが言えるようにしていきたいと思っています。

さくら組 「マラソン、がんばってるよ!」

朝の体操の後に、保育園の近くをマラソンしています。すみれ組とさくら組と二列に並び、いっしょに走ります。笛の音に合わせながら、「ピッピ、ファイト! ピッピ、ファイト!」とかけ声をかけながら走りますが、スタート時は元気な声が出るものの、中間地点を超えた頃からえらくなるのか、声が小さくなったり、走りについて行けない子も出てきます。そこで保育者が励ましの言葉をかけながら、手をつないで走っています。
歩調が合わず前後の子とぶつかったり、つまずいて転んだりすると、まわりを走っていた子たちが「ダイジョウブ?」とやさしく声をかける姿も見られます。転んだ子も「イタイ!」と言いつつも、自分で起き上がり、がんばってまた走り始めます。
雨の日以外は毎日走るので、マラソンを始めたときより体力もついてきて、スピードも少し上がったように思います。寒い中、日々走る事によって、寒さに負けない強い体になり、少しでも体力の向上になるといいなと思います。

すみれ組 「なわとび、できるよ!」

12月から、月・木曜日になわとび遊びを楽しんでいます。初めは縄のまわし方がぎこちなく、1回ずつしか跳べなかった子が大勢いました。しかし、『じょうずになりたい!』という思いから何度も何度も挑戦し、お家で練習を重ねる子もいました。正月休み明けには、連続して跳べる子がぐんと増え、「センセ、ミトッテ」と言って、何回も跳んでみせるのでびっくりする程でした。  また、1つの縄に先生と入って跳ぶ“2人跳び”や“かけ足跳び”、大縄を使って歌(大波小波)に合わせて跳んだり…など、いろいろな跳び方を覚えて、ますます縄跳びのおもしろさを味わっています。今では、外遊びの時にも「ナワトビダシテ~!!」と要求してくるほど、気に入って遊んでいます。  寒い冬だからこそ、たくさん体を動かして温めたり、風邪に負けない強いからだを作っていけるよう、様々な運動遊びを楽しんでいけたらいいと思っています。お家でもぜひお子さんと一緒に楽しんでみて下さい。