きのもと 8月号

H27.8.1  木之本保育園

 暑中お見舞い申し上げます。
 梅雨が明けて以来、毎日暑い日が続いています。
 三歳以上児用のプールを新しくした事は既にお知らせしましたが、未満児用のプールについても、新しいものを購入しました。子ども達はピカピカのプールの中で元気いっぱい水と親しんでいます。
これからもまだまだ暑い日が続きます。こまめな水分補給や適切な休息に配慮しながら、子ども達が毎日元気に過ごせるよう、職員一同気をつけていきたいと思います。

★今月のねらい★

★今月の行事予定★

3日(月)
避難訓練 火災を想定し、戸外へ出る練習をします
7日(金)
小学4・5年生同窓会 在園児と一緒に遊んで交流をします。
10日(月)~
15日(土)
職員が交代で夏休みをとります。ご迷惑をおかけしますが、ご家庭で保育が可能な方は、ご協力をお願いします。
18日(火) 小学6年生同窓会(午前10時より)
高校2年生同窓会(午後4時半より)
25日(火)
誕生会 8月生まれのお友達をお祝いします。
27日(木)
英語教室 今月は都合により一回です。
31日(月) プール・夏のお昼寝終了

= 夕涼み会へのご協力をありがとうございました =

  先月25日に開催しました夕涼み会には、親睦会役員の方々をはじめ、すみれ、さくら組の保護者の方々、たんぽぽ組有志の方々など、たくさんの方にお手伝いをいただき、ありがとうございました。
  さいわい天候にめぐまれ、また、皆様のご協力もあってたいへん盛況となり、楽しいひとときを過ごせました。
  子ども達も、盆踊りやスイカ割り、おばけ屋敷など、それぞれに楽しい体験をしたことと思います。今後、保育の中で「夕涼み会ごっこ」をするなどして、さらに楽しみを深めていきたいと考えています。

☆ お子さんの健康を守り、夏を楽しく過ごしましょう

夏になって夜ふかしをしたり、遠出をして、大人のペースで行動することはありませんか?  夏は生活のリズムも崩れやすくなります。お子さんが健康な状態で暑い夏をのりきることができるよう、以下のことに配慮されるとよいかと思います。

  • 早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。
  • 炎天下に出るときは、帽子をかぶり、木陰で遊ぶ習慣をつけましょう。 …水遊び、セミ捕りなど夏ならではの遊びを楽しみたいですね
  • 汗が出たら、着替えをしたり、お風呂に入ったりして体を清潔にしましょう。
  • 冷たいジュース、アイスクリームなど食べ過ぎないように、おやつの時間を決めて与えましょう。 …園では、冷たいおやつは1日1回と約束しています。
  • クーラーなどの使用で、寝冷えをして風邪をひくお子さんがあります。冷房の設定温度、使用時間などに気を配りましょう。
  • とびひが流行する季節です。皮膚を清潔にして、虫さされや湿疹をひっかかないように気をつけましょう。

☆ 本荘公園プ-ルの利用について

 7月後半から8月いっぱい、すみれ・さくら・たんぽぽ組は、園内のプールだけでなく、本荘公園内にある市営プールを利用しています。本荘公園プールに行く日は、往復時に着用するTシャツを持たせて下さいますようお願いいたします。

  • 【利用日のスケジュール】
  • ①9 時 … 園庭にて体操をします(できるだけこの時間には登園をお願いします)  
  • ②9時30分 …朝の会(ごあいさつ)    
  • ③10 時 …プ-ルの準備をして本荘公園に出発 (10時30分頃より11時15分頃まで、地域のお友達の迷惑にならないように遊びます)
  • ④11時40分頃、保育園に帰ります。 
  • ⑤給食後、午後1時頃より、三歳以上児もお昼寝をしています。

= 中学生の職場体験学習について =

 学校の夏休みを利用して、本荘中学校の二年生女子4人が、7月30日(木)に、本園にて保育士の仕事を体験しました。
  これは毎年、中学校からの依頼により実施しているもので、中学生の子ども達が、将来社会に出て働くときに備えて、「働くこと」のきびしさや喜びを身をもって体験するとの趣旨で行われているものですので、本園も毎年協力をしています。
  今回体験に来てくれた中学生の中には、卒園児もいました。皆、子ども達と楽しく遊びながら、保育士という仕事の大変さも少し理解してくれたようでした。 予定の時間が終わっても、名残惜しそうにいつまでも子ども達とふれあっている姿が印象的でした。

★クラスだより★

もも組 『お歌遊びを楽しんでいます』

 毎朝、保育者が「お歌遊びしようね~」と声を掛けると、歌遊びが大好きな子ども達は保育者の前に集まります。まだ歩くことの出来ない0歳児もハイハイで来ようとしたり、手を上下に動かしアピールしたりします。
 いつも最初に行う”むすんでひらいて”では、片言ながら大きな声を出し、また、保育者の真似をして手を動かしながら歌う1歳児を見て、ニコニコ笑顔でそれを真似する0歳児は、とてもほほえましく目に映ります。
 最近では”水あそび”の歌をよく歌うので、保育者が「何にしようかな?」と考えるフリをすると「オミズ~!!」と嬉しそうに言い出します。歌が始まると、思い思いに立ち上がり歌ったり、踊ったりして楽しむ姿が見られます。
 最後に水てっぽうで水をかけるところでは、歌詞に出てくるアンパンマンやバイキンマン等のキャラクターを、子ども達や保育者の名前に変えて楽しんでいます。
 これからも、子ども達の好きな歌を保育者も一緒に楽しみながら、子ども達の言葉やリズム感を育てていきたいと思います。

ばら組 『自分で給食の準備が出来るようになりました』

 給食の準備は、鞄から給食袋を出すことから始まりますが、以前は鞄のチャックの開閉が難しく、自分でスムーズに出来ませんでした。しかし最近は、手つきもよくなり、両手を使って上手にチャックを開けられるようになりました。
 鞄から給食袋を出し、自分の席に座ると、袋の口元を上手に開けてナフキンを取り出し、敷きます。大きなナフキンの子は半分に折って敷きますが、折りにくいときは「センセ、ヤッテ」と言って、保育者と一緒に折るようにしています。次にお手ふきを袋から出したり、スプーンやフォークを出して、ナフキンの上に置いて並べる等、毎日の繰り返しでほとんど出来るようになりました。
 以前は「デキナイ」「ヤッテ」と言っていた子も、早く準備をして「ミテー」と自信いっぱいの笑顔を見せるようになってきました。自分で「できるようになった」という喜びと自信が持てるよう、これからも一人ひとりのペースに合わせ、ゆったりと関わりながら取り組んでいこうと思います。

たんぽぽ組 『発表会がんばったよ!』

 発表会に向けて、様々な楽器に親しんできました。初めのうちはあまり興味のなかった子も、徐々に覚えては褒めてもらううちに、自信を持って歌ったり踊ったりできるようになっていきました。当日は嬉しさや戸惑いの中、最後まで頑張ってステージに立てた事、みんなに拍手をもらい褒めてもらった事など、一つ一つの経験が子ども達の自信となり、最近では園生活の中でも子ども達の成長がたくさんみられるようになりました。
 ご挨拶の歌がとっても元気に歌えるようになったり、並び方が上手になったり、たくさんの持ち物の片付けも一つ一つ確実に覚えていく姿。そして大好きなプールに行くために、難しい着替えを自分で頑張っている姿など、少しずつの変化ではありますが、毎日のように新たな成長を発見しては嬉しく感じています。これは発表会を経験した成果だと思っています。
 こうした姿や意欲を見逃さず、小さな事でも見つけては褒めていくことで、より自信を持って、いろんな事が身につくようになると期待しています。

さくら組 『昆虫ってカッコイイ!』

 このところ子ども達は、夏の昆虫に興味津々です。以前から、部屋に置いてある図鑑の中のくわがた虫やかぶと虫などを見て「コノクワガタノ、ノコギリオオキイ!」などと話し目を輝かせて見入っていました。
 また、最近、他のクラスの子が本物のくわがた虫を持ってきていたので、子ども達は取り囲むようにして夢中で見ていました。「ボクモ イエデカットルヨ」「コンドモッテキテアゲヨッカ!?」と張り切っていた子もいました。
 粘土遊びでも昆虫を作るほど大好きなので、保育者が「折り紙でくわがた虫を作ろうか!」と話すと「ツクルー!」と意欲満々でした。くわがただけでなく、せみも一緒に折り、ハサミで切った木の枝と葉を貼り、そこに昆虫もつけていきました。くわがた2匹を戦わせるように、ツノとツノを重ね「タタカットルンヤテ!」と言ったり、クレパスでゼリーなどの食べ物を描いたり、それぞれお話をたくさんしながら楽しく製作をしました。
 これからもまだまだ続くと思われる昆虫ブームですが、より興味が広がるよう、夏ならではの昆虫や植物など、いろんな自然を見たり触れたりする機会をたくさん作っていけたら良いなと思います。

すみれ組 『お昼寝の準備、片付け、楽しいよ』

 三歳以上児も夏のお昼寝が始まり、その準備はすみれ組がしています。
 保育者がホールに掃除機をかけた後、子ども達が空拭きをします。一人ずつ雑巾を持って、一列に並び、合図と共に雑巾掛けを始めます。木目に沿って往復しますが、方向を変える時は、再度並び直して、また合図と共に進みます。どの子もお尻を上げて進んでいくのですが、こういう姿勢をほとんどしたことのない子ども達にとってはこれが難しく、途中で力尽きてしまう子もいますが、中には最後まで進むことができる子もいます。そんな中、「コレハ タノシイ!」と言う子が多く、毎日「キョー ヒルネ スル?」「ゾウキンガケ スルンデショ」と張り切っています。その後は、カーペットをホール一面に敷きます。カーペットの向きがあるので知らせると、子ども同士で「コッチガマエ」「オハナ ミルト ワカル」「モット コッチニ ヒッパラナイカン」「ココノセンニアワセテ」等と言いながら、みんなで力を合わせて準備しています。
 お昼寝時間になると、たんぽぽ組やさくら組の子とペアになって、小さい子の面倒を見て「タオルシイタ?」「コッチムキダヨ」と知らせる子もいれば、自分のを後回しにして手助けしている姿も見られます。そして、お昼寝が終わってみんなが起きてからは、カーペットの片付けです。四、五人で一緒にたたみ、指定場所へ運びます。
 このように準備片付けにはいくつかの作業がありますが、夏のお昼寝が終わるまでには、その一つ一つを楽しみながら、いろいろな力を身につけていくことと思います。