おたより紹介
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きのもと 2月号
H29.2.1 木之本保育園
1月中旬からぐっと寒くなり、雪も降りましたが、子ども達はかわらず元気いっぱいに遊んでいます。
それでも、ほほを赤くした子ども達の白い息や、上着の下にいっぱい着こんだ姿を見ながら、やはり春を待ち遠しく思います。
戸外で遊ぶのが、ついおっくうになってしまう季節ですが、子ども達の元気な声と、すみれ組が育てているチューリップの小さな芽の懸命な姿に励まされています。
今月のねらい
- 寒さに負けず、戸外あそびを十分楽しむ。
- 冬の自然に触れながら、季節の変化に興味や関心をもつ。
今月の行事予定
日付 | 行事内容 | ||||||
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1日(水) |
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2日(木) |
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3日(金) |
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6日(月) |
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7日(火) |
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9日(木) |
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11日(土) |
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14日(火) |
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15日(水) |
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16日(木) |
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18日(土) |
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24日(金) |
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24日(金)~ 27日(月) |
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27日(月) |
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※2月の後半は、毎日、園内で発表会の練習を行います。よろしくお願いします。
作品展のお礼
1月28日(土)・29日(日)の両日に、園児の作品展を行いましたところ、ご家族そろって観にきていただき、ありがとうございました。
感想カードもたくさんいただきました。
「力作ぞろいで、子ども達がとてもがんばって作っていたことが伝わりました。今回は生き物がテーマだったので、楽しみながら作ったんだろうなと思いました。」
「各クラスとも色とりどりで生き生きした作品ばかりで、見ていて楽しく感じました」
「製作時の写真が一緒に飾られていたので、様子がよくわかりました。楽しそうに作っている姿が印象的でした。」
「自分の子が立派な作品を作っていることに感動しました。大きいクラスの子の作品を見て、年齢ごとに、こんな上手になっていくのかと、見ていて参考になりました。」
「毎年、作品で子どもの成長を感じることができて、嬉しく思います。一人ひとりの個性も出ていて楽しい作品展でした。」
「毎年この作品展には驚かされます。(共同製作の)ワニも工夫がいっぱいで、ウロコが付いていて、ワニらしくできていました。ゾウの方も、鼻が動いたりしてすごかったです。」
「買った材料でなく、牛乳パックや玉子パックなど利用しているのもすばらしいと思いました。」
等の感想とともに、職員へのあたたかい励ましの言葉もたくさんいただきました。ありがとうございました。
また、親子ふれあい遊びにも、多数の方のご参加をいただき、感謝しております。親子で一緒におもちゃ作りをして、楽しい時間を過ごしてもらえたのではないかと思っています。
ひなまつり生活発表会・卒園式について
- 3月4日(土)に、ひなまつり生活発表会を行います。会場は木之本公民館です。
今回は「劇あそび」と「楽器あそび」を中心に発表します。たなばた生活発表会には参加しなかったもも組園児も今回は出演しますので、お子さんの成長した姿をぜひご観覧下さい。 - 卒園式は、3月25日(土)です。
冬を健康に過ごすために
この季節に特にかかりやすい風邪やインフルエンザですが、日頃、うがいや手洗いをていねいに行う習慣が身についていれば、かなり予防ができると言われています。
3歳以上になれば、自分でできることも多くなり、自分から手洗いなどの習慣を守ろうとします。保育園では、外遊びの後や、給食・おやつの前など、手洗い、うがいを励行していますが、ご家庭でも習慣が身につくよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
(1)手洗い … | ・手の平、手の甲、指の間などを丁寧に洗いましょう。 ・水分をしっかり拭き取りましょう。 ・清潔なハンカチを毎日持たせましょう。 |
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(2)うがい … | ・上を向いて、喉の奥までガラガラとうがいをしましょう。 ・3回以上繰り返しましょう。 |
(3)鼻かみ … | ・両手でティッシュペーパーなどを持ち、鼻をかみましょう。 (時々、片手でかむ子が見られます) ・鼻をかんだ紙は、すぐにゴミ箱に捨てましょう。(風邪の菌をばらまかないように) |
(4)せき … | ・せきが出るときは、マスクをかけ、つばを飛ばさないようにしましょう。 |
最近は、エアコンやファンヒーターなど暖房が完備しているご家庭も多く、室内温度20℃以上の中で過ごし、汗をかいているお子さんもいるのではないかと思います。保育園では、エアコン、ストーブの使用時には、室内温度をやや低めに設定しています。
また、窓を2箇所、2センチほどあけて換気するようにしています。最近の建築物は機密性が強く、換気がおろそかになりがちです。ご家庭でも、常に換気を心がけ、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
クラスだより
もも組 「バナナの皮が剥けるようになりました」
「さぁみんな、給食だからお部屋に行くよ!」と言うと、子ども達は一斉に駆け出して、ホールからもも組に戻っていきます。
給食の用意ができると「いただきます」の挨拶をし、子ども達はスプーンを上手に使って食べ始めます。
以前は、おやつや給食に出るバナナは、すぐ食べられるようにして渡していましたが、最近は皮付きのまま渡し、「バナナの皮、こうやって剥いてね。」と保育者がやってみせると、あらかじめ切り込みをいれた部分を捜し、剥けるようになりました。
時には保育者が手伝うこともありますが、自分でできた時は「デキタヨ!」と言って見せてくれます。普段バナナをあまり食べようとしない子も、剥けたときは全部食べることができます。
少しずつ指先を使った遊びもできるようになるので、これからも、いろんなことに取り組みながら、たくさんの興味に繋げていきたいと思います。
ばら組 「自分でジャンパーの脱ぎ着ができるようになってきています」
日課となっているトイレや午睡時の衣服の着脱は、ほとんどの子が自分でできるようになってきました。また最近は、以前より手先が器用になってきたこともあり、ジャンパー着脱時のボタンやファスナーのかけはずしも練習しています。
ボタンがけの方は、「ジブンデ」と言って一人ではめようとする姿が見られますが、ファスナーは少しむずかしいようで、「ジブンデヤル」とがんばるものの、うまくいかず、時には「センセー、ヤッテ」と保育者に手伝ってもらうこともあります。保育者がファスナーの蝶棒を入れるところだけやり、その後は一緒にスライダーを上げるようにしています。
毎日の繰り返しの中で少し慣れてくると、一人でスライダーを上げるようになってきました。毎回保育者がやり方を伝えながら手伝っていると、子どもも覚え、失敗しながらも、蝶棒をはめるところから挑戦するようになってきました。スムーズに自分一人でできた時はとても嬉しそうで、笑顔で達成感にひたっています。「できた」という実感が、これからの遊びや生活に生かされ、成長していくのだと確信しています。
たんぽぽ組 「お当番さん、がんばるよ!」
たんぽぽ組でも「お当番」を始めました。いつも朝になるとお当番の歌を歌っているすみれさんやさくらさんを見てきたので、お当番の話をした時はとても喜びました。また「キョウハダレノオトウバン?」「○○チャンノ、オトウバン?」と、やる気満々で保育者に聞いてきます。
お当番さんの仕事は、給食のごあいさつやおやつ時の牛乳やストローを配る等、保育者のお手伝いをします。保育者が「お当番さん、お願いします!」と声を掛けると、嬉しそうにお手伝いをしたり、お友達からも、「○○チャン、オトウバンサンダヨ~!」と知らせてくれることもありました。
また、お当番さんの方から「キョウ、オトウバンサンデスヨ~!」と、何かお手伝いすることはないか聞いてくる姿は、とても可愛いです。
子ども達にできる簡単な仕事を、お家でも頼んでみてはいかがでしょうか。きっと喜んでお手伝いしてくれると思います。
さくら組 「鬼見学に行ってきたよ!」
すみれ組と一緒に鬼見学に行くと言う話をすると、「エーッ!オニ コワイ?」「オニッテ ウゴクノ?」と興味津々だったので、保育者が「玉性院というお寺に鬼が飾ってあるから見に行くんだよ。」と話をすると、玉性院を知っている子は、「アッ!シットル」「ミタコト アル」「タットル ダケデ ウゴカナイヨ」などと友達に教える子も出てきて、怖がっていた子も不安はなくなったようでした。
当日は、天候にも恵まれ、鬼の見学日和となりました。玉性院に近づくと、「アッ!オニ ミエタ!」と、仁王立ちの鬼を発見し、子ども達は喜びと怖さと半々のようでしたが、しっかり見上げて「アッ!オニノメ ヒカットル」と言っては、じっくり見ることが出来ました。
また、玉性院では「アッ!コノオニノパンツ オオキイネ」「コノオニハ アシ マゲトル」等と楽しんで観察できました。そして、お参りした横には福の神が奉られていて、その姿もじっくり見る事ができました。
節分の日は豆まきをしたり、しっかり見てきた鬼の絵を描いたりして、節分を楽しみたいと思っています。
すみれ組 「にがいけど おいしい!」
すみれ組の子ども達が毎月楽しみにしているのが、お茶教室です。部屋のカレンダーを確認して、「お茶教室」と書かれていると、「キョウ、オチャキョウシツヤ!」「オカシナニカナ?」と心待ちにしています。
お茶教室では、まず正座をして皆で挨拶をしてからお菓子をいただきますが、その時には子ども同士で顔を見合わせ、先にお茶をいただく子は「オサキニ」、後の子が「ドウゾ」と両手をついて挨拶をする作法のところでは、いつになく改まりつつも、ちょっぴり照れくさそうな表情がとてもかわいらしいです。
お菓子を箸で懐紙へ置くときには、懐紙の向きや箸の取り方、戻し方など様々な作法があり、「アレ?ツギナンダッケ?」と迷うこともありますが、保育者が声を掛けることで少しずつ覚えてできるようになりました。
抹茶をいただく時には、真剣な表情をしながら、大きな茶碗を小さな手で持ち、苦いはずの抹茶を「オイシー!」「ウマイ!」と味わいながら飲んでいます。
そんなお茶教室も残り二回となりましたが、クラスの友達と一緒に、日常では味わえない、ゆったりと過ごすお茶の時間を大切にしていきたいと思います。