おたより紹介
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きのもと 10月号
令和6年10月1日 木之本保育園
日中は夏と変わらないような暑さがまだありますが、朝夕はずいぶん涼しさも感じられるようになってきました。
9月中旬になっても残暑が厳しかったため、子ども達は外遊びだけでなく、運動会練習もなかなか屋外でおこなうことができませんでしたが、ようやく思い切り外で遊んだり、 運動会の練習を頑張ったりできるようになり、子ども達の元気な声が園庭に響くようになってきました。
運動会当日には、おもいきり練習の成果を発揮することと思います。
そして、運動会が終わっても秋の青空のもと、元気いっぱいに体を使う遊びを楽しませてあげたいと思っています。
今月の目標
- 戸外で友達と一緒に、跳ぶ・走る・歩くなどの運動を楽しむ。
- 秋の自然に触れて、季節の変化に興味や関心をもつ。
- 約束や決まりを守って遊び、あと片付けは、みんなで力を合わせてしようとする。
10月の行事予定
日付 | 行事内容 | |||
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2日(水) |
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5日(土) |
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6日(日) |
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7日(月) |
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8日(火) |
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9日(水) |
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13日(日) |
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14日(月) |
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16日(水) |
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19日(土) |
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21日(月)~24日(木) |
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24日(木) |
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28日(月) |
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30日(水) |
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木之本地区市民運動会への出演について
10月13日(日)、木之本地区の市民運動会が開催され、ばら組以上の園児が出演することになっています。
集合時間等について、以下のとおり再度お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。多数の参加をお待ちしております。
日時 | 10月13日(日) ※雨天の場合は、14日(月・祝)に延期されます。 |
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場所 (集合場所) |
徹明さくら小学校 グラウンド 入場門付近に午前10時25分に集合 |
参加園児 | すみれ・さくら・たんぽぽ・ばら組(もも組は参加しません) |
出演時間 | 午前10時45分頃 ※進行状況により多少前後する可能性があります。 演目:「げんきだまとばせ」他 |
服装 | 半袖ユニフォーム 上下 (寒い場合は、長袖ユニフォームでもかまいません。) ※ばら組の服装は自由とします。(動きやすい服装) |
持ち物 | ハンカチ(通園カバンはいりません) 赤白帽子は、園から持っていき、会場でかぶせます。 |
解散 | 出場後(午前11時頃)に現地解散いたします。保護者の方は、退場門付近でお待ちください。なお、おみやげがありますので、必ず受け取ってお帰りください。 |
駐車場 | 当日、園の職員駐車場への駐車を可能とします。ただし、駐車可能台数は10台程度です。また利用予約はおこないません。他の方の迷惑にならないよう駐車いただき、市民運動会出演終了後はすみやかに移動してください。(道路への駐車はできません。) なお、市民運動会当日は、小学校駐車場や公民館駐車場には駐車できないとのことですのでご注意ください。(自転車での来場はできるとのことです。) |
いもほり体験について
昨年度まで、すみれ組とさくら組が、瑞穂市の畑で6月にじゃがいも掘りをおこなっていました。その畑は園長の親類の所有地でしたが、所有者の都合で、その土地が処分されることとなったため、これまでのようないもほりがおこなえない状況となっていました。
親睦会役員会での要望もあり、いもほりができる場所を探していたところ、山県市にある「体験農園みとか」という施設で、有料でさつまいも掘りができることがわかり、10月28日(月)に予約をすることができました。
参加クラスは、すみれ組とさくら組です。「みとか」への往復は、貸切バスを利用します。(いもほり費用は園で負担、貸切バス代は廃品回収収益金を活用します。)
午前中にいもほりを実施し、昼までに園に戻り、給食を食べる予定です。
そのため、バスでの出発が早めになります。詳細は、後日お知らせします。
なお、当日、すみれ組・さくら組保護者の方でいもほりに参加したいという方は、参加できる方向で考えています。(ただし、いもほり費用は自己負担となり、また現地までは自家用車等で往復していただくことになります。)
後日、保護者の方の参加希望を確認させていただきますので、よろしくお願いいたします。
クラスだより
もも組「少しずつ、おはなしができるね」
子ども達は、保育者に自分の思いを伝えようとする時、簡単な言葉や身振りで訴えようとする子が増えてきました。
まだ思うように話ができない子は、欲しい玩具があるとそれを指差したり、また、保育者に抱っこして欲しい時には、保育者の顔を見て、両手を差し出しながら、「アーアー」と声を出して伝えようとしています。
2歳になった子達は、はっきり分かるように「センセー」と言って保育者を呼んだり、玩具の取り合いになりそうな時は「○○チャンノー」と言って、自分の物である事を強調したりしています。
特に給食の時は、「オチャクダサイ」「○○チャンモー」等と言い、保育者が「○○欲しいんだね。ちょっと待ってて。これ食べてからね。」と話しかけると、「イヤヤー」と言ったり、「ウン」等とそれぞれの思いが話せます。一語文から二語文も話せるようになり、その言葉の理解も少しずつ出来るようになって、時には子ども同士で簡単な会話をするほほえましい姿も見られます。
今後も、一人ひとりにゆっくり繰り返し話しかけながら、発語を促していきたいと思います。
また、子ども達が発する言葉を保育士が丁寧に受け止め、子ども達が会話をすることの喜びを感じられるようにしたいと思っています。
ばら組「楽しくお片付けができています」
最近ばら組では、お片付けを頑張る姿が見られるようになってきました。一日の中で活動の節目に必ずお片付けをしています。特におもちゃをお片付けする場面がたくさんあります。お片付けを促すと、「はーい」と元気に返事をしてお片付けをしてくれる時もありますが、時には「まだ遊びたい…」となかなかお片付けができな時もあります。
保育者は日頃からお片付けが上手な子を「お片付け名人」と呼んでいますが、「誰がお片付け名人かめがねでみてみよう…」と言って覗いてみると、たくさんのお片付け名人が出てきます。「せんせいみて。こんなにもったよ」「これにいれたの」と、おままごとのボールの中に入れて持ってきたり、急ぎ足でたくさん片づける子もいます。「ばらさんかっこいいな。さすがばらさん!!」とほめると、とっても満足気なみんなです。
これからも遊びたい気持ちを受け止めながらも、遊びにはお片付けがつきものなので、楽しくお片付けが習慣づいていくといいなとおもっています。
たんぽぽ組「はさみで切るってたのしいな」
先日、ハロウィンのカボチャ作りをしました。今までのはさみ使いでは直線しかまだ切った事がなかった子どもたち。カーブがある線に戸惑いながらも、とても集中して挑戦していました。「できなーい!」「むずかしい!」という子が数名いましたが、はさみを持っていない方の手をどう動かすかなどを保育者が手を添えながら伝えたところ、最後まで頑張って、個性豊かなカボチャが完成しました。
このようにはさみを使うことが増え、一人ひとりが少しずつ使い方に慣れてきました。
子ども達が楽しんではさみを使い、ひとつの作品を作り終えると、「自分で作った!!」と達成感を感じているように思います。
今後も様々な用具や素材を使って、製作遊びをしていきたいと思います。
さくら組「まだまだ、暑いですね~!」
朝、登園し、部屋に入ると必ず誰かが「今日も暑いですね」「外で遊べるかな?」「熱中症になるから出られないよね」等と言うのが毎朝の会話になっていました。
ここ最近は、気温を見ながら体操の時間だけ戸外に出ていましたが、やはりまだ暑く、みんな汗びっしょりです。するとまた「暑い」の会話が始まり「プールに入りたいね」「入りたいけど顔つけはやだな」など話が横道にそれて盛り上がり、そばで聞いていて笑えてきました。
相変わらず厳しい暑さの日、K君とN君が「今日は雲がいっぱいあって涼しいから外で遊べるね」「土が黒いもん(注:日陰があること)」「先生に言ってみる?」「先生はすぐに「いこっか」とは言ってくれないよ。てごわいよ。」日頃から外へ出て良いかどうか思案する保育者の思いが分かるかのような会話に、また笑えてきました。
そんな中、S君が「先生外行ける?」と聞きに来ると、K君とN君がすかさず「土が黒いよ」「雲がいっぱいだよ」と外に出たいというアピールを保育者にした途端、急におひさまが出て暑くなってしまったので、クラスのみんなで大笑いしました。
日頃からまわりの状況を見ながら話をし、それを深めて盛り上げながら楽しく会話ができている子ども達の成長を、ほほえましくも頼もしく思いました。
すみれ組「折り紙たのしいな」
今、子どもたちの間では折り紙がとても流行っています。最初はクラスみんなで折り紙遊びをしても、「できない」「わからない」と折り方がわからず、あまり興味を示すことがなかったのですが、ある日Y君が本棚を見て、「折り紙の説明書がある」と部屋に置いてあった折り紙の本の存在に気がつきました。それを見ながらY君と私が一緒に折り紙をしていると、他の子も「ぼくもやってみたい」「わたしもやってみたい」と興味を示し、自分たちで本を見ながら折るようになりました。
わからないところは、「先生ここどうやるの?」と聞きにきたり、友達同士で教え合って作る姿も見られるようになりました。本の見方もよくわかるようになり、いろいろな物が自分で折れるようになったので、それが嬉しくて、毎日たくさんの作品を作り、大切に袋に入れて持ち帰る子もいます。
折り紙遊びを通して、難しいと思うことや、これまでできなかったことにも興味をもち、挑戦するようになって、そのことが子ども達それぞれの自信に繋がっていると思いました。
これからも様々な遊びを通し、失敗してもまた挑戦し頑張るという経験がたくさんできるといいなと思います。