おたより紹介
トップページ > おたより紹介
きのもと 11月号
H27.11.1 木之本保育園
木々の緑がいつの間にか赤や黄色に変わり、やがて風に吹かれて落ち葉になっていきます。朝夕の寒さをちょっぴり感じながらも、子ども達は戸外で元気いっぱい遊んでいます。
10月は運動会、市民運動会、秋の遠足、ふれあい動物園と、楽しい行事が目白押しでした。こうした行事をひとつずつ体験するごとに、子ども達は心身ともに一段と大きく成長した姿を見せてくれました。
11月は、美しい自然にふれながら、子ども達のエネルギーを思いきり発散させ、心身ともに充実した月にしたいものです。
今月のねらい
- 身近な秋の自然に触れ、自然の物を使って様々な遊びを楽しむ。
- 身近に働いている人々の仕事に関心をもち、感謝の気持ちをもつ。
- 交通のルールを理解し、自分から安全に気をつけて登降園する習慣を身につける。
今月の行事予定
日付 | 行事内容 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3日(火) |
|
||||||
4日(水) |
|
||||||
5日(木) |
|
||||||
6日(金) |
|
||||||
10日(火) |
|
||||||
11日(水) |
|
||||||
12日(木) |
|
||||||
13日(金) |
|
||||||
14日(土) |
|
||||||
17日(火) |
|
||||||
23日(月) |
|
||||||
24日(火) |
|
||||||
25日(水) |
|
||||||
26日(木) |
|
||||||
27日(金) |
|
運動会のお礼
先月4日に行いました園運動会の際には、保護者の皆様に、準備及び当日の運営、そして後片づけまでご協力をいただきありがとうございました。今年は天候に恵まれ、広々とした小学校グラウンドで、子ども達はのびのびと力を発揮できました。皆様のご協力のおかげで、木之本保育園らしい温かく楽しい運動会になったと思います。
子ども達も、お父さんやお母さん、おじいさん、おばあさんと楽しくふれあうことができ、とても喜んでいました。
また、翌週12日の木之本校区市民運動会出演も、雨で一日延期になったにもかかわらず、多くの皆さまにご協力いただき感謝しております。来年も、楽しい運動会を実施していきたいと思っています。
上履き用ぞうりの使用等について
たんぽぽ・さくら・すみれ組が使用している上履き用のい草ぞうりは、11月20日(金)まで使用します。靴下をはいて登園されても結構ですが、園内では健康のために脱ぐこともありますので、 靴下に記名をお願いします。24日(火)からの上靴・座布団の使用については、後日おたよりでお知らせします。
また、ベレー帽は今月から使用しますので、よろしくお願いいたします。
外遊びの時の服装の安全をチェックしましょう
11月になり寒さが増してくることから、防寒対策として、暖かいジャケットやマフラー、手袋などを身につけることも多くなってきます。そのまま公園で外遊びということも増えるでしょう。その際に、どのような服装が安全で適切なのか、チェックしてみましょう。
○薄着の習慣をつけましょう
肌着を着た上から、薄手の衣類を重ねて着ます。体を動かして暑くなった時に調整できる着せ方をしましょう。
○遊ぶ時には靴も注意
かかとの高いブーツや、飾りがついた靴などは、子どもにとって動きにくく、危険にもつながるので適しません。
○帽子をかぶりましょう
防寒だけでなく、転倒時に頭を守る役目もあります。外遊びの時には、耳は覆わないようにします。(耳を覆うと音が聞こえにくくなるため。)
○マフラーははずしましょう
遊具で遊ぶ時には、引っかかる危険があるのではずします。身につける時には、短いものにしましょう。
○フードやひもなどにも注意を
上着のフードやパーカーのひもなどは遊具にひっかかって危険なので、遊ぶ時には適しません。
○手袋は…
ポケットに手を入れるのを防ぐことができますが、遊具で遊ぶ時にはすべるので、はずしましょう。
○サイズやデザインも考えて
ぶかぶかの靴や、大きすぎてたるみの多い服、長いすそやそで、モコモコしたもの、毛足の長い素材の服は、遊びの時には動きにくく、遊具などに引っかかりやすいので適しません。サイズやデザインにも十分注意しましょう。
クラスだより
もも組 『絵本を見て、楽しんでいます』
毎日繰り返すことで、子ども達は、朝の歌遊びの後は絵本を見る時間だと言う事が分かるようになりました。保育者が絵本を選んでいると、子どもから「コレ…!」「クルマ!」「アンパンマンガイイ!」等と言ってくるので、そういった絵本を見せることもありますが、時には、「今日はこの絵本を見てみようね。」と言って、“くうちゃんえほん”や“ノンタンシリーズ”等の、今まであまり読んだことのない絵本を見せる時もあります。すると子ども達は、保育者が選んだ本がどんな絵本か興味を持ち、ページをめくるごとに「アッ」「ワンワ」「クルマ」「○○シトル」等と、それぞれ知っている物の名前を言いながら、楽しんで絵本を見ています。
最近では、保育者が質問した事に対して応えるようになり、色を言ったり、車の名前を言ったりする子も見られるようになりました。0歳児もみんな1歳を過ぎ、絵をじーっと見たり、絵本に触れようとして興味を持ち始めています。0歳児はこれからいろいろな単語を覚え、1歳児は言葉の数が増える時期です。絵本の読み聞かせは発語を促す良い教材でもあるので、今後も、子ども達の好きな絵本や発語を促すような絵本を選んで読み聞かせを続けたいと思います。
ばら組 『友達の存在が少しずつ大きくなってきているようです』
朝、「今日は誰がお休みかなぁ?」と欠席の子について保育者が聞くと、部屋に飾ってある誕生日表の顔写真を見ながら「ウーン…」と考え、「ア!○○クンガイナイ!」と答えます。毎日繰り返すうちに、保育者が聞かなくても「ネーネー、○○クンハ?」と友達がいない事に気づく子も出てきました。
また、お友達と手をつなぐよう促すと、「○○クン、イッショニツナゴ!」と声をかけたり、「○○チャントツナギタイ」と言いながら友達を探したりと、名前を呼び合って手を繋ごうとする姿が増えています。時には「ボクモ、○○チャントイッショニツナギタカッタ…」とお互いの思いがぶつかりトラブルになってしまう時もあります。
そんな事もありますが「○○チャンハ オトモダチ!」「ボクノ○○チャン!」と言うので、やっぱり大好きな存在であるようです。大好きな友達であるがゆえに、時にはトラブルが起きることもあると思いますが、これからも友達の存在を意識し、お互いに関わりを持っていって欲しいと思います。
たんぽぽ組 『運動って楽しいね!』
雨の日以外は毎日、朝の体操の後に園庭にて運動遊びをしています。4月当初に比べると、それぞれに体力もつき、また様々な事に挑戦してみようとする姿も増え、運動遊びの内容も少しずつ活発になってきています。運動会ですみれ組さんが使ったキャタピラを使いリレーをしたり、転がしドッジやサッカー等、毎朝元気に取り組んでいます。
そういった運動の中で、子ども達が最近特に挑戦しているのが鉄棒と登り棒です。朝の運動遊びでは鉄棒にぶら下がったり、登り棒につかまってみたりと少しの挑戦しか行ってなかったのですが、自由遊びでは、子ども達自ら挑戦!!まだ少し背丈が届かないので玩具のバケツを逆さまに置いて土台にします。そして「センセー!ミテー!」と大きな声で保育者を呼び、前回りや足抜き回りを見せたり、登り棒の高い所に登り、“ここまで登ったよ”と嬉しそうな表情で教える等、私たちも日々驚いています。これまでは、お兄さん、お姉さんの姿を見ていることが多かったこの遊びも、成長とともに出来るようになり、嬉しくて嬉しくて今では毎日挑戦する子どもの姿があります。
そんな挑戦をする子ども達一人ひとりの姿を十分認め、“できた”という達成感・満足感につなげていくよう、これからも関わっていきたいと思います。
さくら組 『マーブリング、面白かった!』
画用紙にマーブリングをして七五三の千歳飴袋作りをしました。
マーブリングとは、専用の絵の具を水を張ったバットに垂らして軽く混ぜ、そこに表れた模様を画用紙に写し取る技法です。保育者が一度手本を見せると、綺麗なマーブル模様が映し出されたのに驚き、「スゴイ!」「マホウノエノグヤ!」と言っていました。
どの子も「ヤリタイ!」と言って意気込んでマーブリングをしました。いろんな色の中から好きな色を三つ選び、1色ずつポトッと水面に垂らして、ストローで静かに混ぜました。そこに画用紙を置き、少し待ってから自分で取り出しました。すると綺麗にマーブル模様が写し取れたので「ワァーキレイ!」と大喜びで、「ナンカメイロミタイ」と、その模様を予想以上に面白く感じた子もいたようです。
友だちが行っている間も、「ナニイロニスルノ!?」と寄ってきて聞きながら、絵の具のキャップをとって渡したり、画用紙を持っていてくれたり等々、一緒に出来上がりを見たい様子でした。完成すると「オオーッ」と言って一緒に喜び、拍手をする子ども達でした。
これからも、様々な行事の中で製作事があるので、時には子ども達があっと驚くような、面白い方法や素材を用意し、一緒に楽しんでいけたら良いなと思っています。
すみれ組 『山登り、楽しかったよ!』
梅林公園への遠足を子ども達はとても楽しみにしていて、「シュウゴウジカンハ、8ジ45フンダネ」「ドングリタクサンアルカナー」等、毎日遠足の話題でもちきりでした。当日は忘れ物もなく集合時間も守れ、誇らしげにリュック姿で登園してきた子ども達でした。山に登っていく途中では、どんぐりや木の実を見つけ「アッ!ワレトル!」「コノドングリ、アナアイトルデ ムシハイットル」と保育者に見せていましたが、どんぐりは昨年の物と思われる物が多く、今年のは少なく残念でした。それでも足取りは軽やかで、年長児らしい体力を見せ、元気に頂上にたどり着きました。
頂上では嬉しくて「ヤッホー!」と言い、「アレッ?ヤマビコカエッテコナイ」とか「ワァー!オウチチイサァイー!」「オモチャミタイ」「ブロックミタイ」と様々な感想を言い合い、登頂した喜びを満喫していました。そして皆よりゆっくりと登ってきたYちゃんと保育士を見つけると、「アッ!Yチャンダ!」と言ってみんなが集まり、「オーイ Yチャーン」「アトスコシダヨ」「ガンバッテー!」と口々に応援が始まりました。Yちゃんもその声に元気をもらった様子で、頑張って頂上まで登り、すみれ組みんなで「ヤッター!」と喜び合いました。
これからもまだ芋掘り遠足、七五三参りと園外保育がありますが、楽しい思い出をたくさん作っていこうと思っています。