きのもと 12月号
H27.12.1 木之本保育園
例年になく温かい11月でしたが、さすがに下旬になると寒さが増してきました。いよいよ本格的な冬を迎えようとしています。それでも園の子ども達は、寒さ知らず、といった様子で戸外あそびを楽しんでいます。
これからはインフルエンザが流行したり、またノロウィルスなどの感染性胃腸炎の発生しやすい時期です。健康管理に注意して、寒い季節に必要な生活のしかたを教えていきたいと思います。
今月はお店屋さんごっこ、餅つきなど楽しい行事をたくさんひかえ、子ども達にとって楽しみの多い月になりそうです。平成27年の残り一日一日を大切にし、年末ならではの行事に元気に参加できるようにしたいものです。
今月のねらい
- 暖房器具のまわりでは、安全に気をつけ、約束を守って遊びを楽しむ。
- 異年齢の友だちと交流をしながら、作品展に向けた話し合いをする。
- 年の暮れの様子に興味や関心を持ち、お正月を楽しみに待つ。
今月の行事予定
日付 |
行事内容 |
8日(火) |
内科検診(午後) |
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11月に都合で実施できませんでしたのでこの日に行います。 |
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9日(水) |
お店やさんごっこ |
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今年のお店は「ハンバーガーショップ」と「文房具店」です。 |
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10日(木) |
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11日(金) |
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15日(火) |
おもちつき |
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地元の老人クラブや民生委員の方々と交流しながら、もちつきを楽しみます。 |
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16日(水) |
にこにこママルーム |
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お店やさんごっこのビデオを見て話し合います。ぜひご参加下さい。 |
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18日(金) |
保育参観(午前) |
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親子での避難訓練も実施予定です。参観後、クラス懇談を行います。 |
交通指導(午後) |
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親睦会役員の方々による指導です。 |
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19日(土) |
廃品回収 |
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今月は、ばら組とさくら組が当番です。ご協力をお願いします。 |
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21日(月) |
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22日(火) |
誕生会(クリスマス会) |
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12月生まれのお友達をお祝いします。サンタさんが来てくれるかも…。 |
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23日(水) |
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24日(木) |
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28日(月) |
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29日(火)
~1月3日(日) |
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1月4日(月) |
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送迎時の車上ねらいにご注意下さい
日が暮れる時間が早くなっています。この時期には、例年、市内保育園で車上狙いの被害が発生します。一昨年の11月には、本園前の道路でも被害が発生しました。車を園の前に駐めて、お迎えのため園内に入られた5分程度の間に、助手席のバッグを盗まれるという状況でした。
このような被害が起きないようにするため、送迎の際には、以下のことをお守り下さるようお願いいたします。
- 自動車でお子さんを送迎される際には、車を離れる時間が短くても必ず施錠をし、また、車内にカバンや貴重品を置いたままにしないようにして下さい。
(施錠してあっても、窓ガラスを割って荷物を持っていく場合もあるとのことです。)
- 自転車で送迎される方も、自転車カゴの中にバッグや貴重品を置いたままにせず、必ず持って園内に入って下さい。
- 以上の注意は、送迎をされる方(おじいさん、おばあさんなど)皆さんに、お伝え下さいますようお願いいたします。
年末の交通安全県民運動が実施されます
12月11日(金)から20日(日)の間、「年末の交通安全県民運動」が実施されます。スローガンは「無事故で年末 笑顔で年始」です。
過去の事故発生統計によりますと、以下のような状況があるそうです。
- 12月は1年のうちで、最も交通事故(人身事故)が多い月
特に、歩行中・自転車に乗っている人の被害が増加しています。
しかも、全事故の約3割が、午後4時から午後8時に発生しているそうです。
そのため、この時間帯を「魔の時間帯」と呼ぶとのことです。
- 12月は1年のうちで最も飲酒運転による事故(人身事故)が多い月
以上のことから、今回の運動の重点は以下の三点とされています
- 夕暮れ時と夜間(特に「魔の時間帯」)における交通事故防止
・自動車は早めのライト点灯を。
・歩行者、自転車は、反射材の着用を。
→お互いに、早めに気づいて事故防止
- 飲酒運転の根絶
・飲酒運転を「しない」「させない」「許さない」
- 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
・全席シートベルト着用義務の周知徹底
→道路交通法では、全席のシートベルト着用と、6歳未満の幼児の
チャイルドシート使用が義務づけられています。
自動車や自転車でお子さんの園への送迎をされる方も多いと思います。
どうか交通安全に注意して、楽しい年末年始を過ごされることを願っております。
クラスだより
もも組 <なぐり描きやシール遊びが好きなもも組さんです!>
これまで経験したことのない遊びやおもちゃを用意すると、子ども達は最初は手を出さず、じっと見つめています。しかし保育者が、「こうやって遊ぼうね」と言って方法を知らせ、一緒に遊び出すと、すぐに慣れて楽しめるようになりました。
最近は、「今日はお絵描きしようね」と誘うと、「オエカキ?」「カキカキスルー」と言って、楽しそうになぐり書きをします。また、保育者が、ペンやシールを渡す時、色の名前やシールの絵柄を知らせると、使うたびに、「コレハ?」「ナニ?」と聞くので、「○○だよ」と伝えると、それを復誦しながら遊ぶこともあります。
0歳児も、ペンやシールに興味を持ち、触ろうとするので、保育者が手を添えると、線を自由に描いたり、シールを貼ったりして楽しんでいます。
以前は指の力も弱かったので、台紙からシールをはがすこともなかなかうまくできませんでしたが、保育者が少し手伝うことで、上手にはがしたり貼ったりできるようになりました。
これからも、指先を使う目新しい遊びをいろいろ取り入れて楽しめるようにしたいと思います。
ばら組 <製作遊びを楽しんでいます!>
10月より折り紙を折ったり、切ったり、貼ったりする遊びをしています。最初に折ったのは、おにぎりやサンドウィッチです。保育者の説明を聞いて折り始めましたが、思うように折れないので、保育者が一人ひとりに手を添えて折るようにしました。
2回目はバスを折りました。角と角を合わせて折るのは、この年齢では少しむずかしいと思いましたが、少し慣れたのか、なんとかできました。また、このバスにタイヤや窓をのり付けする時は、指に付けたのりをそのままチョンと紙に置いて貼り合わせようとしていたので、塗り広げることを保育者がやって見せたり、保育者が指を添えて一緒に塗り広げました。
3回目の新幹線折りでは、少しずつ要領が分かるようになり、完成すると、「デキター」と子ども達の目はキラキラしていました。「コレ○○クンノ」「コレ○○チャンノダヨ」と友達と見せ合ったり、保育者に見せ、ほめられると喜ぶ姿も見られました。一枚の折り紙が形になるという製作の楽しさが分かったようです。
これから折り紙遊び以外にも製作遊びが楽しく出来るよう、また、自分が作ったという喜びが味わえるような遊びを提供していきたいと思います。
たんぽぽ組 <ドングリたくさんうれしいな♪>
10月の遠足の時もそうでしたが、この秋はどこへ出掛けても少ししかどんぐりを見つけられず、『今年は不作かな』とあきらめかけていたある日のお散歩。「きれいな色の葉っぱを集めてこよう」と言って出掛けた本荘公園で、ついにどんぐりとしいの実を発見!!ずーっと探していたので、子ども達は、「ミテミテ!コッチ二アッタ!」「ボウシ、ツイトル」「コレメクルト、ドングリ、デテクルンヤテ!!」と宝物を見つけたように目を輝かせていました。落ち葉と一緒に宝箱へ集めて、早速みんなで持ち帰りました。
その後、砂遊びや粘土遊びでどんぐりや葉っぱを使ったり、製作をしたり等、いろんな遊びに使って楽しみました。特に粘土遊びでは、ケーキを作り、お客さんとケーキ屋さんに分かれてごっこ遊びに展開。「コレクダサイ」「10エンデース」「オイシイ!!」みんな大満足の活動となりました。
どんぐりを拾ったことで、秋を身近に感じ十分満喫した子ども達。今では、“あわてんぼうのサンタクロース♪”を口ずさみながら冬が来るのを心待ちにしています。今しかできない経験を沢山重ねながら、これからもその季節ごとの自然をしっかりと味わっていけるような遊びをしていきたいです。
さくら組 <絵本借りるの、楽しみ!>
子ども達は、絵本貸し出しをいつも楽しみにしています。沢山の絵本の中には、どの子にもお気に入りの本があるようで、前の週に借りた本を「マタコレニシター」と言って迷わず選ぶ子もいれば、興味のある本をとって、一度見ては戻し、別の本をとって見て…と、じっくり選ぶ子もいます。だんだんと絵本のストーリーの面白さが理解できるようになってきているので、月曜の絵本返却時に、保育者や友達に、「サイショハ、ベビーカーノ ヒコウキナンダヨ」「チョウチョオイカケタケド、チガッタンダヨー」等内容を教えたり、「オモシロカッター!」「オカアサンニ、ヨンデモラッタヨ」等と嬉しそうに話しています。また、少しずつではありますが、絵本の文字を見て、一字一字声を出しながら読む姿も見られます。
これからも、絵本を通して、子ども達とストーリーの内容を話し合ったり、お話や絵の面白さを分かち合えたら良いなと思っています。ご家庭でも、ぜひお子さんと一緒に楽しく絵本を見る時間を作っていただけたらと思います。
すみれ組 <お茶教室、楽しいよ!>
月に1回行われるお茶教室は、子ども達がいつも楽しみにしている活動の1つです。
2つのグループに分かれて、1グループ30分~40分程行います。この時間は正座で参加しなければいけません。途中、足が痛い時は、少し崩すこともありますが、初めの頃に比べると、この正座も随分長くできるようになってきました。そして、子ども達が特に楽しみにしているのが、この教室だけで頂ける甘いお菓子です。毎回「キョーハ ナニカナ~?」と心待ちにしているようです。
お茶の作法は、毎回1人ずつ丁寧に教えてもらえるので、子ども達も無理なく身についているように思います。この間も、普段の遊びの中で、器を両手で持ち、「イナダク」と言いお辞儀をして、お友達に「オサキニ」と言って「ドウゾ」とあいさつする等、お茶教室ごっこをする姿があり、とても微笑ましく思いました。
先日は初めて、茶筅を持ってお茶をたてるおけいこをしました。初めは「ワァー、ムズカシソー」「ウエノホウデ、マワスンダネ」と言って、真剣に立てていました。勢い余って、器からお茶をこぼす場面もありましたが、お茶に小さな泡が立つと「アワ、デタ!」と喜び、自分がたてたお茶を「オイシィー」と言って満面の笑みで飲んでいました。少し苦みのあるお茶のおいしさを味わっている様子でした。
お茶教室は3月まであと4回行いますが、日本の文化を学ぶ静かで特別な時間を楽しんでいきたいと思います。