おたより紹介

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きのもと 1月号
H28.1.1 木之本保育園

あけましておめでとうございます 職員一同

 よいお正月を迎えられたことと思います。
 本年も一人ひとりのお子さんの気持ちや思いを受けとめながら、それぞれのお子さんの発達に配慮しつつ、よりよい保育を行えますよう、職員一同、力を合わせてがんばりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
 寒さの厳しくなる時期です。そんな中でも子ども達は元気ですが、かぜやインフルエンザなどが流行する季節でもあります。手洗い、うがいを丁寧にして乗り切りましょう。
 今月30日(土)31日(日)には、作品展を開催します。自分達で決めたテーマに沿って、子ども達は作品作りを始めます。どうぞお楽しみに。

今月のねらい

  • お正月の遊びを通して、文字や数、図形などに興味や関心をもつ。
  • 冬の自然にふれながら、寒さに負けず元気に戸外遊びを楽しむ。
  • 様々な素材を利用し工夫しながら、作ったり描いたりなど、自由に表現して楽しむ。

今月の行事予定

日付 行事内容
1日(金)
元  日
4日(月)
保育始め
7日(木)
身体測定(もも組・ばら組・さくら組)
8日(金)
身体測定(たんぽぽ組・すみれ組) お茶教室
11日(月)
成人の日
12日(火)
絵の指導 
14日(木)
誕生会 1月生まれのお友達のお祝いをします。
15日(金)
避難訓練 地震を想定した訓練を行います。
16日(土)
廃品回収 今月の当番は、すみれ組、たんぽぽ組です。
親睦会役員会 廃品回収終了後に行います。
親子ふれあい事業 申込みいただいた方は、劇団飛行船の観劇ができます。
19日(火)
英語教室 今月は都合により1回です。
20日(水)
鬼見学 すみれ・さくら組が加納玉性院まで鬼を見に行きます。
21日(木)
絵の指導
23日(土)
年長児親睦会総会
(午前)
お別れ遠足の日程、卒園記念品等について話し合います。すみれ組保護者の方はご出席下さい。
29日(金)
作品展準備 ご都合のつく方は3時にお迎えをお願いします。
30日(土)
~31日(日)
作品展 30日午前には、親子ふれあい遊びを行います。
2月1日(月)
作品展写真撮影 朝9時までに登園をお願いいたします。

作品展について

 1月30日(土)・31日(日)には、作品展を行います。
 今年のテーマは、「うごく」に決まりました。海グループと空グループに分かれた子ども達がそれぞれ協力して、テーマに沿った共同製作を行います。あわせて、お子さんの個人作品と描画も展示します。(もも組も作品を制作します。)
 子ども達一人ひとりが、自分の思いを表現できるように、保育者と一緒に、工夫をしながら取り組みますので、ぜひご家族でご覧下さるようお願いいたします。
 また、30日(土)午前には、「親子ふれあい遊び」を行いますので、こちらにもぜひご参加下さい。

元気な小学一年生になるために

 すみれ組のお子さんの園生活もあと三ヶ月となりました。入学前の健康診断もそれぞれ終わり、お子さんも、小学校入学のことを意識するようになってきているのではないでしょうか。
 小学一年生としての生活を、心身ともに健康でスタートできるよう、次のような生活習慣が身についているか(身につきつつあるか)、ご家庭でも、一度確認して下さると良いかと思います。

  • 朝は起こされなくてもひとりで起きられますか?(朝7時には起きましょう)
  • 用便はひとりでできますか?    
  • 朝、家を出る前に、大便をすませる習慣はついていますか?
  • 食事の時に席を立ったり、ふざけたりしないで食べられますか?
  • だらだらと時間をかけすぎて食事をしていませんか?
  • 「自分の事は自分でする」という習慣ができていますか?(衣服の着脱、登校の準備、遊びの後かたづけなど)
  • 呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返事ができますか?
  • 自分のことを「○○くん」「○○ちゃん」と言うのでなく、「ぼく」「わたし」と言えますか?
  • 先生や、お父さん、お母さんの話すことを、静かに聞くことができますか?
  • 大人に言われたことを、すぐ行動にうつせますか?
  • 困ったときには、大人に対し、そのことを自分から伝えることができますか?
  • 道路を歩く時は、言われなくても右側通行をしていますか?
    (事前にお子さんと一緒に通学路を歩いて、信号の見方や、危険な場所を知らせておきましょう)
  • 夜ふかしをしないで、早く寝ていますか?

 今の時点で、以上の習慣がすべて身についていなくても焦る必要はありませんが、入学までの三ヶ月の間に、少しでも身につけていけると良いですね。園でも、子ども達に促していきたいと思っています。
 お子さんが毎日規則正しい生活を送れるよう見守っていただきながら、あまり緊張させたり、プレッシャーをかけるようなことは避け、小学校は楽しいところ、たくさん友達のできるところだということをよく知らせてあげて下さい。


クラスだより

もも組 「トイレに興味を持ちはじめたももぐみさんです」

 オムツ交換の際、保育者が「おトイレ行こうね」と声をかけると、保育者のもとへ来てはオムツをはずしてもらおうとしたり、月齢の高い子は自分で脱いでみようとする姿が見られるようになりました。
 トイレに行き始めたばかりの頃は、保育者が誘っても、いつもとは違う雰囲気に戸惑ってしまい、なかなか行こうとしませんでした。
 しかし、月齢の高い子は少しずつトイレやオマルで排泄する回数が増えたり、保育者がその都度、「おしっこ出たね!」「良かったね!」等、声をかけると、そのうち子ども達の方から「デタヨー!」「センセーミテ!」と教えてくれる事も多くなってきました。また、0歳児の子も、そんな1歳児の姿を見てトイレに向かおうとしてみたり、「ネー-ネー!」と言っては、”トイレに行きたい”とアピールするようになりました。オマルに座ると自分もみんなと一緒というのが嬉しいのか、ニッコリ笑顔を見せ、ゆったりと座っています。
 これからも、一人ひとりのペースに合わせながらトイレに誘うようにしますが、もも組さんにとってトイレでの排泄はまだまだ遊びのひとつなので、無理のないようにしながら、少しずつでも排泄の習慣が身につくようになればいいなと思っています。

ばら組 「歯磨きを楽しんでやっています!」

 11月から給食の後に歯磨きを始めました。最初の歯磨きの時、子ども達は、自分の歯ブラシを、「○○チャンノプリキュアダヨ!」「ボクハカメンライダーノ ハブラシ!」「○○チャンハキイロ」などと見せ合い、とても嬉しそうでした。自分の歯ブラシの特徴をすぐに覚え、次の日には保育者が伝えなくても、歯ブラシ入れから「コレ○○クンノ」「ワタシハコレ」と自分で取っていく姿に驚かされました。
 歯磨きを嫌がる子は1人もおらず、給食が終わると「ハミガキスルー!」と、急いで歯磨きをする場所へやってきます。友達同士で顔を見合わせながら「アー」と口を開けてシャカシャカ磨いたり、「ウエノハ~シタノハ~」と歯磨きの歌を口ずさみながら楽しそうに磨いています。
 一通り自分で磨いた後には保育者が仕上げ磨きをしていますが、どの子も「センセーヤッテ!」と嬉しそうに言い、自分から「アー」と大きく口を開け、磨き終わるまで静にしていることができます。
 これからも歯磨きの気持ちよさを感じ、習慣となるよう、楽しい雰囲気の中で歯磨きを行っていきたいと思います。

たんぽぽ組 「一緒に遊ぶの楽しいね!」

 お友達との会話も遊びも楽しむことが出来るようになったたんぽぽ組の子ども達。そんな子ども達の中でブームになっている遊びが、「ヒーローごっこ」や保育参観で見ていただいた「お店やさんごっこ」、そして「お家ごっこ」といった「ごっこ遊び」です。
 ヒーローごっこでは、男の子だけでなく女の子もヒーローやプリキュアになりきり、一列に並んで園庭内を走ったり、遊具を上がったり、滑り台をすべったりと、チームになって遊ぶ姿があります。お家ごっこでは、「○○ハ、ママネ~」「○○チャン、バブチャン、ダヨ~」となりきる役も増え、お母さん役の子は、赤ちゃん役の子のためにご飯やミルクを作ったり、赤ちゃん役の子は、「ウーウー」と赤ちゃん語を使ってみたりと、お互いにどんな役も楽しんでいる姿があります。時にはネコや犬になりきる子どももおり、可愛い動物さんも時々見られる等、保育者が間に入っていなくても、子ども同士で様々な遊びを始めることが本当に多くなりました。そんな遊びを見守っている私たちも楽しんでいます。
 ごっこ遊びは、様々な役になりきることによって、いろいろな言葉の使い方を覚えたり、友達と仲良くする方法を年少児なりに身につけたり、また、その遊びに必要な物を考えて作ったり等々、学ぶことがたくさんあるので、これからもお友達と仲良く、そして様々な遊びを楽しんでいけるよう、そばで見守りつつ、一緒に遊びを楽しんでいきたいと思います。

さくら組 「大掃除したよ!」

 年末に、子ども達と一緒に部屋の大掃除をしました。
 まず、ロッカーの中の道具箱の整理をし、その後自分のロッカー内を雑巾で拭きました。拭き終えると、どの子も「キレイニナッタヨ!」「ツギハドコヤレバイイ?」と言って意欲満々です。部屋のドアや上靴入れなど、いたるところを分担して拭いていきました。拭きながら「コンナニホコリアッタヨ」「コスッタラ、ヨゴレオチタヨ!」などと言って、汚れのついた雑巾を何だか嬉しそうに見せていた子ども達です。
 そのうちドアのさんやゴミ箱、物が置いてある所を動かして隅の方にたまっているホコリなど、自分達で汚れている所を見つけ出し、次から次へと拭いていました。雑巾に汚れがたまると「アラッテクル!」と言って水道で洗い、自分なりにぎゅっと絞ります。
 最後に、みんなで床を雑巾掛けしました。拭いた所の床が濡れて色が変わるので、濡れていない所が無くなるくらい隅々まで「ココモ!」「コッチモ!」と言って、拭く事に夢中になり、また、みんなで一緒に掃除する面白さを感じているようでした。
 お正月を迎えるために、身の回りをみんなできれいに掃除する事の気持ちよさが味わえた時間だったのではないかと思います。

すみれ組 「ハンドベルで演奏したよ!」

 園のクリスマス会の時、「きよしこのよる」をハンドベルと鈴を使って演奏しました。
 ハンドベルを使うのは初めてなので、まず保育者が音の出し方を知らせると、「オォー!」「キレイー!」「イロンナオトガアルノ?」「ヤッテミタイ」とすぐ興味を持ちました。音は曲に合わせて和音で出すようにしました。あらかじめハンドベルに赤色や緑色のテープで印をつけ、音階が分かるようにしました。また、大きな紙に歌詞を書き、どこでベルを鳴らすとよいか印をつけました。練習の時、ハンドベルを持つ度に振り回して音を出したりするので、鳴らさない時はベルを手で押さるようにしました。
 クリスマス会当日は、サンタクロースが登場したことにより、子ども達はかなり緊張したようで、出番が近づくと「ナンカドキドキシテキタ」「ワァーキンチョースルー」と言う子が出てきたほどでした。
 しかし、いざステージに立つと、どの子も静かに曲のスタートを待って演奏し始め、とてもきれいな音と歌声がホールに響き渡りました。曲が終わると、約束通りにハンドベルを手で押さえ、誰も余計な音を出さず静かにおじぎをしました。
 今年最後の年長児の誇らしい姿を見せたことで、サンタさんを初め、他のクラスの子達からもたくさんの拍手をもらい、子ども達もやりきったという達成感に満足の様子でした。

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