きのもと 7月号
H28.7.1 木之本保育園
まだまだ梅雨空を仰ぐ日も多く、すっきりしない日々が続いていますが、気温はずいぶんと高くなり、本格的な夏がもうそこまで近づいているのだな、と思わせてくれます。園庭にたくさん咲いていたあじさいも、すっかり盛りを過ぎ、代わりに、すみれ組の子ども達が育てている朝顔が咲く気配を見せています。
7月、園では夏にしか味わえない水遊び、プール、夕涼み会といった行事がたくさんおこなわれます。月の初めには七夕生活発表会もあります。子ども達一人ひとりが、それぞれに楽しみながら自分の力を発揮できることを願っています。
今月のねらい
- 様々な水遊びを通して水に親しみ、友だちと一緒にプール遊びを楽しむ。
- 友達と一緒に、七夕生活発表会に参加することを楽しむ。
- お昼寝の約束がわかり、準備や後始末をひとりでしようとする。
今月の行事予定
日付 |
行事内容 |
1日(金) |
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2日(土) |
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4日(月) |
発表会記念写真撮影 |
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朝9時から撮影します。もも組も撮影します。 |
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5日(火) |
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7日(木) |
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8日(金) |
平和の鐘 |
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世界平和を祈念して、すみれ組が鐘を鳴らします。 |
身体測定 (たんぽぽ・ばら・もも組) |
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9日(土) |
廃品回収 |
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当番はたんぽぽ組、さくら組です。よろしくお願いします。 |
親睦会役員会 |
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親睦会役員の方は、夕涼み会チケット集計作業をお願いします。 |
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11日(月) |
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12日(火) |
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13日(水) |
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15日(金) |
おひるね開始 |
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三歳以上児も夏季の間、おひるねを行います。 |
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18日(月) |
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19日(火) |
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20日(水) |
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21日(木) |
小学一年生同窓会 |
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卒園児が園に集まります。 |
絵の指導 |
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22日(金) |
小学二・三年生同窓会 |
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うちわ持ち帰り |
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夕涼み会で使う手作りのうちわを持ち帰ります。 |
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23日(土) |
夕涼み会 |
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保護者の皆様のご協力をいただきながら、楽しい催しにしたいと思います。雨天の場合は屋内にて実施します。 |
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給食参観・試食会のお礼
先月14日に行いました給食参観・試食会には、お忙しい中、40人を超える保護者の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。 お子さんの園での食事の様子を参観していただいた後、試食会では、当日の給食メニュー(焼き豆腐のカレー煮、ポパイサラダ、バナナ、ロールパン)を試食していただきました。
お子さんが給食を食べる様子をご覧になってどう思われたでしょうか。おうちでの食事とは違うところもあったかと思います。新しい発見をされた方や、お子さんが楽しそうに給食を食べる様子をご覧になって、ほっと安心された方もおられたのではないでしょうか。
試食会のメニューは、あまりご家庭では作らないメニューだったと思いますが、参加された保護者の皆様が口々に「美味しい」と言って下さったので、一生懸命準備をした調理員達もたいへん喜んでおりました。ありがとうございます。
本園では、今後も美味しく栄養たっぷりの給食を提供していきたいと思っています。なにかご不明の点がありましたら、遠慮なく担任や主任、園長におたずね下さい。
夏の暮らしについてお願い
- 日没が遅くなり、いつまでも明るい時間が続く時期です。午後5時を過ぎても遊んでいる子には、声を掛けて家に帰るように促してください。
- プール遊びが始まります。遊びを十分楽しむためにも、子ども達の日頃の健康状態へのご配慮をお願いいたします。
特に、耳あかの除去、虫刺されなどで皮膚に炎症を起こしている場合の早めの治療をお願いいたします。
- 手のツメがのび、ツメの間に汚れが残っているお子さんが見受けられます。
これからの季節は、虫さされの部分をひっかいて「とびひ」になってしまったり、また、プール遊びの際に、意図せず友達を傷つけてしまうこともありますので、必ずご家庭でツメを切り、清潔に保っていただきますよう願いいたします。
汗は健康のバロメーター
蒸し暑い日が続く季節となってきました。子ども達は汗をいっぱいかいて、元気に遊んでいますが、今年も夏を健康におくることができるよう、汗の働きや夏の過ごし方について知っておくとよいですね。
汗の働き
- 体温の調節をします
- 身体の中の水分量を調節します。
- 疲労のもとになる物質を排出します(乳酸や二酸化炭素など)
- 自律神経のバランスを整えます。
- 肌の保護をします。
良い汗をかきましょう!
- 夏場は毎日一定時間外気にふれるようにし、たっぷりと汗をかきましょう。
- 室内の冷房の温度は、外気温より5度程度の差にしましょう。または、28℃くらいに設定し、睡眠時には、お子さんの肌が冷えていないか気をつけ、できるだけ冷房を切りましょう。寝冷えを予防し、自律神経、交感神経を失調させないように気をつけましょう。
- 「あせも」「とびひ」などの皮膚病にかかったときには、悪化する前に、早めに医師の診断を受けましょう。病気によっては、プール遊びができない場合があります。
クラスだより
もも組 『歌遊びを楽しんでいます』
毎朝、「お歌するよ~」と保育者が誘うと、子ども達は畳の段差部分にずらっと並んで座ります。ピアノに合わせ、一人ずつ名前を呼ぶと、「ハァイー」と喜んで手を挙げたり、恥ずかしそうに逃げたりしながらも嬉しそうです。0歳の子は保育者と一緒に手を上げてニコニコと笑っています。
子ども達が大好きなアンパンマンの手遊びや、「かたつむり」「とけいのうた」は、保育者の動きの真似をしながら繰り返し歌うのを楽しんでいます。
また、「かめさんのさんぽ」の歌の時は、みんなかめさんになってハイハイをするのがお気に入りで、1歳児の子は速く進むのを面白がったり、0歳児の子は保育者と一緒に、かめさんらしくゆっくりハイハイしながら楽しんでいます。1歳児の子は、好きな歌が終わると「モウイッカイ」と言う子もおり、繰り返し歌うことで楽しさも広がっていくようです。
これからも、季節に応じた歌や、子ども達の好きな曲など取り入れ、歌遊びの時間を一緒に楽しんでいきたいと思います。
ばら組『並んで手が洗えるようになりました』
おやつや給食前、戸外遊びの後などに手洗いをしますが、その時に順番に並ぶことが出来るようになってきました。
以前は、並ぶということがわからず、先に洗っている子の横から自分も洗おうとしてトラブルになることも多くありました。その都度、順番があることや、並ぶことを伝えましたが、まだ順番に後ろへ並ぶということを理解するのが少し難しかったようです。
保育者が「後から来た子は後ろです」の歌を歌うと、少しずつ子ども達も一緒に歌うようになり、今では「アトカラ キタコハ ウシロ」と並んでいない子に教える子がいたり、「ナランデナイ」と保育者に言いに来る子もいます。このように繰り返し知らせることで、並んで洗うということがわかるようになってきました。
これからも、手を洗う時だけでなく、毎日の生活の中で、また遊びの中で、いろいろな“お約束”があることを知らせていきたいと思います。
たんぽぽ組『色々なことが分かるようになったよ!』
たんぽぽ組での生活も3か月が過ぎ、子ども達は一日の流れ、生活の仕方がよくわかるようになってきました。二階へ上がる時は階段の前に、下りる時はたんぽぽの部屋の前にまず並ぶのですが、保育者から促されなくても、子ども達自ら並んだり、「センセー、ナラブ?」と尋ねてくる姿があります。また、ぞうりを履いたり脱ぐタイミングもよく分かるようになり、トイレに行く際はトイレ前がぞうりで混雑しないよう部屋で脱いでいく約束があるので、「イスノシタ?」「ハシッコ?」と脱ぐ場所を尋ねて確認することもできています。おやつの時は、自分で牛乳パックにストローを差し込み、ストローの袋は熊さんの小さなゴミ箱に捨てるのですが、ゴミ箱も子ども達自身がお友達の方へ回していくので、「○○チャン、コッチモッテキテー!」等と言って、全ての机に回せるよう声をかけあう姿も見られます。イスの片付けも上手になり、3つずつ重ねていくことも身に付き、4つ重なっているものがあると直したり、3つになったら「モウ、ココ、イッパイダヨー!」と教えてあげたりすることもできます。
このように、一日の流れの中で様々なことが身に付いている様子が見られ、成長を感じています。そんな姿を認めつつ、これからもたんぽぽ組さんなりの生活の仕方を知らせていきたいと思います。
さくら組『じゃが芋掘り遠足楽しかったよ!』
さくら組さんは、じゃが芋掘りに行く前日から、「シャベル カッタデ モッテク」とか「タクサントッタラ オバアチャントコ モッテク」「ハヤク バスニノリタイナ~」等と楽しみにしていました。路線バスでの移動は初めてのことなので、バスでは、他のお客さんに迷惑がかからないようにすること等の話も交えながら当日を迎えました。
行きは河渡二丁目の停留所で降りて畑まで歩きました。子ども達の足で畑までは30分程かかりますが、周りの景色を見たり、友達と喋りながら歩いているうちに到着しました。畑ではお手伝いの保護者の方達が、じゃが芋が掘りやすいように事前につるを刈って下さっており、園長先生の説明を聞いてからじゃが芋を掘り始めました。大きなじゃが芋や小さいじゃが芋が続々と出てきたので、そのたびに子ども達は歓声を上げ、「センセイ ミテミテ!」の声が飛び交う程興奮しているようでした。
じゃが芋掘りが終わると、最後にさつま芋の苗を植えました。その頃になるとだんだんと雨が強くなり、楽しみにしていた公園での遊びは中止になりましたが、帰りは雨のおかげでタクシーに乗って園まで帰ってきました。タクシーの乗車経験が少ない子ども達は大喜びで、園に戻ると、迎え入れた保育者に、じゃが芋の話よりも先に「タクシーニノッテカエッテキタヨ」と報告をしていました。秋には、この日に植えたさつまいもが育ち、またいも掘りが出来ることを楽しみにしている子ども達です。
すみれ組『オペレッタって楽しいね』
発表会で「オペレッタ」をやることを伝えると、「ナニソレ?ゲキジャナイノ?」と不思議そうに言っていましたが、ストーリーを話すと「ヤッテミタイ!」とやる気満々。劇中の歌はあっという間に覚えましたが、みんなで振り付けを考え始めた頃には、一度踊ると「ツカレター」と座り込んで、少し飽きてしまっている様子の子もいました。
しかし、自分の振りを一生懸命覚えようとする子の姿を見たり、繰り返し練習するうちに、その面白さがわかってきたのか、「オペレッタって楽しい!」という気持ちがクラスの中で生まれ始め、毎日、「ハヤクレンシュウヤリタイ!」「ダッテオペレッタタノシイモン」と楽しんで取り組むことができるようになりました。
練習では「ココニタツンダッタヨネ」と立ち位置を確認し合ったり、「ココハ、ジュンバンキメタホウガイインジャナイ?」と自分達で段取りを相談したりするなど年長児らしい姿が見られ、頼もしく感じました。このオペレッタを通して、表現する楽しさだけでなく、保育者や友達と力を合わせて作り上げること、少しずつ形にしていくこと等の楽しさを感じ、これからの生活や遊びに繋がっていくことを願っています。