おたより紹介
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きのもと 8月号
H28.8.1 木之本保育園
今年は昨年より早めの梅雨明けとなりましたが、その後もすっきりしない空模様の日が続いています。
園では7月からプール遊びが始まり、毎日子ども達の歓声が聞こえています。最初はこわごわ水に触れていた小さなクラスの子ども達も、少しずつ慣れてきて、今では声を上げながら楽しんでいる姿も見られるようになりました。
子ども達の安全に十分配慮しながら、8月いっぱい、楽しいプール遊びをおこなっていきたいと思います。
今月のねらい
- 異年齢の友達と一緒に、夏の遊び(プール遊び、水遊び、絵の具遊び、どろんこ遊びなど)を思いきり楽しむ。
- 異年齢交流の遊びの中で、いたわりの気持ちや、思いやりの気持ちをもって、年下の子の世話を喜んでしようとする。
今月の行事予定
日付 | 行事内容 | |||
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4日(木) |
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8日(月) |
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11日(木) |
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12日(金)~ 17日(水) |
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18日(木) |
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23日(火) |
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30日(火) |
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31日(水) |
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※この他、すみれ・さくら組は原則週二回、たんぽぽ組は週一回、本荘公園プールで遊びます。
※今月は、職員が交代で研修に出かけたり、休暇をとりますので、異年齢混合保育となる日もあります。ご了承下さい。
※廃品回収は8月はお休みです。次回は9月10日(土)(第二土曜日)です。
夕涼み会へのご協力をありがとうございました
先月23日に開催しました夕涼み会には、親睦会役員の皆様をはじめ、すみれ、さくら組の保護者の皆様、他クラスの有志の方々など、たくさんの方にお手伝いをいただき、ありがとうございました。
今年は例年ほど暑さは厳しくありませんでしたが、皆様のご協力もあってたいへんな盛況となり、楽しいひとときを過ごせました。
子ども達も、盆踊りやあめすくい、ヨーヨー釣り、スイカ割り、おばけ屋敷など、それぞれ心に残る楽しい体験をしたことと思います。後日、保育の中で「夕涼み会ごっこ」をすることで、さらに楽しみを深めていきたいと考えています。
お子さんの健康を守り、夏を楽しく過ごしましょう
夏になって夜ふかしをしたり、遠出をして、普段とは違い、大人のペースで行動することもあるかと思います。夏は生活のリズムも崩れやすくなります。お子さんが健康な状態で暑い夏をのりきることができるよう、例年のお知らせになりますが、以下のことに配慮されるとよいかと思います。
- 早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。
- 炎天下に出るときは、帽子をかぶり、木陰で遊ぶ習慣をつけましょう。
…水遊び、セミ捕りなど夏ならではの遊びを楽しみたいですね。 - 汗が出たら、着替えをしたり、お風呂に入ったりして体を清潔にしましょう。
- 冷たいジュース、アイスクリームなど食べ過ぎないように、おやつの時間を決めて与えましょう。
…園では、冷たいおやつは1日1回と約束しています。 - 熱中症の予防のためクーラーを使用するのは良いことですが、あまり強くかけすぎると寝冷えをするなどして風邪をひくお子さんがあります。冷房の設定温度、使用時間などに気を配りましょう。
- とびひが流行する季節です。皮膚を清潔にして、虫さされや湿疹をひっかかないように気をつけましょう。
本荘公園プ-ルの利用について
7月後半から8月いっぱい、すみれ・さくら・たんぽぽ組は、園内のプールだけでなく、本荘公園内にある市営プールを利用しています。本荘公園プールに行く日は、往復時に着用するTシャツを持たせて下さいますようお願いいたします。
【利用日】
すみれ・さくら組 | … | 3日(水)、5日(金)、10日(水)、19日(金)、26日(金)、31日(水) |
たんぽぽ組 | … | 5日(金)、19日(金)、26日(金)、31日(水) |
【利用日のスケジュール】
- 9 時 … 園庭にて体操をします(できるだけこの時間には登園をお願いします)
- 9時30分 …朝の会(ごあいさつ)
- 10 時 …プ-ルの準備をして本荘公園に出発 (10時30分頃より11時15分頃まで、地域のお友達の迷惑にならないように遊びます。)
- 11時40分頃、保育園に帰ります。
- 給食後、午後1時頃より、三歳以上児もお昼寝をしています。
たいせつなひと図画展について
先日、保育家庭だよりでお知らせしましたが、現在、JR岐阜駅隣接のアクティブG及びシティ・タワー43において、「たいせつなひと図画展」が開催中です。近隣の保育園・幼稚園が多数参加していますが、本園からも、すみれ組、さくら組の子ども達がそれぞれの「たいせつなひと」を描いた絵が展示されています。展示場所は、アクティブG三階になります。
開催期間は8月31日(水)までです。まだご覧になっておられない方は、ご家族と一緒に、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
クラスだより
もも組 『オマルに興味を持ち始めています』
「おしっこいっちばーんするひとー」と保育者がトイレの前で呼ぶと「ハーイ!」と嬉しそうに保育者の元へ来る子ども達。そしてオマルに座ります。もも組のトイレには3つのオマルがあり、みんなそれぞれ好きなオマルを選びます。3人そろって座ると、オマルについているくまやねこのシールを友達と指差したり、顔を見合わせて笑ったりしているうちにおしっこが出ます。子ども達は出る様子をジーッと不思議そうに見た後、保育者に「デタヨー!」と教えてくれます。保育者が「おしっこ出たんだね。よかったね!」と言うと、「エヘヘッ」と照れくさそうに笑っています。おしっこが出なくても、満足するまでオマルに座り、保育者に「ズボン、ハクー」と言いに来る子もいます。
これからも、おしっこが出る、出ないにかかわらず、「嫌がらずにオマルに座る」ということを大切にし、習慣づけていきたいと思います。まだまだ遊び半分の用足しですが、嫌がらずにトイレに行けるような声掛けや、子どもの機嫌や体調に応じた関わりをしながら誘っていきたいです。
ばら組『衣服の着脱を自分でやろうとがんばっています。』
プール遊びが始まり、お昼寝時を含めて一日二回も衣服の着脱をするようになりました。最初にズボン・紙オムツを脱いでトイレに行きます。この時、着ているTシャツが長いとトイレで濡れたりするので、たくし上げたり、ピンチで止めたりして濡れないようにしています。しかし、長すぎるとうまく出来ず、用が足しにくそうなので、保育者が手伝おうとすると、「ジブンデ」と言って手伝いを断り、自分でやろうとする子もいます。
トイレを済ませると、昼寝の時は服やパジャマ、プールの時は水着に着替えますが、よくズボンの片方に両足を入れてしまい、困って保育者に訴えかけたり、また、足が抜けず「ウーン、ウーン」と言って困っているので、保育者がもう片方の足を抜くよう援助すると簡単にできて嬉しそうにします。
また、Tシャツを着る時は、すそを持ってかぶり、顔を出しますが、かぶる間にシャツが半周してしまい、前後を逆に着ることもあります。そんな時は、保育者がさりげなく手伝ったりしていますが、自分でがんばってできた時は「デキター」と言って、なんともいえない笑顔を見せ、満足そうです。
これからも自分で「やってみよう」という気持ちを高めるために、できたことを十分に認め、自分でやれるという自信が持てるように援助していきたいと思います。
たんぽぽ組『自分だけの水筒、嬉しいな』
たんぽぽ組になり、夏の間、毎日自分の水筒を持ってくるのが、みんなとっても嬉しそうです。「スイトウ、カッテモラッタノ!」「○○クンノスイトウ、カッコイイヨ!」等とお友達や保育者と話しながら、水筒を傾けて飲んだり、コップがついている子はコップに注いだりして、ティータイムを楽しんでいます。プールの後、外遊びの後等、自分だけの水筒で飲むお茶は、格別美味しいようです。
自分の水筒を持ってくるのは、水分補給のためだけではなく、自分の持ち物を所定の場所に片付ける、水筒を上手に持ち歩く、午後には残ったお茶を上手に捨てる等々、いろいろなことの練習でもあります。水筒を持って来始めた時は、なかなか上手に使えず、あちこちでこぼしてしまう事もあったのですが、今ではゆっくりながらも上手に注ぐ事が出来、「センセー、ミテ!」と嬉しそうに教えてくれます。
これからも毎日持参する事となりますが、秋までの間、ひとり一人がもっと上手に使いこなせるように手を添えていきたいと思います。保護者の皆様にはお手数をおかけしますが、どうかよろしくお願いいたします。
さくら組『夕涼み会楽しかったヨ!!』
7月に入って子ども達に夕涼み会の話をすると「ウン、シットル」「オバケヤシキアルンヤロー」「カキゴオリタベタイ」等と昨年の話をしたり、今年の夕涼み会に期待を寄せ、「マタヤルノ?」「イクツネタラアルノ?」と楽しみにしていました。そして、夕涼み会に飾る提灯を「さくら組とすみれ組だけが作るんだよ」と話すと「ナンデ?」「チイサイコハ、デキナイデヤロ」と言いながら、油性ペンを使ってペットボトルの輪に好きな絵や模様描きをしました。うちわ作りも「マエハ、クジラヤッタ」と昨年のことを思い出したり、「コンドハナニヤルノ?」と聞くので、保育者が「今年はあさがおを折り紙で作ってみようか」と言うと、「エ~~~!!ムズカシイ」と言っていました。しかし保育者が「さくらさんだからできるんだよ」と言うと、急に自信が生まれてきたのか、「ジャア、ハヤクヤロー」と意欲的な姿に頼もしさを感じました。
夕涼み会当日は、うちわを持って盆踊りをしたり、かき氷を食べたりヨーヨー釣りをしたり、勇気を出しておばけ屋敷に入ったりした事がとても楽しかったようで、週明けの月曜には、その話で盛り上がりました。
この経験を生かした子ども達だけの夕涼み会ごっこを9月当初に予定しています。それに向けてみんなで考えを出し合ったり、必要な物を作ったりして楽しんでいきたいと思います。
すみれ組『アサガオが咲いたよ!』
5月下旬にアサガオの種をまき、それから毎朝「ドウナッタカナ?」と成長を楽しみにしながら水やりをしています。本葉を観察していると、葉に毛が生えていることに気づき、「コンナトコニ、ケガハエトル!」「ホントヤ!チクチクスル!」「ナンダコレー」と言って。不思議そうに触っていました。つるが伸び始めると「トナリノオウチマデ、イッテマウ!」「コノママ、ウチュウマデイッタラドウシヨウ!?」と子どもらしく可愛い発想に微笑ましく思いました。6月の終わりから徐々に花が咲き始め、「ボクノハナ、ミズイロヤッタ!」「ワタシノハ、ムラサキ!」「アレ?キノウトハ、チガウイロガサイタ」と、花が咲いたことだけでなく、いろんな色が咲くことに気づいた子どもたち。なかなか咲かず、日々寂しい思いで眺めていた子の花も先日無事に咲き、みんなで「ヨカッタネ!」と拍手して喜び合いました。
次は種ができることを、図鑑を見せながら話すと「ヘェー!スゴイ」と驚き、「ハヤクトリタイ!」と毎日観察しながら心待ちにしています。アサガオの栽培を通して、その不思議さに驚きと感動があったと思います。これからも機会を逃さず、他の小さな動植物にも目を向け、自然物の不思議と、それを大切にする気持ちを持てるといいなと思っています。