きのもと 1月号
H30.1.1 木之本保育園
あけましておめでとうございます 職員一同
皆様それぞれのお正月を過ごされたことと思います。世の中がめまぐるしく変化していき、そのスピードに追いつけないような気もしてしまう昨今ですが、お正月の特別な空気、雰囲気は、いつまでも変わらないでいて欲しいもののひとつです。
新しい一年がお子様にとって、また保護者の皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げます。
今月のねらい
- お正月の遊びを通して、文字や数、図形などに興味や関心をもつ。
- 冬の自然にふれながら、寒さに負けず元気に戸外遊びを楽しむ。
- 様々な素材を利用し工夫しながら、作ったり描いたりなど、自由に表現して楽しむ。
今月の行事予定
日付 |
行事内容 |
1日(月) |
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4日(木) |
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8日(月) |
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9日(火) |
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10日(水) |
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12日(金) |
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13日(土) |
廃品回収 |
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今月の当番は、すみれ組、たんぽぽ組です。 |
親睦会役員会 |
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廃品回収終了後に行います。 |
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15日(月) |
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16日(火) |
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17日(水) |
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18日(木) |
鬼見学 |
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すみれ・さくら組が加納玉性院まで鬼を見に行きます。 |
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20日(土) |
年長児親睦会総会(午前) |
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お別れ遠足の日程、卒園記念品等について話し合います。すみれ組保護者の方はご出席下さい。 |
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26日(金) |
作品展準備 |
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ご都合のつく方は3時にお迎えをお願いします。 |
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27日(土)~28日(日) 作品展 |
29日(月) |
作品展写真撮影 |
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朝9時までに登園をお願いいたします。 |
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作品展について
1月27日(土)・28日(日)には、作品展を行います。
今年のテーマは、「おはなし」に決まりました。海グループと空グループに分かれた子ども達がそれぞれ協力して、テーマに沿った共同製作を行います。あわせて、お子さんの個人作品と描画も展示します。もも組も作品を製作します。ぜひご家族でご覧下さい。
また、27日(土)午前には、「親子ふれあい遊び」を行いますので、こちらにもぜひご参加下さい。
交通安全にご協力下さい
最近、降園時に、門の外にお子さんを先に出す保護者の方を見かけます。
門の外は一般道路です。中にはスピードを出して通り過ぎる自動車や自転車もあります。お子さんが先に門の外に出ると、不意の事故につながりかねません。必ず保護者の方と一緒に手をつないで出るようにして下さい。道路に出た後、保護者の方が自動車のドアを開けたり、荷物を積んだりしている間に、お子さんが車の周りを走り回る姿を目にすることもあります。これも交通事故につながりかねません。十分ご注意下さい。
また、以前からお願いをしていますが、事故防止のため、時間帯に関わらず、短時間でも門扉を開けっ放しの状態にしないようお願いします。門のカギをお子さんに開けさせる方もおられるようですが、これも以前からお伝えしている通り、「カギの開け閉めは大人が行う」という事故防止の約束を守っていただきますようお願いします。
交通事故が起きてしまってからでは取り返しがつきません。どうかご協力をお願いいたします。
元気な小学一年生になるために
すみれ組のお子さんの園生活もあと三ヶ月となりました。入学前の健康診断も終わり、お子さんも、小学校入学を楽しみにしている様子です。
小学一年生としての生活を、心身ともに健康でスタートできるよう、次のような生活習慣が身につきつつあるか、ご家庭でも、一度確認されると良いかと思います。
- 朝は起こされなくてもひとりで起きられますか?(朝7時には起きましょう)
- 用便はひとりでできますか?
- 朝、家を出る前に、大便をすませる習慣はついていますか?
- 食事の時に席を立ったり、ふざけたりしないで食べられますか?
- だらだらと時間をかけすぎて食事をしていませんか?
- 「自分の事は自分でする」という習慣ができていますか?
(衣服の着脱、登校の準備、遊びの後かたづけなど)
- 呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返事ができますか?
- 自分のことを「○○くん」「○○ちゃん」と言うのでなく、「ぼく」「わたし」と言えますか?
- 先生や、お父さん、お母さんの話すことを、静かに聞くことができますか?
- 大人に言われたことを、すぐ行動にうつせますか?
- 困ったときには、大人に対し、そのことを自分から伝えることができますか?
- 道路を歩く時は、言われなくても右側通行をしていますか?
(事前にお子さんと一緒に通学路を歩いて、信号の見方や、危険な場所を知らせておきましょう)
- 夜ふかしをしないで、早く寝ていますか?
今の時点で、以上の習慣がすべて身についていないからといってあせる必要はありませんが、入学までの三ヶ月の間に、少しでも身につけていけると良いですね。園でも、毎日の生活の中で子ども達に少しずつ促しています。
お子さんが毎日規則正しい生活を送れるよう見守っていただきながら、あまり緊張させたり、プレッシャーをかけるようなことは避け、小学校は楽しいところ、たくさん友達のできるところだということをよく知らせてあげて下さい。
クラスだより
もも組 「簡単な衣服の着脱を頑張っています」
最近、子ども達は、トイレの前後やお昼寝時のパジャマへの着替えの時に、ズボンや靴下などの着替えを喜んでするようになりました。トイレへ行っている最中にズボン等履きやすいように揃えておくと、まずはオムツを履き、ズボンも頑張って履こうとします。保育者が手伝おうとすると、「ジブンデ」と言って一生懸命にしようとする姿があり、感心しています。さりげなく手伝いながら「自分で出来たね」と褒めると、「デキタ!」と嬉しそうです。
パジャマへの着替えの時は、靴下を自分で脱いだり、上着を自分で脱ごうとする子もおり、うまくできない子は「デキナイ」と保育者にちゃんと伝える事が出来ます。
また、上のパジャマを着る時に裾を持って、上手に頭や腕が出せると「デター」と、にっこり笑顔がとても可愛いです。ボタンにも興味を持ち、かけ外しを練習するようになりました。
これからも、自分でやりたいという子ども達の気持ちを大切にしながら、“出来る”喜びを味わえるようにしていきたいとおもいます。
ばら組 「ごっこ遊びに夢中です。」
ばら組の皆が今、夢中になっているのがごっこ遊びです。園庭に出ると、以前はスクーターや遊具、砂場で遊ぶことが多かったのですが、最近は友だち同士でかかわり合いながらごっこ遊びを楽しんでいます。
先月は、クリスマスがあったので、子ども達のアイディアで「サンタクロースごっこ」が始まりました。遊具の上で眠っている子ども達のところへ、サンタになった保育者がプレゼントを持って行くという遊びです。ほほに両手を添えて寝たふりをしたり、パカッとプレゼントの箱を開けるふりをして「ウワー プリキュアノオモチャダ!」「ヤッター!」とピョンピョン跳びはねたりと、想像の世界に入って遊ぶ姿がとてもかわいらしいです。
そのほかにも「プリンセスごっこ」「消防車ごっこ」など、それぞれになりきって、友達と一緒に遊ぶことを楽しんでいます。
子どもらしい自由なイメージを大切にしながら、遊びがより広がり、ごっこ遊びを満喫できるよう、保育者もともに遊びを楽しんでいこうと思います。
たんぽぽ組 「友達と一緒は楽しいな!!」
先日のお店やさんごっこの後も、子ども達のお店ごっこ遊びは続き、部屋にある玩具を並べたり、粘土で食べ物を作って「イラッシャイマセ~、○○ヤサンデスヨ~!」と元気よく声を掛けます。買う側の子は「コレクダサイ!」と品物を選び、お金を渡すと売り手から品物をもらって楽しんでいます。このやりとりが面白いようです。他の遊びをしていた子もそのやり取りを見ているうちに「ヨーシーテ!」と言っては一緒に遊んでいます。
また、戸外遊びでは、「センセイ、オニゴッコシヨー!」と保育者を誘い、みんなで鬼ごっこを楽しんでいます。鬼になった子は、十数えて逃げる友達を追いかけますが、「コッチダヨー!」と言っては笑いながら走っていきます。子ども達はタッチする時、なぜかつかまえた友達をぎゅっと抱きしめて「ツカマエタ-!」と言います。捕まった子も捕まえられた子も両方笑顔で、とても可愛らしい姿です。
ごっこ遊びや鬼ごっこだけではなく、他にも好きな遊びをしながら、みんなで楽しく遊ぶ機会を増やし、友達と一緒に過ごす楽しさを味わえるようにしていこうと思います。
さくら組 「お餅つきをしたよ!」
先月のお餅つきでは、数日前に、さくら組の子もお餅がつけることを伝えました。「エッ、ツクノ?」「デキルカナァー」と一瞬戸惑う子や心配する子がいましたが、その日が近づいてくると「オモチツキハ マダ?」「ハヤク ヤリタイナァ」と心待ちにしている様子でした。
お餅つきの日には、「コレカラ ヤレルー ワァーイ」と大喜びし、一緒にお餅をつく民生委員やシニアクラブの方々が来園されると、「ハヤク ヤロ」と、保育者に請求するほどでした。
交流遊びが終わると「オモチツクノ?」「モー デキルノ?」と我先に園庭へ出ました。園長先生や堀口先生から、餅米が蒸し上がった状態を見せてもらったり、お餅のつき方を聞いてから、順番に二人ずつ、つきました。
初めて杵を持つときは、少し緊張しているようでしたが、みんなで「いち、に、さん・・・きゅう、じゅう」と大きい声でかぞえると、終わりの頃は、緊張もほぐれにっこりとしていました。お餅をつき終わると本当は重い杵も「アー カルカッタ!」と言う子もたくさんいました。
初めて自分でついたお餅はひと味違うようで、あんこときなこでおいしくいただき、おかわりもしました。とても楽しい体験が出来たのではないかと思います。
すみれ組 「『かるた』を作ったよ!」
子ども達は、文字に興味が出てきて、自分の名前を書いたり、簡単な絵本を自分で読めるようになってきました。そこで、お正月遊びを楽しもうと「かるた」作りに挑戦してみることにしました。
頭の文字が友達と重ならないように、それぞれがどの文字を担当するか決めました。
中にはこの絵を描きたいと思って、それにあった字を選ぶ子もいました。また、まだ全部の字を知らない子は、友達にアイデアをもらったり、保育者と相談しながら決めていきました。
文字を並べて書くだけでなく、文章も作るということで、子ども達は自分で文章を書いては声を出して読んで確かめていました。
文がつながらないと、変な文章になってしまうこともあり、みんなで思わず笑ってしまう場面もありました。でも、そんな時は、「コウシタラ」と友達に教えたり、教えてもらう子も「ウン、ソウダネ。アッ、コウシヨウカ」と、新たなアイデアが浮かんできたり等、それぞれに文作りを楽しむことができたようです。
これからも、文字を書いたり、文章を考える遊びを多く取り入れ、文字を書く楽しさを味わえるようにしていきたいと思っています。