おたより紹介
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きのもと 8月号
H30.8.1 木之本保育園
7月初めは大雨となり、岐阜市にも特別警報が発令されました。西日本を中心に大きな被害が出たのは皆様もご存じのとおりです。その後は一転して猛暑が続き、愛知県では、校外学習に参加した小学一年生が熱中症で亡くなるという痛ましい事件も起きました。そして、7月末には突然の台風が発生し、日本列島を東から西に抜けていくという異常な動きをしました。
そのおかげで、7月28日に予定していた夕涼み会はやむなく中止といたしました。子どもたちが楽しみにしていた行事だったので、非常に残念なことでした。事前準備をしていただいていた親睦会役員の方々や、当日お手伝いをしていただく予定だった保護者の皆様にもご迷惑をおかけしました。たいへん申し訳ありませんでした。
今月もまだ暑さが続くようですが、熱中症に十分注意しながら、園での活動を進めていこうと思っています。
今月のねらい
- 異年齢の友達と一緒に、夏の遊び(プール遊び、水遊び、絵の具遊び、どろんこ遊びなど)を思いきり楽しむ。
- 異年齢交流の遊びの中で、いたわりの気持ちや、思いやりの気持ちをもって、年下の子の世話を喜んでしようとする。
今月の行事予定
日付 | 行事内容 | |||
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2日(木) |
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7日(火) |
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11日(土) |
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10日(金)~ 16日(木) |
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23日(木) |
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24日(金) |
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27日(月) |
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31日(金) |
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※ この他、すみれ・さくら・たんぽぽ組は、本荘公園プールに行く日があります。
※ 廃品回収は8月はお休みです。次回は9月8日(土)(第二土曜日)です。
お子さんの健康を守り、夏を楽しく過ごしましょう
夏になって夜ふかしをしたり、遠出をして、普段とは違い、大人のペースで行動することもあるかと思います。夏は生活のリズムも崩れやすくなります。お子さんが健康な状態で暑い夏をのりきることができるよう、例年のお知らせになりますが、以下のことに配慮下さるようお願いいたします。
○早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。
○炎天下に出るときは、帽子をかぶり、木陰で遊ぶ習慣をつけましょう。
○汗が出たら、着替えをしたり、お風呂に入ったりして体を清潔にしましょう。
○冷たいジュース、アイスクリームなど食べ過ぎないように、おやつの時間を決めて与えましょう。
…園では、冷たいおやつは1日1回と約束しています。
○熱中症の予防のためクーラーを使用するのは必要なことですが、あまり強くかけすぎると寝冷えをするなどして風邪をひくお子さんがあります。冷房の設定温度、使用時間などに気を配りましょう。
○とびひが流行する季節です。皮膚を清潔にして、虫さされや湿疹をひっかかないように気をつけましょう。
本荘公園プ-ルの利用について
7月後半から8月いっぱいの間、すみれ・さくら・たんぽぽ組は、園内のプールだけでなく、本荘公園内にある市営プールを利用しています。本荘公園プールに行く日は、往復時に着用するTシャツを持たせて下さいますようお願いいたします。
なお、おむつを使用している子等、本荘プールを利用することができないお子さんもありますのでご了承下さい。
【利用日】 | すみれ・さくら組 … | 8日(水)、17日(金)、21日(火)、28日(火)、29日(水)、31日(金) |
たんぽぽ組 … | 8日(水)、17日(金)、28日(火)、31日(金) | |
※ 本荘公園プールに行く日の気温が非常に高い場合は、園内プールでの遊びに変更する場合があります。ご了承下さいますようお願いいたします。 ※ 当初は、3日(金)にも、すみれ・さくら・たんぽぽ組が本荘公園プールに行く予定でしたが、日中の最高気温が38℃と予想されていますので、熱中症の危険を避けて、その日は園内のプールで遊びます。 かわりに、たんぽぽ組は、8日(水)に、すみれ・さくら組と一緒に本荘公園プールへ行くこととします。 | ||
【利用日のスケジュール】 ①9 時 … 園庭にて体操をします(できるだけこの時間には登園をお願いします) ②9時30分 …朝の会(ごあいさつ) ③10 時 …プールの準備をして本荘公園に出発 (10時30分頃より11時15分頃まで、 地域のお友達の迷惑にならないように遊びます。) ④11時40分頃、保育園に帰ります。 ⑤給食後、午後1時頃より、三歳以上児もお昼寝をしています。 |
クラスだより
もも組「トイレの中は、にぎやかです」
「おしっこ1番に行く子は誰かな~」と保育者が声を掛けると、玩具や絵本を見ていた子ども達は「ハーイ」と、保育者の所に来ます。そして順番にオマルに座ります。
もも組にはクジラのオマルが2つと便座のトイレが1つあります。その時々でオマルが人気だったり、便座が人気になります。便座が人気なのは、トイレのレバーが使えることです。座りながらレバーを触って流して遊んでいるときもあります。その時の表情がとても楽しそうで、友達と一緒だと、もっと楽しそうにして流しています。
3人揃って座ると、楽しそうな笑い声もきかれ、なかなかトイレから戻ってこない時も。そんな姿を見て最近では0歳児のお友達も、トイレの中をのぞいたり、話に参加しようとする子もいます。
これからも無理なく、一人一人のペースに合わせ、排泄も遊びのうちととらえ、習慣づいていけば良いかなと思っています。
ばら組「衣服の着脱が少しずつできるようになっています」
以前から、お昼寝の前後には衣服の着脱をしていますが、プールが始まったことから、自分でやろうとする意欲が目立つようになってきました。
今までも、ズボンとおむつ、パンツは、トイレに行く時に保育者の手助けがなくても自分でできるようになりましたが、シャツやTシャツなどは、汗がついていることもあり、スムーズにいきません。脱ごうとしても、汗で体にくっついてしまい、うまく脱げないので、保育者が手を添えつつ、片手でそでを持って脱ぐこと、また、着る時は先に頭を通して着ることなどを毎回伝えると、少しずつ自分でできるようになりました。
自分で出来た時は「デキタ」と満足そうな笑顔を保育者に見せます。しかし時には「ヤッテ」という時もあるので、その気持ちに十分応えるようにしています。
4月頃に比べると、身の回りのことを自分でやろうとする姿が多くなり、成長を感じています。
たんぽぽ組「自分の水筒、嬉しいな」
ここのところ毎日暑さが厳しいため、熱中症にならないよう、水分補給はかかせません。
たんぽぽ組になり、毎日自分の水筒を持ってくるのが、みんなとっても嬉しそうです。「スイトウ、カッテモラッタ」「プリンセスノスイトウ、カワイイヨ」など、口々に話をして、自分の水筒のフタを開けたり、コップについだりして、ティータイムを楽しんでいます。朝の体操の後、プールの後等、折々に水分補給をしていますが、お母さんの用意してもらった水筒で飲むお茶は最高なようです。
自分の水筒を持ってくることは、水分補給をするというだけでなく、自分の持ち物の始末をする、水筒を上手に持ち歩く、指先を使って開け閉めする、残ったお茶を手洗い場に上手に捨てる等々、自然にいろいろなことをすることになります。普段の生活にも通じるものがあるので、水筒を持ってくる秋までの間、一人ひとりがスムーズにできるよう、手を添えていきたいと思います。
さくら組「絵の具あそび楽しいよ!」
月2回の絵の指導は、子ども達の楽しみにのひとつで、特に絵の具を使う事を楽しみにしています。
絵の先生が、指導の最初に、テーマに沿って色々な話をされる時は、子ども達にとって内容を把握するまで少し時間がかかり、描き出すまでが難しいようです。しかし、本を見せたり、ヒントを出したりする事で、どのように描くと良いか少しずつイメージが湧き、描き出していきます。途中、先生に誉められると嬉しくなってどんどん描いていく子もいれば、なかなか描けない子は、保育者の言葉かけや友達の描く様子を参考にして描いています。
先日は、大きな紙にみんなで『海』をイメージして、たくさんの生き物をクレパスで描きました。その後ローラーを使って海の色をつけていきました。初めは遠慮気味に端でローラーを転がしていましたが、絵の先生に「紙の上に乗ってやっていいよ」と言われ、先生に手本を見せてもらうと、「ワァー!タノシソウ!!」と子ども達も次から次へと紙の上に乗って、足の汚れを気にせず楽しんでいました。
終わった後は雑巾で足を拭いたり、床を拭いたりして、後片付けも楽しそうにしていました。描いた絵は廊下に貼り、みんなで「コレカイタ」「タノシカッタネ」と話しています。
これからも、絵の具あそびを取り入れ、筆だけではなく色々な手法を工夫して楽しんでいきたいです。
すみれ組「アサガオ咲いたよ!!」
自分たちで種を植えた子ども達は、毎日、朝夕と水やりをする中で「マダ、サカナイカナ?」「チョット、デテキタ!!」等と、保育者や友達と話しながら、アサガオが咲くのを心待ちにしていました。最初にアサガオが咲いたのを見た時は、自分のものかお友達のものかに関係なく、「ヤッター!」と喜ぶ子ども達の姿もありました。
その日から次々と花が咲き始め、朝登園して、アサガオが咲いているかどうか、何色かを確認するのも楽しい日課になりました。
観察記録を書く時も、「センセー、ハッパハ、コウイウカタチダッタヨネ?」「○○チャンハ、ピンクイロダッタ!」「ムラサキトカ、ミズイロモアッタヨネ?」等と話しながら楽しく描くことが出来ました。
また、アサガオの花びらを使って色水遊びをしたり、その色水を凍らせて氷遊びをしたりして、混ぜると違う色になることも体験して分かり、「マタコンドモヤル?」「マダヤリタイ!」と意欲的だったので、またやってみたいと思っています。
これからも、子ども達の探求心をそそるような様々な遊びを取り入れていき、一緒に学んでいこうと思います。