おたより紹介

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きのもと 1月号
H31.1.1 木之本保育園

あけましておめでとうございます     職員一同

 新しい一年が、お子様にとって、また保護者の皆様にとって、笑顔があふれる年になりますよう、お祈り申し上げます。
 寒さが一段と身に染みるこの季節ですが、白い息を吐きながらも、子ども達は元気に走り回ることと思います。
 インフルエンザや胃腸かぜも流行しています。手洗い、うがいをこまめに行い、栄養バランスを考えた食事をとるなどして、体の免疫力を高めましょう。

今月のねらい

  • お正月の遊びを通して、文字や数、図形などに興味や関心をもつ。
  • 冬の自然にふれながら、寒さに負けず元気に戸外遊びを楽しむ。
  • 様々な素材を利用し工夫しながら、作ったり描いたりなど、自由に表現して楽しむ。

今月の行事予定

日付 行事内容
1日(火)
元  日
4日(金)
保育始め
7日(月)
身体測定(さくら組・すみれ組)
お茶教室
8日(火)
身体測定(もも組・ばら組・たんぽぽ組)
絵の指導
9日(水)
英語教室    
10日(木)
誕生会 1月生まれのお友達のお祝いをします。 
12日(土)
廃品回収 今月の当番は、すみれ組、たんぽぽ組です。
親睦会役員会 廃品回収終了後に行います。
14日(月)
成人の日    
15日(火)
市展見学 すみれ・さくら組が行きます。
17日(木)
避難訓練 地震を想定した訓練を行います。
18日(金)
鬼見学 すみれ・さくら組が加納玉性院まで鬼を見に行きます。
19日(土)
年長児親睦会総会(午前) お別れ遠足の日程、卒園記念品等について話し合います。
すみれ組保護者の方はご出席下さい。
親子ふれあい事業(午後) 市内保育園の園児親子の希望者が、長良川国際会議場で観劇をします。
21日(月)
絵の指導    
25日(金)
作品展準備 ご都合のつく方は3時にお迎えをお願いします。
26日(土)~
27日(日)
作品展 26日午前には、親子ふれあい遊びを行います。
28日(月)
作品展写真撮影 朝9時までに登園をお願いいたします。


作品展について

 1月26日(土)・27日(日)には、作品展を行います。
 今年のテーマは、「季 節」に決まりました。海グループと空グループに分かれた子ども達がそれぞれ協力して、テーマに沿った共同製作を行います。あわせて、お子さんの個人作品と描画も展示します。もも組も作品を製作します。ぜひご家族でご覧下さい。
 また、26日(土)午前には、「親子ふれあい遊び」を行いますので、こちらにもぜひご参加下さい。

元気な小学一年生になるために

 すみれ組のお子さんの園生活もあと三ヶ月となりました。入学前の健康診断も終わり、お子さんも、小学校入学を楽しみにしている様子です。
 小学一年生としての生活を、心身ともに健康でスタートできるよう、次のような生活習慣が身につきつつあるか、ご家庭でも、一度確認されると良いかと思います。

  • 朝は起こされなくてもひとりで起きられますか?(朝7時には起きましょう)
  • 用便はひとりでできますか?
  • 朝、家を出る前に、大便をすませる習慣はついていますか?
  • 食事の時に席を立ったり、ふざけたりしないで食べられますか?
  • だらだらと時間をかけすぎて食事をしていませんか?
  • 「自分の事は自分でする」という習慣ができていますか?
    (衣服の着脱、登校の準備、遊びの後かたづけなど)
  • 呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返事ができますか?
  • 自分のことを「○○くん」「○○ちゃん」と言うのでなく、「ぼく」「わたし」と言えますか?
  • 先生や、お父さん、お母さんの話すことを、静かに聞くことができますか?
  • 大人に言われたことを、すぐ行動にうつせますか?
  • 困ったときには、大人に対し、そのことを自分から伝えることができますか?
  • 道路を歩く時は、言われなくても右側通行をしていますか?
    (事前にお子さんと一緒に通学路を歩いて、信号の見方や、危険な場所を知らせておきましょう)
  • 夜ふかしをしないで、早く寝ていますか?

 今の時点で、以上の習慣がすべて身についていないからといってあせる必要はありませんが、入学までの三ヶ月の間に、少しでも身につけていけると良いですね。園でも、毎日の生活の中で子ども達に少しずつ促しています。
 お子さんが毎日規則正しい生活を送れるよう見守っていただきながら、あまり緊張させたり、プレッシャーをかけるようなことは避け、小学校は楽しいところ、たくさん友達のできるところだということをよく知らせてあげて下さい。


クラスだより

もも組 「初めてのお買い物が楽しめました」

 もも組になり、これまでいろいろな行事に参加してきましたが、12月は「お店やさんごっこ」にも参加できました。
 まずは品物作りを始めると「ナニスルノカナ~?」と不思議そうに見つめながらも保育士の様子をじっと見て、やり方が分かると、手を伸ばして材料を触ろうと、とても意欲的でした。まだやれることも限られてはいますが、お花紙や新聞紙をくしゃくしゃに丸めたり、紙を破ってお寿司屋のガリに見立てたり、なぐり描きをして箸袋を作ったり等、子ども達の力が十分発揮できる範囲で楽しんで物作りができるようにしました。
 お店やさんごっこ当日は、まだお金の概念がないもも組さんは先にお金を渡したり、気に入った品物があるとそれで遊ぼうとしたり、様々な姿を見せてくれました。保育者と一緒に「ドウゾ」「アリガトウ」のやり取りをしながらのお買い物はとても新鮮だったように感じます。

ばら組 「手遊びを楽しんでいます。」

 最近、手遊びをいろいろしています。
 以前、「はちべいさんとじゅうべいさん」という手遊びをしました。そこに出てくる言葉とストーリーがおもしろかったようで、忘れる事なくしっかり覚えていました。途中に出てくる「追ってけ 逃げてけ」で上手に小さい指を動かすところは、見ていてもとてもかわいいです。  他には「お父さんがやってきて~」とか「一本指の拍手」、また、二人で遊ぶ「お寺の和尚さん」「パン屋さんにお買い物」などを教えると、吸収が早く、すぐに覚えました。覚えると、友達同士で自然に手遊びをしています。
 また、手遊びの中には、ジャンケンが出てくるものもありますが、遊びをする中で少しずつジャンケンのルールを覚え始めました。その中で、焼き芋グーチーパーは、ジャンケン遊びの中心にもなってきました。大きい子の真似をして、二人で手をタッチしながら遊ぶ「アルプス一万尺」に挑戦しようとする子もいます。
 このように、遊びを子どもが自ら広げていける遊びは、子ども達自身とても楽しい遊びであるとともに、手を動かす事によって脳にも大きな刺激となるので、こうした遊びをもっといろいろと伝えていきたいと思います。

たんぽぽ組 「みんなで歌あそび たのしいね」

 12月は『サンタクロース』や『ゆき』の歌を歌ってきましたが、『サンタクロース』を歌う時には、みんなで自分のコップ袋を持ち、サンタさんになりきって歌っているうちに、「ネルヒトヤリタイ」と言い出し、サンタ役と子ども役に分かれてクリスマスごっこを楽しむようになりました。
 サンタ役の子は、子ども役の子を起こさないようにそっと歩いて、プレゼントを誰にあげようか相談して届けます。子ども役の子はワクワクしながら目をつぶり、朝になると『○○チャンノ プレゼントダー!』と嬉しそうに飛び起きます。どちらの役も人気で、「モッカイ ヤロー!」と子ども達から声が上がり、繰り返し遊びました。
 また『ゆき』の歌では、「ワタボウシッテ ドウイウコト?」と歌詞に疑問を持ち、みんなで考えたり、振り付けも子ども達から「コウシタラドウ?」と意見が出て、毎日張り切って踊って歌って十分楽しんでいます。
 子ども達の『○○シタイ』という思いを大切にし、可能な限り実現してみんなで楽しみたいと思います。

さくら組 「すごろくって楽しいね!」

 お店やさんごっこでお金や品物に関わり数に対しての興味が出てきたことや、皆で簡単なルールを決めて遊ぶ楽しさがわかるようになってきたこともあり、「すごろく」ゲームを楽しむことにしました。
 初めは、保育者がサイコロを振りながら子ども達の前で説明していきました。すると、「アッ!ソウイウノ シットル ウチニモアル」「ゴールハ ドコ?」「フリダシッテ ナニ?」と様々な思いや質問が飛び交い、興味を示してきました。保育者がひとつずつコマを進めていくのを見たり、コマごとのコメントを読み上げると笑ったり、「エーッ!ウタ ウタウノ?」等と驚いたりして、ゴールするまで楽しそうに見ていました。
 そしてさっそく「ヤリタイ」「ハヤク ヤリタイ」と意欲的に遊びに入ることができました。一回通しで遊ぶと、字が読める子が中心となって、保育者が一緒にやらなくても友だち同士で遊べるようになってきました。今は『おばけすごろく』『じごくのそうべいすごろく』『わにわにすごろく』の3つを自由に取り出して遊べるようにしてあるので、子ども同士で「キョー コレヤロー」等と言いながら、みんなで頭を寄せ合って笑って楽しんでいます。時には「センセー コレ ドーヤッテ ヨムンヤッタ?」と聞き、今まで文字に興味がなかった子も少しは興味が出て来たのではと思っています。この遊びは長く続きそうです。

すみれ組 「みんなでハンドベル演奏したよ!」 

 12月の誕生日会と同時に行われるクリスマス会では、『きよしこのよる』をハンドベルを使って演奏しました。  初めてハンドベルを使うこともあり、子ども達に見せると、「コレ、マエノスミレサンモ ヤッテタネ!」「ヤリタカッタンダー!」と嬉しそうに話し、ハンドベルの持ち方、音の出し方、待ち方等を知らせると、「センセー、コウイウフウダヨネ!」「マッテルトキハ、コウダヨ!」等、保育者に確認したり、子ども達同士で教え合う姿もありました。
 練習中も、どの部分で音を出すのか分かりやすい様にカラーテープで知らせているとすぐに覚え、「モウ、テープシナクテモ デキルヨ-!」と、みんなできれいな音色を出せることに自信を持った様子でした。
 クリスマス会本番では、サンタさんが登場したこともあり、演奏前は「ドキドキスル」と少し緊張する姿もありましたが、ステージに立つと、きれいな音とやさしい歌声がホールに響き渡りました。
 サンタさんを初め、他のクラスの子達や先生方からもたくさん拍手をもらい、子ども達もとても嬉しそうで、練習の成果があったことに満足し、達成感を味わえたのではないかと思います。

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