きのもと 2月号
令和2年2月1日 木之本保育園
この冬はまだ雪が降りません。一年で一番寒い時期のはずなのに、それほど寒さを感じず日々を送っています。
暦の上ではもうすぐ立春です。節分には保育園でも「鬼は~外!福は~内!」と大きな声で豆まきをし、福を呼び込んでいきたいと思います。
また、乾燥が気になる季節でもあります。風邪やインフルエンザなどの感染症に負けないよう、予防に気を配りながら、戸外で十分に体を動かして元気に過ごしていきたいと思います。
今月のねらい
- 寒さに負けず、戸外あそびを十分楽しむ。
- 冬の自然に触れながら、季節の変化に興味や関心をもつ。
今月の行事予定
日付 |
行事内容 |
1日(土)~2日(日) |
作品展 |
(1日午前には「親子ふれあい遊び」をおこないます。) |
|
3日(月) |
作品展記念写真撮影 |
… |
朝9時までに登園をお願いします。 |
豆まき(午後) |
… |
保育園で子ども達が豆まきをします。 |
|
4日(火) |
|
5日(水) |
|
6日(木) |
|
7日(金) |
|
11日(火) |
|
12日(水) |
|
13日(木) |
おやつパーティ |
… |
すみれ組、さくら組の子ども達がお好み焼きやジュースを作って、
他の子ども達にふるまいます |
|
14日(金) |
運動教室(午前) ) |
|
|
歯みがき指導(午後) |
… |
徹明さくら小の児童が、すみれ組に歯みがき指導をしてくれます。 |
|
15日(土) |
廃品回収 |
… |
当番は、さくら組と親睦会役員の皆さんです。 |
親睦会役員会 |
… |
今年度最後の役員会を行います。 |
|
17日(月) |
発表会公民館練習(午前) |
… |
ひなまつり発表会に向け、公民館で練習を行う予定です。(すみれ、さくら組) |
|
18日(火) |
|
19日(水) |
発表会公民館練習(午前) |
… |
…すみれ、さくら組が公民館で練習をします。 |
にこにこママルーム |
… |
おやつパーティのビデオを見て話し合います。ぜひご参加下さい。 |
|
23日(日) |
|
24日(月) |
|
25日(火) |
|
2月の後半は、毎日、園内で発表会の練習を行います。よろしくお願いします。
ひなまつり生活発表会・卒園式について
- 3月7日(土)に、ひなまつり生活発表会を行います。会場は木之本公民館です。
今回は「劇あそび」と「楽器あそび」を中心に発表します。たなばた生活発表会には未参加のもも組園児も今回は出演しますので、お子さんの成長した姿をぜひご観覧下さい。
- 卒園式は、3月28日(土)です。
廃品回収の終了について
園と保護者親睦会の共催で毎月実施してきた廃品回収ですが、古紙等の価格の下落と、人件費の上昇により、現在のままでは引き続き実施することが難しいと、回収業者より申し出がありました。今後、継続して実施するには、こちらが回収業者に費用を支払わないとならなくなるとのことです。
そのため、親睦会役員会において状況の説明をさせていただき、今年度末(令和2年3月)で廃品回収を終了することといたしました。
前園長の時代から長年にわたり実施してきた行事であり、終了はたいへん残念ですが、状況から見てやむを得ないと判断いたしました。保護者の皆様には、これまで多大なるご協力をいただき、たいへん感謝しております。
なお、2月及び3月の廃品回収は予定通り実施いたします。その際、近隣の方々に終了のお知らせを行う予定ですので、ご協力をお願いいたします。
保護者の皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。
冬を健康に過ごすために
毎年お願いをしておりますが、この時期に流行しやすい風邪やインフルエンザは、日頃、うがいや手洗いをていねいに行う習慣が身についていれば、かなり予防ができると言われています。
3歳以上になれば、自分でできることも多くなり、自分から手洗いなどの習慣を守ろうとします。保育園では、外遊びの後や、給食・おやつの前など、手洗い、うがいを励行していますが、ご家庭でも習慣が身につくよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
(1)手洗い …
- 手の平、手の甲、指の間などを丁寧に洗いましょう。
- 水分をしっかり拭き取りましょう。
- 清潔なハンカチを毎日持たせましょう。
(2)うがい …
- 上を向いて、喉の奥までガラガラとうがいをしましょう。
- 3回以上繰り返しましょう。
(3)鼻かみ …
- 両手でティッシュペーパーなどを持ち、鼻をかみましょう。
(時々、片手でかむ子が見られます)
- 鼻をかんだ紙は、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
(菌をばらまかないように)
(4)せき …
- せきが出るときは、マスクをかけ、つばを飛ばさないようにしましょう。
最近は、エアコンやファンヒーターなど暖房が完備しているご家庭も多く、室内温度20℃以上の中で過ごし、汗をかいているお子さんもいるのではないかと思います。保育園では、エアコン、ストーブの使用時には、室内温度をやや低めに設定しています。
また、換気にも注意しています。最近の建築物は機密性が強く、換気がおろそかになりがちです。ご家庭でも、常に換気を心がけ、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
クラスだより
もも組 「お散歩を楽しんでいます。」
最近のもも組さんは、お天気の良い日はお散歩に行っています。
子ども達はお散歩が大好きで「お散歩に行こうね」と誘うと、「やったー!」と大盛り上がりです。早くお散歩に行きたくておやつを急いで食べようとする姿も見られる程です。
いつもお友達と手をつないで行くので、自分からお友達の名前を呼んで手をつないだり、お友達に手を差しのべてつないだりと様々です。
足がしっかりしてきたので、長時間歩くことが出来るようになり、園に戻るまでお友達と手を離すことなく歩くことが出来ています。
犬が通ると「ワンワンだー!」と喜んだり、お花が咲いていると指差して「きれいだな~」とつぶやいたりと、お散歩を満喫しています。
0歳児は、散歩車にゆられながら気持ちよくお散歩(?)をしています。気になる物を見つけると、指を差すなどたくさんの物に興味を示す姿も増えました。
今後も、運動場での外遊びだけでなく、お天気の良い日はできるだけお散歩をし、自然に触れて行きたいと思います。
ばら組 「歯みがきが少しずつ上手になってきました。」
1月から給食後に歯みがきを始めましたが、これまでは食後うがいをしていたので、いつもの習慣で初めにうがいをする子もいます。 そんな時は保育者が声を掛ける前に、お友達が「○○ちゃん。歯みがきだよ」と教える姿も見られます。
コップに水を入れ、ステージに座って歯みがきがスタート。「シャカシャカだよ」と声をかけると、「アー」と口を開けて奥歯をみがいたり、「前の歯もね」と声をかけると、「イー」の口にしたりして、上手に歯ブラシを左右に動かして一生懸命磨いています。最後に保育者が仕上げみがきをしますが、「仕上げするよー」と声をかけても「まだー」「あと少し」と言うほど、自分で歯みがきすることを楽しんでいる様子です。
今、“自分でやりたい!”という思いが出てきているので、この気持ちを大切にして、これからも楽しみながら歯みがきの習慣が身につくようにしていきたいと思います。
たんぽぽ組 「作るの楽しいな」
4月からいろいろな作品づくりを楽しんできましたが、はさみを使うのが苦手だった子が、繰り返し行うことで上手に丸が切れるようになったり、絵を描くのがあまり好きではなかった子が「先生、お絵描きしよ」と言って、上手に自分のお顔を描いている姿があったりと、成長を感じるばかりです。
そんなたんぽぽさんは、今、廃材あそびを楽しんでいます。自分でいろんな大きさの箱や容器を選んで、想像をふくらませながら、素敵な作品を産み出しています。
「これくっつけたら、うさぎさんみたいになる!」「すべり台の形になったよ」などと、箱の形から何ができるのかを自由にイメージして形にすることができるようになりました。また、友達が作っている物を見て、「これ繋げようよ」「一緒にしない?」と、イメージを共有して楽しむようにもなりました。
作品展や発表会などの場で成長した子ども達の姿や作品を見ていただけることを子ども達とともに楽しみにしています。
さくら組 「跳び箱であそんだよ!」
最近、朝の運動遊びでは「跳び箱」で遊んでいます。
初めて跳び箱を用意したとき、「知ってる」「跳べるよ」と言う子もありましたが、ほとんどの子は、「これ、跳ぶのー?」「こわい!」という反応でした。
保育者が開脚跳びをして見せると、少しはわかったようでしたが、「跳んでみたい!」という子は少数でした。そこで、「跳びたい」と言う子から順にやってみることにしました。
最初は恐怖心もあると思ったので、跳び箱に手をついたら跳び越えず、跳び箱にまたがるだけにしました。恐怖心がなくできる子もいましたが、ほとんどの子は、跳び箱の前まで来ると急に怖くなり、走るスピードを落としたり止まったりする姿がありました。
しかし、1回跳び箱にまたがると、要領が少しわかったこともあり「もう1回やりたい」と言うようになりました。友達の跳んでいる姿を見たり、保育者が「こうしたらいいよ」と方法を知らせると、何回か跳ぶうちに跳べるようになった子もいます。まだ怖さがあり、跳び箱に座ってしまう子もありますが、もう少しで跳べそうな子もいます。
そんな中でも、「跳び箱とびた~い!」という興味が高まっているので、ケガのないよう気をつけながら、これからも跳び箱で遊んでいきたいと思います。
すみれ組 「お抹茶、おいしいよ」
5月から毎月一回、お茶教室をしてきました。子ども達は「今日のお菓子は何かなぁ!」と毎回とても楽しみにしています。
初めは抹茶が苦くて最後まで飲めない子や、正座がつらい子もいましたが、最近では「ずっと座ってられるよ」「お抹茶おいしい」と、ちょっぴり和の世界に入ったすみれ組は、少しずつお茶の作法も身についてきました。子ども達同士で顔を見合わせ、両手をついて「おさきに」「どうぞ」と挨拶するもの静かな姿は何とも可愛いです。
これまでに教わった作法をひとつひとつ思いだしながら、自分でできるようにもなってきましたが、分からなくなった子に小さな声で教える優しい姿もみられます。
また最近では、自分で茶筅を持ち、片手で茶碗を支えながらお抹茶を点てることも教わり、これがとても楽しいようで、じっと抹茶茶碗の中を見つめて茶筅を動かし、何度も挑戦しています。自分で点てたお茶はまた一味違い、一層おいしく感じられるようです。
園生活同様、お茶教室も残りわずかとなってしまいましたが、日々慌ただしい中、クラスみんなで日本独特の雰囲気を味わいながら、ほのぼのとした時間を大切にしたいと思っています。