おたより紹介
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きのもと 2月号
令和3年2月1日 木之本保育園
新型コロナウイルス感染拡大の勢いは、年末年始の期間もおさまらず、ついに、1月7日、岐阜県を含む11都府県に、国による「緊急事態宣言」が再び出されることとなってしまいました。
それから1か月近くがたちましたが、感染者数は減少傾向にあるものの、十分に下がりきった状態とは言えず、また、医療態勢の逼迫も改善がなされていない状況で、緊急事態宣言の延長も検討されているとのことです。
このような状況のもと、引き続き、本園でも感染防止対策に十分配慮して日々の保育をおこなっていきたいと思っておりますが、各種行事などについては、例年のとおりにはおこなえず、再び実施方法の変更や中止などの対応をせざるをえない状況です。どうか、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
今月のねらい
- 寒さに負けず、戸外あそびを十分楽しむ。
- 冬の自然に触れながら、季節の変化に興味や関心をもつ。
2月の行事予定
日付 | 行事内容 | ||||||
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1日(月) |
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2日(火) |
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3日(水) |
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4日(木) |
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5日(金) |
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6日(土) |
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8日(月) |
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9日(火) |
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10日(水) |
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11日(木) |
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16日(火) |
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17日(水) |
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23日(火) |
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※ 新型コロナ感染防止のため、例年実施していた「おやつパーティ」は中止とします。
それにともない、「にこにこママルーム」も中止となります。
※ 2月の後半は、毎日、園内で発表会の練習を行います。よろしくお願いします。
ひなまつり生活発表会について
毎年3月におこなっております「ひなまつり生活発表会」ですが、新型コロナ感染拡大のため、例年会場として使わせていただいてきた木之本公民館での実施が困難となっています。
そのため、発表会の中止も考えましたが、検討の結果、3月5日(金)に、園内において無観客で実施することといたしました。
また、感染拡大防止の観点から演目についても再検討し、「劇あそび」はおこなわないこととし、「楽器あそび」を中心におこなうことといたします。
各クラスの発表の様子は、ビデオ撮影し、DVD化して、希望の方へ貸し出しをする予定です。
発表会を楽しみにしておられた保護者の皆様には、このようなかたちでの実施となり、たいへん申し訳なく思っておりますが、少しでも新型コロナ感染拡大の可能性を減らすための方策です。どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
冬を健康に過ごすために
毎年お願いをしておりますが、この時期に流行しやすい風邪やインフルエンザは、日頃、うがいや手洗いをていねいに行う習慣が身についていれば、かなり予防ができると言われています。
3歳以上になれば、自分でできることも多くなり、自分から手洗いなどの習慣を守ろうとします。保育園では、外遊びの後や、給食・おやつの前など、手洗い、うがいを励行していますが、ご家庭でも習慣が身につくよう、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。
(1)手洗い | … | ・手の平、手の甲、指の間などを丁寧に洗いましょう。 ・水分をしっかり拭き取りましょう。 ・清潔なハンカチを毎日持たせましょう。 |
(2)うがい | … | ・上を向いて、喉の奥までガラガラとうがいをしましょう。 ・3回以上繰り返しましょう。 |
(3)鼻かみ | … | ・両手でティッシュペーパーなどを持ち、鼻をかみましょう。 (時々、片手でかむ子が見られます) ・鼻をかんだ紙は、すぐにゴミ箱に捨てましょう。 (菌をばらまかないように) |
(4)せき | … | ・せきが出るときは、マスクをかけ、つばを飛ばさないようにしましょう。 また、新型コロナ感染防止のため、3歳児以上のお子さんは、 人が集まる場所では必要に応じてマスクを使用できるとよいですね。 |
最近は、エアコンやファンヒーターなど暖房が完備しているご家庭も多く、室内温度20℃以上の中で過ごし、汗をかいているお子さんもいるのではないかと思います。保育園では、エアコン、ストーブの使用時には、室内温度をやや低めに設定しています。
また、換気にも注意しています。最近の建築物は機密性が強く、換気がおろそかになりがちです。新型コロナウイルスの感染防止にも、換気は有効であるといわれています。ご家庭でも、常に換気を心がけ、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
クラスだより
もも組 「なぐり描きや、粘土遊びを楽しんでいます」
保育者が「お絵描きするよ~」と声をかけると、どの子も嬉しそうに「やりたい!」「やる!」と元気いっぱいで机のまわりに集まります。クレパスやペンを用意すると、好きな色を自分で選び、思いきりぐるぐると手を動かして楽しんでかく子ども達。「アンパンマンかいた」「これはうどんだよ」と、大好きなものを楽しんで描く事ができました。
粘土遊びも大好きで、触ってみては、その感触におどろく子や、のばしたり、ちぎったりして出来上がる形を楽しんでいます。ビーズやストローで飾り付けをしたり、思い思いに粘土の色を組み合わせて、素敵な作品が出来ました。
また、シール貼りも上手になり、指先を使って自分でめくって貼るだけではなく、丸く並べて貼ってみたり、同じシールを集めて貼ったりと、いろんな貼り方を楽しんでいます。
残りあと2ヶ月ですが、子ども達の大好きな遊びをたくさんしていこうと思います。
ばら組 「自分で出来る事が嬉しいようです」
ばら組の子ども達は、トイレへ行く時のパンツ、ズボン等の着替えや、給食の準備、片付けなど、自分でできるように頑張っていることがたくさんあります。当初は保育者にやってもらう事がほとんどでしたが、最近は自分でできることが増えてきました。
特にトイレトレーニングでは、「トイレ行く」と言葉や仕草で知らせてくれる子、布パンツが嬉しくて失敗しても何度も挑戦する子、オマルではなく便器で排泄することができるようになった子等、様々です。
毎日のように「パンツはきたくない」と全力で拒否する事もありましたが、そんな時は、ひとまず嫌がる気持ちを受け止めた上で、「かっこいいパンツ濡れちゃうよ、どうしようね?」などと話をするうち、自分から行ける時もありました。
毎日の積み重ねの中で、トイレでの排泄にもずいぶん慣れ、少しづつ変わってきたように感じます。
今後も「もうすぐたんぽぽ組」という期待感を糧に、ひとつひとつの生活習慣を見直し、一層の成長と自信をもって送り出せるようにしていきたいと思っています。
たんぽぽ組 「運動遊びたのしいな」
寒い日が続いていますが、子ども達は寒さに負けず元気に活動しています。雨でなければ、毎朝の体操後、園庭で運動遊びをしています。「先生、今日運動遊びある?」「今日はなにするの?」と、子ども達は体を動かして遊ぶことを楽しみにしています。
今は縄を使った遊びをしていますが、両足を揃えて跳ぶことが最初は難しく、苦戦していましたが、何度も繰り返し遊ぶことで、自然にできる子が増えてきました。跳べたときは「やったー!」「できたー!」と、どの子も得意気です。
縄あそびの後は必ず、「走りたい」とリクエストするので、みんなで東側の園庭を周って走ります。一周では物足らず、何週も全力で走る子ども達の体力には驚かされます。みんな「つかれたー」と言いながらも、体を動かすことが楽しいようで、毎回元気よく遊ぶ姿がとても頼もしく感じられます。
これからも子ども達が楽しめる運動遊びを取り入れ、丈夫な体作りをしていきたいです。
さくら組 「お友達とお話しながら遊ぶと楽しいね」
まだまだ寒い日が続いていますが、子ども達は外遊びが大好きです。作品展の作品を作りながら「今日外でなにする?」「鬼ごっこは?」「いいね」など、楽しそうに話をしたり、雨が降っていないか窓の外を確認する子もいます。
保育者が「外に行こうか」と誘うと、サッと片付けをして、また仲良しの友達と、遊ぶ内容の確認が始まります。いざ外に出ると、始めは四人くらいで鬼ごっこをしたり、いくつかのグループになりそれぞれ遊んでいますが、自然と「いーれーて」と集まってきて、クラスみんなで鬼ごっこが始まります。自分達で鬼とにげる子を決めたり、ルールの確認をしたりする姿に一年の成長を感じながら見守っています。
トラブルが起こると「先生!」と伝えにきます。保育者がトラブルの原因やおたがいの思いを十分聞いているうちに、「じゃあこうしよ」などと子ども同士で話し合いが始まります。みんなで楽しく遊ぶために毎日繰り返される話し合い、言葉のやりとりは、友達の思いが分かるようになった証かなと思います。
これからも子ども達の思いを大切にし、友達と遊ぶ楽しさが味わえるように、見守ったり援助していきたいと思います。
すみれ組 「全員で連続跳びができたよ」
12月から大繩で様々な跳び方に挑戦してきました。大繩で10回跳びが出来ると、友達2、3人で一緒に跳ぶようにしました。跳ぶタイミングがずれて、失敗するチームがほとんどでしたが、友達同士で励ましあったり、声を揃えて跳ぶ練習をしたりして、全チームが10回跳べるようになりました。
そこで、更に回している縄に入り、一回跳んで抜けることにも挑戦しました。
はじめは入るタイミングがわからず、「こわい~」と止まってしまったり、真ん中までいけず手前で縄に引っかかったりと悪戦苦闘。途中で嫌になってやめてしまう子も出てきましたが、そんな友達の姿を見て、「一緒に頑張ろう」と励まし、手を差し伸べにいったり、跳べるようになった子が跳べない子の後ろにつき、回っている縄に入るタイミングで押してあげる等、みんなで連続で跳びたいという気持ちが高まってきました。
戸外にでるたび、「連続跳び、やろ!」と進んで練習し、みんなで頑張ろうとする姿でいっぱいでした。そして遂に全員が続けて跳べた時には、みんなが自然と円になり、「やったー!できた!」と大喜びでした。
これから先も、この気持ちを忘れず、みんなで力を合わせ、どんなことにもあきらめず挑戦していってほしいなと思います。