おたより紹介

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きのもと 3月号
令和3年3月1日 木之本保育園

寒さの中にも、少しずつ春の温かい日差しが感じられるようになりました。子ども達は、進級、卒園を心待ちにしながら、ひとつお兄さん、お姉さんになる喜びをそれぞれに感じているようです。
今年度もあとわずかとなりましたが、残る日々を子ども達と楽しく過ごしていきたいと思っています。
岐阜県においては、新型コロナウイルスの緊急事態宣言が2月末で解除されましたが、感染者数が再び増加することのないよう、これまでと同様、感染対策を実施していきます。保護者の皆様のご協力を引き続きお願いいたします。

今月のねらい

  • すみれ組
    小学一年生への期待をもち、友達と一緒に園生活を楽しむ。   
  • さくら組
    年長組になることを喜び、進んできまりある生活をしようとする。  
  • たんぽぽ組
    身の回りのことが少しずつ自分でできるようになったことを喜び、友達といろいろな遊びを楽しむ。   
  • ばら組
    たんぽぽ組に進級することを喜び、保育者や友達と一緒に戸外での遊びを楽しむ。   
  • もも組
    好きな遊びを見つけて、ひとり遊びを楽しむ。

3月の行事予定

日付 行事内容
1日 (月)
ステージ練習開始 ひなまつり生活発表会に向けて、ステージ練習をします。
4日(木)
避難訓練 消火訓練を行う予定です。
5日(金)
ひなまつり生活発表会 お知らせしていますとおり、園内にて無観客で実施します。
8日(月)
発表会記念写真撮影 午前9時までに登園をお願いします。
9日(火)
新入園児健康診断 4月から入園されるお子さんが対象です。
10日(水)
卒園記念写真撮影 すみれ組はスモック着用で9時までに登園ください。
11日(木)
絵の指導 すみれ・さくら組が対象です。
12日(金)
お別れ遠足 すみれ組親子と担任で、138タワーパークに行きます。
13日(土)
親睦会役員会 今年度最後の役員会です。午前9時からおこないます。
16日(火)
誕生会 3月生まれのお友達の誕生日を各クラスでお祝いします。
17日(水)
英語教室 都合により3月は1回です。すみれ組は最後の英語教室です。
18日(木)
絵の指導    
19日(金)
園外保育(菊地公園) 詳しくは後日お知らせします。(たんぽぽ組以上が参加)
20日(土)
春分の日 保育園はお休みです。
23日(火)
運動教室 すみれ、さくら、たんぽぽ組が対象です。
24日(水)
卒園児お別れ会 すみれ組に在園児がお別れをする会です。
26日 (金)
終了式・卒園式準備 3時降園にご協力をお願い致します。
27日(土)
卒園式 すみれ組保護者の方は、ご出席をお願いします。
29日(月)~ 4月2日(金)
新年度準備    

作品展のお礼

1月30日(土)・31日(日)の両日に、園児作品展をおこないましたところ、保護者の皆様に多数ご観覧いただき、ありがとうございました。「いきたいところ みたいもの」をテーマに、子ども達がさまざまな作品を作りましたが、いかがだったでしょうか。  
来場された方から、感想カードもたくさんいただきました。
「新型コロナの影響で、どこかへ遊びに行ったり、いろいろなものを見たりする体験ができない中でも、子どもならでは想像力が発揮されていて感心しました。」
「家ではなかなかできないことを、いろいろな素材を使って、のびのびと楽しく作った様子が伝わってきました。」
「昨年よりもレベルアップした作品を見て、我が子の一年の成長を感じました。」
「新型コロナの中、作品展も中止かと思っていましたが、開催してもらえて、とても嬉しかったです。」
等の感想とともに、職員へのあたたかい励ましの言葉もたくさんいただきました。ありがとうございました。
今年は新型コロナ感染防止のため、毎年おこなっていた共同製作や、親子ふれあい遊びをとりやめたり、保護者の方々の観覧時間をクラスごとに分けたりするなど、できるだけ「密」を避けての実施となりましたが、皆様に喜んでいただけてほっとしています。 
来年は、いつものようなかたちでの作品展が実施できることを願っています。

卒園式に関するお願い

3月27日(土)に、卒園式をおこないます。本園の卒園式は、すみれ組園児と保護者の参加で実施しますが、今年は、新型コロナ感染防止のため、式後の懇親会も含め、午前中のみに短縮しておこなう予定です。  
土曜日にお子さんを園に預けておられる方は、その日は、ご家庭での保育にご協力をお願いいたします。
なお、どうしても土曜日保育を希望される方は、必ず事前にお申し出ください。

進級式・入園式について

4月当初におこなう本園の進級式については、従来、保護者の皆様に参加していただく形でおこなってきましたが、会場の広さと参加人数の関係上、新型コロナ感染の危険性が高くなるとされる「密」状態が避けられない状況です。  
そのため、やむをえず、新年度(令和3年度)の進級式については、保護者参加の形ではおこなわないこととし、通常の保育時間内に、クラスごとに職員と園児のみでおこなうことといたします。新年度の説明資料等については、4月に入ってから別途配布いたします。たいへん申し訳ありませんが、ご理解をお願いいたします。  
なお、入園式については、参加人数が限られるため、4月3日(土)午前中におこなう予定です。その日は入園式のみで、通常保育はおこないませんので、土曜日保育を利用されている方は、ご家庭での保育にご協力をお願いいたします。

クラスだより

もも組 「おどったり、うたったりが大好きです」

発表会に向けて、歌や踊りを楽しんでいるもも組さん。「おしりふりふり」の曲がかかると、「ふりふりする~」とステージに集まってきます。にこにこ楽しそうに踊る子がほとんどですが、がんばりすぎて、逆に表情が強ばってしまう子もいます。
0歳児の子も、歌に合わせて、手をたたいたり、体を揺らしたりして楽しんでいる姿があり、うれしく思います。始める前のお返事も上手になりました。4月の頃は、名前を呼ぶと手を上げるだけだった子も、今では笑顔で「はあい」と元気よく返事ができるようになり、成長を感じます。
ほかの場面でも、本当に様々なことができるようになったもも組の子ども達。服の脱ぎ着も、簡単な部分なら自分でできるようになったり、スプーンを上手に使って食事ができるようになったり、お友達と一緒に遊べるようになったり…。成長を感じる一年でした。
もうすぐ進級となりますが、新年度もよりいっそうの成長を期待しながら、残りの一か月を楽しく過ごして行きたいです。

ばら組 「いろいろなことが自分でできるようになりました」

一年前を振り返ると、もも組からばら組に進級していろいろなことができるようになりました。
給食の準備、衣服の着脱、トイレなど、とても成長を感じています。お話も上手になって、遊びの中でもお友達と「○○しよ~」「かして」など言葉のやりとりや簡単な会話ができるようになりました。
時には先生のお手伝いも喜んでしてくれるばら組さん。給食の時、机の準備をしていると、「おてつだいする~」とカバンを運んだり、椅子を並べたりと、とてもたくましく感じています。「ありがと~」とお礼を言うと、とてもうれしそうです。
しかしまだまだ甘えたい時期なので、甘えたい時は十分に応えられるようにしたり、自分でできない部分はそっと手伝い、見守りながら何事にも進んで自分で取り組めるように、手助けをしていきたいと思っています。
進級してからも、いろいろな経験をしながら伸び伸びと育っていってくれる事を願っています。

たんぽぽ組 「転がしドッチ大好き」

遊びを通して、子ども達は日々様々なことを経験し、成長した一年でした。一人遊びが多かった4月と比べると、簡単なルールを理解しながら、ひとつの遊びをみんなで共有し、楽しむことができるようになったのは大きな成長でした。  
今、クラスでは、「転がしドッジ」が子ども達に人気の遊びです。毎朝「先生、今日転がしやりたい~」とリクエストします。
初めて遊んだ時は、説明してもルールが分からず、ボールに当たった事に怒って泣いたり、「もう、やりたくない~」という子もいたりと、みんなで遊ぶ事が難しかったのですが、毎日、繰り返し遊んでいくうちに、少しずつゲームの楽しさを感じたり、遊び方を理解し、約束も守れるようになって、長く続けて遊べるようになりました。集団で遊んでいく中で、自分の思いを主張しながらも、友達を意識して一緒に遊ぶことを喜び、楽しむようになりました。
また、ボールの投げ方も、ぎこちなかった最初に比べると、スピードを付けて投げられるようになったり、逃げるがわの子も、当たらないように素早く身をかわす等、体の使い方も上手になりました。
園生活も残り一か月となりましたが、子ども達と一緒に過ごす日々を大切にし、たくさん遊びを楽しみたいと思います。

さくら組 「4月になったら すみれ組だね」

先日の大雪の日のことです。みんなで窓に顔をくっつけて、じ~っと降る雪をながめていた子ども達。「雪だね」「きれいだね」「この雪なくなったらすみれさんだよ」「うそ~」「はやくなくならないかな~」という会話が聞こえてきました。 いよいよすみれ組になるという実感が湧いてきたようで、今まではできない事があると、「やって~」と、すぐに頼っていた事も、自分でやると言って一人で頑張っています。「手伝うよ」と保育者が声をかけても、「だいじょうぶ。できるから」と頼もしい一言が。もも組さんのパジャマの着換えのお手伝いも、頼まれるとやってあげたい子でいっぱいでした。
出来なかったことが出来るようになった喜び、すみれ組になるといううれしさが伝わってくる毎日です。
さくら組での生活も残りわずかとなりましたが、もう一度、身の回りの基本的な生活習慣を見直し、一人ひとりが自信を持ってすみれ組に進級できるよう援助し、さくら組でのあと少しの日々を大切に過ごして行きたいと思います。

すみれ組 「もうすぐりっぱな一年生」

ひなまつり生活発表会で歌う「もうすぐりっぱな一年生」の歌を初めて練習した時は、歌詞に出てくる内容と同じように、今まで保育園でみんなと一緒にたくさんの思い出を作ってきた子ども達は、「なんか涙でてきた…」「お別れ、いやだな」としんみりしていました。  
新型コロナウイルスの影響で、今年は様々な行事が出来ず、我慢することがたくさんあった中でも、運動会ごっこ、作品展など、目標に向かってみんなで頑張ってきた子ども達。行事を重ねるごとに「苦手な事もやってみよう」と、あきらめずに最後まで取り組めるようになってきました。
今回の発表会練習では、リズムも鼓笛も、毎日子ども達から「やりたい!」と声が上がり、難しいリズムでも出来るようになるまで何度も挑戦し、みんなで力を合わせ楽しみながら作りあげる事ができました。
そうした経験で得た事のすべてが、これからの子ども達の大きな力となり、学校生活での支えとなっていく事を期待しています。残された日々を子ども達と一緒に大切にしながら、一人ひとりが楽しい思い出や自信を一つでも多く持って、小学校へ行ける事を願っています。

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