きのもと 6月号
令和3年6月1日 木之本保育園
今年は5月中旬に梅雨入りの発表がありました。例年より3週間も早い梅雨入りだそうです。
梅雨に入ると室内遊びが中心になりますが、様々に工夫して、楽しく過ごしていきたいと思います。子ども達は園生活のリズムもつかみ、落ち着いて、活動や遊びに取り組めるようになってきたものの、その反面、疲れも目立ってくる時期です。じめじめして過ごしにくい季節ですが、睡眠を十分にとり、規則正しい生活を心がけて健康に過ごしていきたいですね。
新型コロナウイルスの感染もなかなか収まらず、不安な日々が続きます。園においても、できる限りの感染防止対策を実施しながら、子ども達が安心して園での生活を過ごせるよう配慮していきたいと思います。
今月の目標
- 梅雨期を健康に過ごせるよう、身の回りを清潔にしようとする。
- 仲良しの友達と、さまざまな遊びを楽しむ。
- 梅雨期の自然に興味や関心を持ち、身近な小動物に親しむ。
6月の行事予定
日付 |
行事内容 |
1日(火) |
衣がえ |
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3歳以上クラスは夏スモックや半袖ユニフォームを着用しましょう。身の回りの持ち物の記名の点検をお願いします。 |
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2日(水) |
避難訓練 |
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不審者への対応方法を子どもに知らせます。 |
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3日(木) |
歯科検診(午前) |
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園嘱託医の先生の診察を受けます。
午前10時開始となります。 |
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4日(金) |
誕生会 |
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6月生まれのお友達の誕生日を各クラスでお祝いします。 |
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9日(水) |
時計持ち帰り |
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「時の記念日」にちなみ手作り時計を持ち帰ります。 |
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10日(木) |
運動教室 |
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すみれ・さくら・たんぽぽ組が対象です。 |
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11日(金) |
園児尿検査 |
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全クラスの尿検査を実施します。 |
英語教室 |
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すみれ・さくら・たんぽぽ組が対象です。 |
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16日(水) |
いもほり遠足 |
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すみれ・さくら組が、瑞穂市の畑でじゃがいも掘りをする予定です。 |
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18日(金) |
父の日プレゼント持ち帰り |
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子ども達がお父さんのために心を込めて作ったプレゼントを持ち帰ります。 |
園児尿検査(予備日) |
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23日(水) |
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24日(木) |
耳鼻科検診(午前) |
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園嘱託医の検診を受けます。(午前10時から) |
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※例年6月に実施していた「おやつパーティ」については、新型コロナ感染防止のため、実施を見送ります。
新型コロナ感染防止に関するお願い
新型コロナ感染拡大がなかなかおさまりません。5月には、岐阜市内の公立保育所で職員や園児の感染者が出たとのことです。岐阜県に出されている「まん延防止等重点措置」も、6月20日まで期間が延長されました。
新型コロナ感染防止のため、保護者の皆様に、あらためて以下のことをお願いいたします。
- 園からお渡ししている「健康チェックカード」に、お子さんの体温と身体状況を記入して登園時には必ずご提出ください。なお、「健康チェックカード」は、登園日だけでなく、登園をしない日や日曜・祝日の状況についても記録していただくことになっていますので、ご協力をお願いします。
- お子さんが37度5分以上の発熱がある場合、または呼吸器症状(せき等)がひどい場合は、お休みをお願いいたします。
- 過去に37度5分以上の熱があったり、せき等の呼吸器症状がひどかった場合は、解熱後24時間以上が経過し、呼吸器症状が改善傾向となるまでは登園を控えてくださいますようお願いいたします。
- 保育園でお子さんの体温を計測し、37度5分以上の発熱がある場合、または呼吸器症状がひどい場合は、ご連絡をしますので、お迎えをお願いいたします。
- 在園児が新型コロナウイルスに感染した場合には、保育園は一定期間、臨時休園となる可能性があります。また、ご家族等が感染し、在園児がその濃厚接触者と判断された場合は、登園ができません。
- お子さんやご家族が、新型コロナ感染者の濃厚接触者と判定されたり、PCR検査を受けることになった場合は、速やかに園までご連絡をお願いします。
梅雨期の健康管理について
今年は既に梅雨入りとなりました。お子さんの健康管理のため、以下の事項にご配慮下さいますようお願いいたします。
- 梅雨の期間中には、気温の低い日もあります。寒さ暑さに対応しやすい服装で登園させて下さい。
- 半袖ユニフォ-ムは上下揃えて着用するようにお願いします。
- 夏スモック(半袖スモック)の下には、気温に応じてブラウス、Tシャツなどを着せるようにしましょう。
- 子ども達は、梅雨の合間の晴れの日には、活発に戸外で遊びます。おうちで入浴、洗髪をこまめに行い、清潔な暮しを心がけましょう。
- 髪の毛を短めにするなど、子ども達が清潔を保ちやすいよう工夫をしていただけるとよいと思います。
- 清潔な暮しの大切さをご家庭で話し合ったり、清潔にした後の気持ちよさを子ども達が実感できるよう心がけましょう。
- 外から帰った時や、食事前の手洗いは、必ず習慣づけましょう。
- 手のひら、爪のまわり、指の間など、ていねいに洗いましょう。
クラスだより
もも組 「おそとあそびを楽しんでいます」
園生活にもずいぶん慣れてきたもも組のお友達。0歳児の子も、歩けるようになったり、ハイハイできる子が増えたりして、行動範囲が広がり、探索活動も活発になってきました。もも組さん全員での外遊びも多くなりました。ボール遊びやシャボン玉が大好きなもも組さん。保育者がシャボン玉をふ~っとふいてとばすと、歓声を上げ、みんなで追いかけていく姿がとってもかわいらしいです。
ボール遊びでは、0歳児の子も、両手でしっかりボールを抱いたり、転がしてみたりと上手に遊ぶことができます。時には様々なボールの色や形で、「これがほしい」「ぼくもつかいたい」と取り合い、ケンカになりそうなこともあります。
また、散歩に出かけることも大好きなもも組さんは、「散歩に行くよー!」と声をかけると、どの子も笑顔いっぱいで、自分で靴を出し、準備します。まだまだ長い距離は歩けませんが、回を重ねるごとに、少しずつ長いお散歩ができるようになると思います。
梅雨の時期ですが、晴れた日にはたくさん外遊びを楽しんでいきたいです。
ばら組 「初めてのりを使って、てんとう虫を作りました」
ばら組になったので、様々な活動を経験させたいと思い、先日、「のり」を使っててんとう虫を作りました。子ども達は、初めて見る「のり」にドキドキワクワクした表情で、説明する保育者の顔を眺めていました。説明を聞きながら、数人の子は「早くやりたい!」というほどでした。いざ触ってみると、「わあ冷たいね」「気持ちい~」と思わず言う子がある一方で、べたっとした感触に違和感をおぼえ、「手、洗う」と言い出す子等、様々な感想を持ったようです。初めてのことだったので、「やりたくない」と拒否する子が出てくるかと予想していましたが、意外にもそういうことを言い出す子がいなかったことに驚きました。逆に「またやりたい」と言う子がいるほどでした。出来上がった作品を保育者やお友達に「見て見てー」と言いながら見せ合い、「ママにも見せてあげるー」と嬉しそうにお話をしていました。
これからも、ひとつひとつの経験が楽しいと感じられるよう、一人ひとりの思いに寄り添い、気持ちを受け止めながら関わっていきたいと思っています。
たんぽぽ組 「製作って楽しいな!」
梅雨に入ってからなかなか外で遊べず、子どもたちも外へ行きたがる様子が多くみられます。少しでも室内で楽しく遊べるよう、時々、製作を行って楽しんでいます。
先日は、アジサイの形をした画用紙に、にじみ絵を活用して模様をつけました。にじみ絵を行うことを伝えると、経験したことのない遊びでも、どの子も集中して保育者の話を聞き、画用紙に絵の具がにじんでいくところを楽しんでいました。「え~!すごいね~!」「はやくやりたい!」と、とても意欲的にできました。
実際にやってみると、予想をしていなかった出来上がりを見て、嬉しそうに「先生!見て~!」と報告をしたり、好きな色を選びながら、きれいな色合いにしたりして、とても上手にアジサイに色をつけることができました。
絵の具が乾いた後は、アジサイと葉っぱをのり付けしました。のりのつけ方を知らせると、人差し指を使い、のりをつけすぎることなく上手く出来るようになってきました。製作したアジサイは6月いっぱい玄関に展示していますので、ぜひ一度ご覧ください。
さくら組 「素敵な腕時計作ったよ」
最近は、片付けの時間を事前に伝えると、時間や数字が分かる子は、壁に掛けてある時計を気にして「もうすぐ10だよ!」と、声を掛け合って、自分たちで片付け始めるようになりました。また、朝の歌の時は、『すうじのうた』を歌って、数字に興味を持つようにしています。
今回、「時の記念日」の話をして、腕時計を作ることを伝えると、「ママ、時計してた!」「早く作ろ!」と作る意欲満々の子ども達。
腕時計の形に切った紙コップを渡し、サインペンやビーズを準備すると、丁寧にペンで絵を描いたり色を塗る子、ビーズをたくさん張ってキラキラにする子など様々でした。中には細かい作業に飽きてやめてしまう子もいましたが、友だちがこだわって描いている姿を見て「もうちょっとやる」とがんばったり、友だちに刺激を受けている様子でした。
また、文字盤のところに蓋をつける提案をすると、皆大賛成だったので、どんな形の蓋にしたいか聞き、ひとりひとりがイメージした形に紙コップを切って用意しました。次の日、蓋を見せると大喜びで、ペンや色画用紙・アルミホイルなど、好きな材料を使って思い思いに飾りつけし、自分だけの腕時計が完成しました。
完成した腕時計をつけて友だちと散歩に行ったり、『とけいのうた』にあわせて針を動かしたりと、満足げに楽しんで遊ぶ姿を微笑ましく思いました。この年齢になると、少しずつ自分がイメージした形に近い作品を作ることのできる考えや技術が身につくようになってきます。
すみれ組 「みんなで一緒におえかきしたよ」
本荘公園で遊んだことをテーマにみんなで絵を描きました。いつもは、一人一枚の画用紙に描くのですが、今回はグループに分かれて一枚の大きな紙に描くことにしました。最初、説明すると、「え~」と少し困惑しながらも、どんな風に描こうかワクワクしている様子が伝わってきました。
紙を公園に見立てて、「ここは公園だよ。公園にはどんなものがあったかな?」など、できるだけ子どもがイメージしやすいように声をかけると、「お花があった」「タイヤのおもちゃで遊んだ」「鬼ごっこした」など、遊んだ様子を思い出しながらグループで話し合う姿が見られました。
絵を描き始めると、「ここにちょうちょかこう」「ピンクがいいな」など、仲良く描く子がいる一方、描く場所の取り合いになり、「もう一緒に描かない」とケンカになる子など様々でしたが、子どもたち同士で話している姿を見守っていると、ケンカしていたグループの子も、少しずつ描きながら譲り合ったり、一緒に描いたり、いつの間にか協力し合い、作品を完成させていました。
絵を描き終えると、みんなで見せ合いっこし、どの子も自分の描いた絵に満足して喜んでいました。「みんなで描いて楽しかった」「すごいのが描けた」と、友だちと一緒に作り上げる楽しさを感じているようでした。友だちと一緒に考えたり工夫したり、協力したりする経験を通し、グループで活動することの喜びや楽しさ、そしてやりとげる力をこれからも身につけてほしいなと思います。