おたより紹介
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きのもと 8月号
令和3年8月1日 木之本保育園
梅雨が明けるのに合わせたように、セミが元気に鳴く声が聞こえ始め、季節はすっかり夏となりました。
新型コロナウイルスのおかげで、今年もプール遊びはできませんが、その代わりとしての水遊びが始まり、子ども達は毎日楽しみにしているようです。
コロナの影響でなかなか思うように行事もできない中、少しでも子ども達に夏を楽しんでもらいたいと願っています。
水遊び以外にも、この季節にしかできない遊びを取り入れながら、保育を行っていきたいと思います。
ワクチンの接種も進んできてはいるものの、感染の勢いが再び大きくなり、ついに一日あたり1万人の感染者が出る状況になってきました。
引き続き感染対策に留意しながら、子ども達の園生活を見守っていきたいと思います。
今月の目標
- 友達と一緒に、夏の遊び(水遊び、絵の具遊び、どろんこ遊びなど)を思いきり楽しむ。
8月の行事予定
日付 | 行事内容 | |||
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4日(水) |
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8日(日) |
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9日(月) |
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10日(火)~14日(土) |
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19日(木) |
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20日(金) |
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24日(火) |
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27日(金) |
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運動場拡張工事について
このたび、東運動場の隣の土地(現在空き地となっている場所)を取得しました。
取得した土地は34坪(112㎡)ほどの広さですが、昨年度取得した東運動場(約40坪)と同様に、子ども達が遊べる運動場にしたいと思います。
東運動場と一体で使えるように整備工事をおこない、合わせて約74坪(243㎡)の広さの運動場になる予定です。
工事は8月2日より開始し、9月上旬には完成させ、運動会の練習をする頃には、子ども達が使えるようにしたいと思います。
工事期間中は、東運動場は一時使用できなくなり、また、工事車両の出入りや、振動・騒音などで、お子さんの送迎時等にご迷惑をおかけすることと思いますが、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
お子さんの健康を守り、夏を楽しく過ごしましょう
夏になって夜ふかしをしたり、遠出をしたりして、普段とは違い、大人のペースで行動することもあるかと思います。夏は生活のリズムも崩れやすくなります。
お子さんが健康な状態で暑い夏をのりきることができるよう、以下のことに配慮下さるようお願いいたします。
- 早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。
- 炎天下に出るときは、帽子をかぶり、木陰で遊ぶ習慣をつけましょう。
- 汗が出たら、着替えをしたり、お風呂に入ったりして体を清潔にしましょう。
- 冷たいジュース、アイスクリームなど食べ過ぎないように、おやつの時間を決めて与えましょう。…園では、冷たいおやつは1日1回と約束しています。
- 熱中症の予防のためクーラーを使用するのは必要なことですが、あまり強くかけすぎると寝冷えをするなどして風邪をひくお子さんがあります。冷房の設定温度、使用時間などに気を配りましょう。
- とびひが流行する季節です。皮膚を清潔にして、虫さされや湿疹をひっかかないように気をつけましょう。
クラスだより
もも組 『なんでも自分でやろうとする姿があります』
7月の終わり頃から、風邪をひいてしまう子が多くいましたが、少しずつ元気を取り戻してきているもも組さんです。いつもいる子がお休みしていると、「〇〇君は?」「いないねー」とお話してくれる子もいる等、まわりのお友達への興味がでて、名前を覚えるようになった姿を見ると成長を感じます。
最近、手洗いや消毒するのにも慣れてきて、「お給食だよー」と声をかけると、みんな手洗い場の前に並びます。保育者と一緒に手を洗った後、手ふきでふき、消毒液を手のひらにかけると、上手に両手を合わせてこすっています。
また、給食の時に口のまわりが汚れると、不快感がわかるようで、保育者がふこうとする前に自分でおしぼりを使ってふいたり、時には保育者のまねをして、机までふこうとする子もいます。これからも、自分でやろうとする気持ちを大切にし、様々な場面で見守っていこうと思います。
ばら組 『お友達と一緒に楽しく遊んでいます』
毎日暑い日が続きますが、子ども達は元気いっぱいです。水遊びが始まり、みんな大喜びで遊んでいます。
最近子ども達は、お友達と一緒にいるのが楽しいようで、「○○ちゃん一緒に遊ぼう。」「○○くん、今日ご飯一緒に食べようね。」等やり取りを楽しんでいます。中には保育者のまねをして、お友達が間違ったことをしていると、「○○って言ったでしょ?」とお友達に教える子も。
先日数人でブロック遊びをしていた時のことです。ブロックをたくさん積み重ねて遊んでいたのですが、どんどん高くなり、バランスを崩して倒れてしまいました。いつもだと「いや」と言って泣いてしまうところですが、意外にも遊んでいた子たちが顔を見合わせて、「あー倒れちゃった。」「もう一回やろう!」とそれぞれ声をかけ、やり直している姿にびっくりしました。
少し前までは、各々が自分だけの遊びをしていたのに、いつの間にか友達とやり取りをしながら遊ぶ姿が多く見られるようになり、うれしく感じました。
些細なことでも子ども達の姿をしっかり見守り、お友達と楽しく遊べるよう関わっていきたいです。
たんぽぽ組 『ひとりでできるもん!』
今月から水遊びが始まり、身の回りのことをいろいろやっています。
水遊びをするために、まず着ていた洋服を脱いで畳みます。初めは畳み方が分からず、「できなーい!」「先生やって~!」とお願いをしにくる子がほとんどでしたが、畳み方を伝えると、少しずつ出来るようになり、自分でやってみようとする子が増えました。上手く畳むことができると「みて~!できたよー!」と上手に畳んだ服を見せてくれます。服を畳み終えるとTシャツに着替えます。着替えが終わるとプールバッグを持って一列に並び、3階まで行きます、プールバックを綺麗に並べて置き、それから草履を履いて水遊びスタートです。ひとつひとつの準備を自分1人でやろうとする気持ちを大切にしながらサポートしています。
水遊びでは、水が顔にかかってしまうと、「ちょっとやめてよ~!」といいながらも嬉しそうに水を浴びたり、水鉄砲を使って保育者やお友達にかけたりと、存分に水遊びを行うことができています。
これからまだまだ暑さが増していくので、水遊びをより一層楽しみながら、身の回りの始末もより上手になるよう見守っていきたいと思います。
さくら組 『虹色風鈴作ったよ!』
絵の具遊びが大好きで、準備をしていると「何描くの?何作るの?」といつも興味津々です。
今回は、夏ならではの風鈴作り。小さくちぎった和紙をでんぷん糊の混ぜてある絵の具に浸してカップに貼り、風鈴らしく飾ることにしました。
まずお手本を見せると、「カラフルできれい!虹みたい!」と見惚れる子ども達。赤・青・黄色の三色の絵の具を用意すると、「3つの色じゃカラフルに出来ないよ」という子もいれば、「混ぜれば出来るよ」という子もいました。
実際にやってみると、一色に染めただけでも「わー、きれい!」と楽しんでいました。慣れてくると何色かに浸し、「赤と青を混ぜたら紫になった!」「少しずつつけたら、虹色になったよ!」と混色による色の変化を友達と見せ合ったり、またそれを真似したり等、その面白さ、楽しさに大興奮し、夢中になっていました。ちぎった和紙の形、選んだ絵の具の色、貼る順番…いつのまにか自分だけの虹色模様が出来ました。
完成した作品は、部屋の天井に飾って、風鈴ならではの優しい音に耳を澄ませながら、みんなで眺めています。これからもみんなが夢中になって作れるような楽しい製作をしていきたいと思います。
すみれ組 『あさがおの種を植えたよ』
あさがおの種を植えて、自分達で育て、花を咲かせることを話すと「やった~」と子ども達は歓声を上げ、喜びました。園庭で植木鉢に土を入れるところから行ったのですが、どの子も興味津々で、保育者の説明を聞いていました。植えるときは指で穴をあけてから種を入れることや、土を優しくかけることなど、やり方の説明をするとみんな真剣に聞き、「そ~っとだよ」と友達同士声をかけながら植えていました。
毎日の水やりもとても楽しみにし、自分達で「あさがおに、水やらんと」と気が付いて、友達と交代でじょうろを使って水をやる等、お世話をしています。初めて双葉が出たことを発見したときは、「すごい~」「はっぱでた~」「○○ちゃんのはたくさんでとる~」と、みんなで大喜びしました。また、葉っぱの大きさや、枚数などの変化に気が付く子も多く、その都度、観察日記に楽しく記録しています。
あさがおの成長とともに、子ども達も植物を大切に育てる気持ちが育っていることを感じ、とても嬉しく思いました。きれいな花が咲くことを楽しみに、種を収穫するまでみんなで大切に育てていきたいです。