おたより紹介
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きのもと 10月号
令和3年10月1日 木之本保育園
新型コロナウイルス「第5波」による岐阜県への緊急事態宣言が、9月30日にようやく解除されました。
9月後半から全国的に感染者数は減少してきていますが、これまで「新型コロナは子どもへの感染は少ない」とされてきた状況が、変異種デルタ株の登場で、必ずしもそうとは言えなくなってきているようです。
幸い本園においては、今のところ職員や園児への感染者は出ていませんが、新聞報道によると、県内の保育園や認定子ども園等で、クラスターが発生したところもあり、今後「第6波」の到来も予測される中、まだまだ油断のできない状況です。
今月は親子遠足、園内運動会などの行事も予定されていますが、感染対策を徹底しながら、安全に実施ができるよう努力していきたいと思っています。どうかご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
今月の目標
- 戸外で友達と一緒に、跳ぶ・走る・歩くなどの運動を楽しむ。
- 秋の自然に触れて、季節の変化に興味や関心をもつ。
- 約束や決まりを守って遊び、あと片付けは、みんなで力を合わせてしようとする。
10月の行事予定
日付 | 行事内容 | |||
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1日(金) |
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4日(月) |
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6日(水) |
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7日(木) |
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8日(金) |
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13日(水) |
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14日(木) |
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15日(金) |
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19日(火) |
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20日(水) |
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21日(木) |
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25日(月) |
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27日(水) |
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28日(木) |
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木之本地区市民運動会の中止について
毎年10月の第2日曜日に、徹明さくら小学校グラウンドで開催される木之本地区の市民運動会に、本園園児が出演し、踊り等を披露していましたが、新型コロナ緊急事態宣言の影響により、市民運動会は中止となりました。昨年度に続き、2年連続の中止となります。たいへん残念ですが、来年は新型コロナも収まり、無事に園児たちが地区の皆さんに演技を披露できることを願っています。
新年度(令和4年度)の入園申し込みについて
メール配信でもお知らせいたしましたが、来年(令和4年)4月の保育園入園の募集が、10月1日(金)から始まります。
在園児の方の弟さんや妹さんの4月入園を考えておられる方は、この時期に申し込みをしていただきますようお願いいたします。
本園の場合、0歳児から2歳児のクラスは、新年度早々に定員いっぱいになってしまうことがあります。在園児の弟妹の方の入園は、一般申込の方より優先とはなりますが、10月の申込みタイミングを逃してしまうと、優先順位が高くても入園できなくなる場合もありますのでご注意下さい。
第1次募集の締め切りは、10月29日(金)です。入園申込用紙は事務室で配布しています。必要な方はお申し出下さい。
インフルエンザの予防接種について
インフルエンザは、非常に感染力が強く、脳炎や肺炎などの重症合併症があらわれることもある感染症です。例年11月頃から流行し始め、1月から2月に流行のピークを迎えます。インフルエンザの予防対策としては、手洗いやうがいなどがありますが、予防接種も重要な予防対策のひとつです。予防接種により、インフルエンザに感染をした時に、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果が期待されています。
岐阜市では、小学校就学前の子どもに対し、以下の通り、インフルエンザ予防接種費用の一部助成を行っているとのことです。ぜひ活用していただければと思います。
○対象者
岐阜市に住民登録のある、生後6か月から小学校就学前までの乳幼児
○助成の対象となる接種期間
令和3年10月15日~令和4年1月31日
○助成の対象となる接種回数
上記の期間中2回
○接種料金
医療機関で提示された接種費用から1回につき1,000円を引いた金額。
○受付・申込み等
予防接種を受ける医療機関に連絡してから受診して下さい。
○問い合わせ先
岐阜市役所 感染症対策課 (058)252-7187
クラスだより
もも組 「お散歩を楽しんでいます」
少しずつ涼しくなり、外で遊ぶことや、お散歩に出かけることが増えてきました。
これまでは散歩車に乗って出かけていた子達も、「おててつなごうね」「歩いていくよ」と声を掛けると、お友達と上手に手をつなぎ、保育者と一緒に歩いていくことができる様になりました。また、少しずつおしゃべりもできる様になり、手をつなぐとき等に「一緒につなごう」と誘ったり、「〇〇くんー!」と呼んでいる場面がたくさん見られます。お友達のことも分かってきたようです。
お散歩途中では、まわりのいろんな様子に気がつき、「わんわん!」「ちゅんちゅん、いたね」とおはなししたり、時には、『さんぽ』のうたを歌い始め、それに合わせてみんなで歌いながら歩いていくこともありました。一緒に手をつないだ子と顔を見合わせながら笑いあう等、お散歩大好きなもも組さんのお散歩です。
0歳児のお友達も歩けるようになってきたので、少しずつ一緒に手をつないでお散歩したり、散歩車に乗って1歳児のお友達の姿や周りを見ながらお散歩を楽しんでいます。
もう少したくさん歩けるようになったら、公園での遊びを楽しみたいと思います。
ばら組 「自分でやりたい、お手伝いしたいという子が増えてきました」
ばら組になって半年が過ぎ、子ども同士の言葉のやりとりや会話が増えてきました。
先日、パンツを自分で履くのに苦戦していたAくんに「かわいいパンツ~」「どこで買ったの?」と声を掛けたBくん。Aくんはその言葉にうれしくなった様で、「ママに買ってもらったの~」と答えながら、最後までパンツを履くことができました。保育者が声をかけるだけでなく、友達同士のちょっとした声掛けにAくんが耳を傾け、やる気になった姿に感動しました。また、お昼寝の前にパジャマに着替える際、手伝おうとすると「ダメ!」「自分で!!」と、自分でやりたい、自分で着られると訴える子もいます。
今のばら組は、ボタンかけや洗濯ばさみ遊びなどの指先を使うことが好きな子が多く、集中して楽しんでいます。さらに保育者が何かしていると「これ運ぶ?」と聞いて手伝ってくれる子もいます。友達の鼻水が出ていたり、泣いていたりしていると、保育者より先にティッシュを持ってきて拭いてくれる等、日頃の保育者の行動をよく見ているなと感心してしまいます。
これからも、一人ひとりが少しずつ成長する姿を見守りながら、子ども達に関わっていきたいと思います。
たんぽぽ組 「はさみで切るって楽しいなぁ」
はさみで線に沿って紙を切ったり、広告用紙の中の好きな部分を切り抜いたりして、はさみを使う練習をしています。遊びの中で、はさみを使うコーナーを作り、まずは遊びたい子から、はさみの練習をしていきました。最初は、興味を持った1、2人程で遊んでいました。その子達が少しずつ上手になっていく姿をみて、はさみに興味を示さなかった子も「私もやりたーい!」「僕もはさみもってくる!」と、次々と自分のはさみを出してきて遊ぶ子が増え、クラスの半数以上の子がはさみで遊ぶようになりました。
先日の敬老の日のプレゼントでは、はさみで折り紙を切って、おじいちゃんおばあちゃんの髪の毛の部分を作ったり、とんぼを製作した時には、羽を切って作ったりと、製作の中でもはさみを使うことが増え、一人ひとりがハサミ使いに慣れてきました。子ども達が楽しんではさみを使い、ひとつの作品を作り終えると、“自分で作った!!”と、達成感を感じている様に思います。
今後も遊びの中ではさみ使いだけにとどまらず、様々なものを使って製作遊びをしていきたいと思います。
さくら組 「トントン相撲で遊んだよ」
先日、『手作りトントン相撲』で遊びました。昔ながらの紙相撲です。
画用紙に自分を描き、半分に折って立つようにして駒を作り、空き箱を土俵に見立てました。箱の上に二つの駒を乗せ、空き箱を指でトントンたたき、倒れなかった方が勝ちという簡単なルールなので、子ども達もすぐ理解し、やる気満々。みんなで話し合い、3人グループを作り、1人は審判役で交代することにしました。
「はっけよーい、のこった!」の審判の合図でトントン! 相手の駒を倒して勝った子は「やったー!」と大喜び。しかし、この年齢になると「勝ち負け」の意味も分かって、敏感になる子もあり、何度勝負しても負けてばかりで泣く子や、怒る子が出てきました。
みんなにどうすると勝てるか問いかけてみると、優しくトントンすると倒れにくいことに気づき、何度も挑戦。勝てると、「よかったね!」とグループで喜び、先ほどまで負けてばかりいた子の頭をなでる優しい姿も見られました。また、審判役の子も、「見合って見合って」など本物の行司さんになりきる子もありました。
運動会では、勝敗のある競技もあるので、このように勝ったり負けたりする経験をたくさんして、負けても気持ちを切り替えて、みんなで楽しんで参加できるといいなと思います。
すみれ組 「おじいちゃん、おばあちゃんいつもありがとう!」
敬老の日のプレゼントは、日頃からお世話になっているおじいちゃん、おばあちゃんに「お守り」を作りました。プレゼントを作る前に、近くにおじいちゃんおばあちゃんがいない子や、ふだんあまり会う機会のない子達も一緒に、自分のおじいちゃんおばあちゃんのことをどんな風に思っているのかを聞いてみました。
「いつも遊んでくれるからうれしい」「お菓子をかってくれるよ」「大好き」「会いに行きたい」など、様々な思いがありましたが、中でも一番多かったのが「ずっと元気でいてほしい」「長生きしてほしい」「いなくなったら嫌だ」ということでした。
お守り作りが始まると、難しい折り紙を頑張って折ったり、工夫して手紙を書くなど、おじいちゃん、おばあちゃんの喜ぶ顔を想像して、どの子も一生懸命に取り組んでいました。大切な人を思いながら心を込めて作り、初めて作るお守りに感動しているようでした。
これからも、おじいちゃん、おばあちゃんへの優しい気持ちを忘れずに、大きく成長していってほしいと思います。