おたより紹介
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きのもと 11月号
令和3年11月1日 木之本保育園
新型コロナウイルス第5波もようやく収まり、様々な制限付きではありましたが、10月は、春から延期していた親子遠足や、園内での運動会を実施することができました。保護者の皆様には何かとご協力をいただき、ありがとうございました。
先月は中旬まで夏のような日が続きましたが、そのあとは暖房が欲しくなるほど寒くなり、快適なはずの秋はあっという間に過ぎていったような気がします。そんな中でも子ども達は元気いっぱい、半袖、半ズボンでも平気な子が多く頼もしく感じます。
これからどんどん寒くなってきますが、厚着をしてしまうと体が動かしにくくなったり、かえって汗をかきそれが冷えて風邪をひいたりします。昔から「子どもは大人より1枚少なめに」と言われます。なるべく薄着で、体をいっぱい動かして遊ぶ中で健康な体作りをしていきたいと思います。
今月の目標
- 身近な秋の自然に触れ、自然の物を使って様々な遊びを楽しむ。
- 身近に働いている人々の仕事に関心をもち、感謝の気持ちをもつ。
- 交通のルールを理解し、自分から安全に気をつけて登降園する習慣を身につける。
11月の行事予定
日付 | 行事内容 | ||||||
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1日(月) |
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2日(火) |
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3日(水) |
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4日(木) |
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5日(金) |
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9日(火) |
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12日(金) |
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18日(木) |
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22日(月) |
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23日(火) |
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24日(水) |
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25日(木) |
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※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、行事を変更・中止する場合があります。ご理解をお願いいたします。
ふれあい動物園の中止について
コロナ禍前は、毎年、11月頃に「ふれあい動物園」を実施していました。移動動物園に来てもらい、ヤギやポニー、うさぎやモルモット、ひよこなどの動物にエサをあげたり、抱っこしたり、親子一緒に触れ合ってもらうイベントです。
しかし、まだ新型コロナの感染が完全に終息していない現状では、屋外とはいえ、限られたスペースに保護者や園児が多数集まり、動物に直接触れたりすることは、まだ、難しいと考えています。そのため、残念ですが、昨年度に引き続き、今年度も「ふれあい動物園」は中止といたします。
新型コロナが収まり、感染の心配をしなくてもよい状況になった時に、また再開できれば、と考えています。
申し訳ありませんがご理解をいただきますようお願い申し上げます。
上履き用ぞうりの使用等について
たんぽぽ・さくら・すみれ組が使用している上履き用のい草ぞうりは、11月22日(月)まで使用します。靴下をはいて登園されても結構ですが、園内では健康のために脱ぐこともありますので、 靴下に記名をお願いします。24日(水)からの上靴の使用については、後日おたよりでお知らせします。
なお、保育園では冬期に座布団は使用しないこととなっていますのでご承知下さい。
また、ベレー帽は今月から使用しますので、よろしくお願いいたします。
大切なお子さんを犯罪被害から守りましょう
たいへん悲しいことですが、世間では、幼い子ども達が犯罪の被害に遭う事件がしばしば起こります。子ども達がそうした被害に遭わないために、私達大人は何に気をつければよいのでしょうか。
【犯罪被害から子どもを守るために、家庭で気をつけたいこと】
- 1人で外で遊ばせない
玄関先や駐車場などの敷地内であっても、保護者の目の届かないところでは遊ばせないようにしましょう。 - 店内で子どもを1人にさせない
ショッピングセンターなどのおもちゃ売場や書店などの店内に、子どもだけを残してその場を離れないようにしましょう。 - 公園やスーパーなどのトイレに1人で行かせない
不特定多数の人が利用するトイレは、遊び慣れた公園などでも、子どもだけで使用させないようにしましょう。 - くりかえし教える
岐阜県警のホームページには、子ども達が危ない目に遭わないための5つの言葉「セーフティファイブ」が掲載されています。以下のような内容です。こうしたことは、子どもに一度だけ話すのではなく、くり返し教えましょう。1 ひとりにならない … グループで遊びます。家族と離れません。
2 ついていかない … 知らない人にはついていきません。
3 おおごえをだす … 怖いと思ったら大声で叫びます。
4 ちかづかない … 知らない人にはちかづきません。
5 はなしをする … おうちの人に誰とどこで遊ぶか話します。
クラスだより
もも組 「風船遊びをしました」
先日風船遊びをしました。子ども達は、風船を見たとたん興味津々で、はやく遊びたい!と待ちきれない様子でした。
黄、青、ピンクと三色ある風船の中から好きな色を選んで、風船をポンポンとたたいてから飛ばしたり、抱きしめたり、保育者が風船を飛ばして「とんでったよー!」と声をかけると、「まってー」と追いかけたりしていました。
なにかの拍子で風船が割れてしまうと、「え!?」とビックリした表情でちょっとの間固まってしまう場面もありましたが、また新しい風船を渡すと気を取り直して、同じように楽しんでいました。
そのあと、圧縮袋にいくつもの風船を入れ、風船のベッドを作って出したところ、大興奮でその上に乗って寝転がったり、先生にユラユラ動かしてもらったりしながら風船のベッドの感触を楽しんでいました。女の子達は、お友達と一緒に同じベッドにゆったり座って楽しんでいました。
これからも子ども達が興味を持って楽しめるような遊びをしていきたいと思います。
ばら組 「本荘公園でどんぐりを拾いました」
お天気のいい日に保育者が「散歩に行こうね」と子ども達に声をかけると、「どんぐり拾いにいきたーい!」と口々に言ってきたので、本荘公園にどんぐりを拾いに出掛けることにしました。
玄関を出るとさっそく「手、一緒につなごう。」と友達を誘う子や、そっと友達と手をつなぎに行く子等、それぞれ二人組になって出発。車が通る時は、止まって待つのがお約束。保育者が「車来まーす」と声を掛けると、子ども達も「車来まーす」とみんなに声をかけてくれます。保育者が歌を歌い始めると、みんなで歌が始まったりと本荘公園に到着するまでとてもにぎやかです。
公園に着いて噴水をみんなで見ていると、先に来ていたさくら組さんがどんぐりを拾っていました。「ばらさーん、どんぐりいっぱいだよ」と教えてくれるので、一目散にどんぐりの木に向かって走り出しました。「ここにもあるよ」「すごーい」など、口々に言いながら夢中でどんぐりを拾いました。園に戻ってからも、「いっぱいあったね。」「今度はお母さんと拾いに行こうね。」などと楽しそうに友達と話をしたり、どんぐりが入っていた袋の中をそっとのぞき込んで、ニコニコしている子もいました。
秋本番のこの時期に、積極的に戸外で遊んだり、散歩に出掛け、自然物とのふれあいを満喫したいと思います。
たんぽぽ組 「自分の顔が上手にかけるようになったよ」
自由画帳に絵を描く時、お友達や自分の顔を描く子が増えてきたので、他の子達もそろそろ顔を意識して描けるのではないかと思い、先日、みんなで画用紙に自分の顔を描くことにしました。
鏡で自分の顔を見たり、お友達の顔を見たりしながら描きました。すると思いのほか、一人ひとりが顔らしく描けていました。繰り返し描いているうち少しずつ上手になっていき、ほとんどの子が自由画帳に顔を描いて遊ぶようになりました。
描く時は、絵の具も使いますが、髪の毛の色や、顔の色等を一色ずつではなく何色も用意すると、好きな色を選んで、自由に塗ることができました。髪の毛を男の子は短く描いたり、女の子は長く描いたり等、自分達の特徴もとらえながら描けるようになりました。
絵の具を使う楽しさや、好きなものを自由に伸び伸びと描く楽しさが味わえるように、これからもたくさんお絵描き遊びをしていきたいと思います。
さくら組 「お話の絵を描いたよ」
さくら組になり、飼育していた虫を描いたり、夏頃には水遊びや夕涼み会ごっこで楽しかった事など人物に動きのある絵も描いたりしてきました。
そこで今回は初めて「お話の絵」を描くことに挑戦してみました。『あなにおちたぞう』という絵本を読み聞かせし、一人ひとりが気に入った場面を描くことにしました。分かりやすい話ではありますが、実際に絵にするとなると、全体の話から自分の描きたいところを選んで描くとなると、「どうやってかいていいか分からん。」と全員が描き始められませんでした。
そこで、もう一度絵本をみんなで見てから、描く場面を二つに絞ったり、動物の図鑑を見ることでイメージしやすくなり、描き始めることが出来ました。二つの場面から選ぶ事や、動物の形や動き等、かなり難しかったこともあり、描き終えると「がんばったね!」「上手にかけた!」「楽しかったね!」と達成感や満足感でいっぱいの子ども達でした。
これからも、いろいろな絵を描く中で、少し難しくても挑戦することや、楽しくのびのびと描く事など、一つひとつの機会を大切にしたいと思います。
すみれ組 「ドッジボール楽しいね」
すみれ組では、今、ドッジボールが一番人気のある遊びです。今まで遊んでいた転がしドッジボールとは違ってルールも難しくなり、チームワークが良くないと上手く遊ぶことができません。初めて遊んだ時は、チームがスムーズに決まらず、遊び始めても、ボールが当たると怒って遊びを途中でやめてしまう子や、泣いてしまう子など、なかなかうまく遊ぶことができませんでした。
そこでみんなで、楽しく遊ぶにはどうしたら良いのかを話し合うことにしました。すると、「当たっても怒らない」「当たった人は外野に行くよ」「お友達の顔には当てないよ」など子ども達から様々な意見が出ました。
みんなで話し合ってルール確認をしてからは、細かいトラブルはなくなり、チームで作戦会議をしたり、お互いに声を掛け合いながら遊ぶ姿が多く見られるようになり、お友達の事にも目を向けられるようになってきました。今では、保育者が間に入らなくても、自分達で決めて遊びを進めていくことがだいぶできるようになり、成長を感じます。 遊びを通して、みんなで力を合わせ頑張ることから様々な経験をしていってほしいと思います。