きのもと 12月号
令和3年12月1日 木之本保育園
緊急事態宣言が解除されて以降、新型コロナの感染者数が全国的に減少傾向となり、11月には県内感染者数も一桁の日が続きました。
そのおかげで、秋に入ってから、親子遠足、園内での運動会、いもほり遠足などの行事を実施することができました。 今月はお店やさんごっこやクリスマス会など、子ども達が楽しみにしている行事が待っています。引き続き園においても、園児及び職員の毎日の健康チェックや、こまめな換気と消毒などの感染対策をおこなっていきたいと思っています。
新型コロナ以外にも、この時期はインフルエンザなどの感染症が流行する時期です。マスク着用や、手洗い、うがい、消毒など、皆様も感染予防にご協力をいただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。
11月中旬から寒さも少しずつ増して、本格的な冬の訪れを感じられる頃となりました。子ども達は冷たい風に鼻を赤くしながらも、元気に外で遊んでいます。今年も残りわずかとなりますが、最後まで子ども達と元気いっぱいに過ごしたいと思います。
今月の目標
- 暖房器具のまわりでは、安全に気をつけ、約束を守って遊びを楽しむ。
- 手洗い、うがい、消毒を十分に行い、感染症予防に努める。
- 年の暮れの様子に興味や関心を持ち、お正月を楽しみに待つ。
12月の行事予定
日付 |
行事内容 |
2日(木) |
避難訓練 |
… |
火災を想定した訓練をおこないます。防火の話もします。 |
|
9日(木) |
お店屋さんごっこ |
… |
今年は「お菓子屋さん」と「おもちゃ屋さん」です。
新型コロナ感染対策として、各クラスに分かれておこないます。 |
|
10日(金) |
|
15日(水) |
誕生会(クリスマス会) |
… |
今年はクラスごとに実施します。 |
|
16日(木) |
保育参観①(午前) |
… |
もも、ばら組の保育参観をおこなう予定です。 |
|
17日(金) |
保育参観②(午前) |
… |
たんぽぽ、さくら、すみれ組の保育参観をおこなう予定です。 |
お正月プレゼント持ち帰り |
|
23日(木) |
|
28日(火) |
|
29日(水)~1月3日(月) |
|
1月4日(火) |
|
保育参観について
今月実施する予定の保育参観は、新型コロナ感染対策をふまえ、以下の方法でおこなう予定です。
- 参観日を二日に分けて実施
(16日(木)…もも・ばら組 17日(金)…たんぽぽ・さくら・すみれ組)
- 参観時間を各クラス30分ずつとし、実施時間帯をずらす。参観中は、部屋の換気をおこないながら実施する。
16日(木) |
もも組(10:00~10:30)
ばら組(10:50~11:20) |
17日(金) |
たんぽぽ組(9:40~10:10)
さくら組(10:25~10:55)
すみれ組(11:10~11:40) |
- 参観できる保護者は、各家族1名のみとする。参加者には事前検温・消毒をお願いし、体調の悪い方は、参観を控えていただく。参観は必ずマスク着用とする。
- 例年実施していた参観後のクラス懇談はおこなわない。
- 参加者名を記録し、万が一、新型コロナ感染者が出た場合に備える。
現在のように感染状況が落ち着いていれば、以上の方法で実施することで考えていますが、今後、感染が拡大した場合等、やむをえず直前に保育参観を中止する可能性もあります。申し訳ありませんが、どうかご理解とご協力をお願いいたします。
送迎時の車上ねらいにご注意下さい
日が暮れる時間が早くなってきました。この時期には、例年、市内保育園等で車上狙いの被害が発生します。以前、本園前の道路でも被害が発生しました。車を園の前に駐めて、お迎えのため園内に入った5分程度の間に、助手席のバッグを盗まれるという状況でした。
このような被害が起きないようにするため、送迎の際には、以下のことをお守り下さるようお願いいたします。
- 自動車でお子さんを送迎される際には、車を離れる時間が短くても必ず施錠をし、また、車内にカバンや貴重品を置いたままにしないようにして下さい。
(施錠してあっても、窓ガラスを割って荷物を持っていく場合もあるとのことです。)
- 自転車で送迎される方も、自転車カゴの中にバッグや貴重品を置いたままにせず、必ず持って園内に入って下さい。
- 以上の注意は、送迎をされる方(おじいさん、おばあさんなど)皆さんに、お伝え下さいますようお願いいたします。
クラスだより
もも組 「粘土の感触を味わいながら品物作りをしました」
もも組さんもお店屋さんごっこの品物作りをしています。
紙粘土を使って、ちぎったり、こねたり、伸ばしたりして、いろんな形の飴を作りました。やわらかい粘土を一人ひとりに渡すと、指先を使ってちぎったり、両手を使って丸めようとするなどして作り、出来上がった飴を見ては、「おいしそー!」「ぺろぺろ~」と、食べるまねをして楽しんでいました。
0歳児の子も、初めての粘土を見て、最初はびっくりしてなかなか触れない子もいましたが、保育者と一緒にそっと触り、少しずつ慣れてくると、ぎゅっと握っては感触を楽しんでいる様子でした。
また、花紙をコップに入れて、ジュースもつくりました。「これいちごねー」「あお!あお!」と言いながら楽しんで作る子ども達。ストローをさして見せると、吸おうとする子もいました。「ちょうだい!」「どーぞ」と、お友達とのささやかなやり取りをする姿もあり、ひとつひとつの姿に成長を感じました。
お店屋さんごっこの当日はまたどんな姿を見せてくれるか楽しみです!
ばら組 「子ども達はお外遊びが大好きです」
10月におこなった運動会では、かけっこや簡単な障害物競走を楽しみましたが、今でも外に出た際には、かけっこをして楽しんでいます。走るフォームもしっかりしてきて、保育者と一緒に走ったり、ゾウやウサギなどの動物のまねをして走ったり跳んだりして遊んでいます。繰り返し遊んでも「まだやりたい!」「せんせいもいっしょに~」「おいで~」と誘い、満足するまで走っています。
また、地面に「アンパンマン」や「バイキンマン」らしい絵を描いて見せてくれたり、最近は運動場に落ちている小さな石を見つけては拾い、「ダンゴムシの赤ちゃん」「カブトムシの赤ちゃん」など名前をつけ、大事そうに持ち歩くほほえましい姿もあります。
これから少しずつ寒さもきびしくなりますが、温かく穏やかな日は積極的に外に出て、子ども達と様々な遊びを楽しんだり、時には散歩にも出かけてみたいと思います。
たんぽぽ組 「みんなで鬼ごっこ楽しいよ」
最近、鬼ごっこが大好きになり、お部屋でもお友達同士で「あとで一緒に鬼ごっこしよう~!」と誘いあい、お外に出るとさっそく鬼ごっこが始まります。
子ども達は、保育者も誘ってくれて、保育者が鬼でスタートをする事が多いのですが、みんな思いのほか足が速いので、保育者が必死に走ってもなかなかタッチができず、子ども達に「こっちだよ~!!!」といつも素早く逃げられてしまいます…。保育者が子ども達にタッチできても、またすぐにタッチが返ってきて鬼になってしまい、本当に足が速くなったなぁと実感しています。
“氷おにごっご”や“だるまさんが転んだ”などにも興味を持ち始め、大きいクラスのお友達が遊んでいるのを見て、みようみまねで遊び始める姿も増えてきました。ルールを理解することがまだ難しい部分もありますが、少しずつお兄さん、お姉さん達とも一緒に遊んでいけたらいいなと思っています。
さくら組 「本物みたいなソフトクリームを作ったよ」
製作が大好きなさくら組。お店屋さんごっこの品物作りを毎日楽しんでいます。特に夢中になって作ったのが、本物そっくりのソフトクリームです。
子ども達が作る前に、保育者が作った物を見せると、「すごい!本物みたい!」と大喜びでしたが、「こんなに上手に出来るかな…」と不安の声もありました。しかし作り方を説明してから、マニキュア、モール、その他にもボタン・ストロー・スパンコールなどをトッピング用にたくさん用意すると、「早く作りたい!!」と身を乗り出す子ども達。アイスに見立てたカラフルな紙粘土を見て、作りたい味も友達と仲良く決めていました。そしてやっぱり楽しいのがトッピング。キラキラなソフトクリーム、目や耳などをつけた動物ソフトクリームなど、どれも個性的です。夢中になって飾り付けをし、嬉しそうに保育者や友達に「みてみて、おいしそう~」と見せ合ったり、「本物そっくりすぎて、もも組の子食べてまうかもしれんね~」と笑い合ったり、自分たちで作ったソフトクリームに大満足の様子でした。
これからも子ども達の興味がわく材料や作り方を考えて、楽しい品物作りをしていくことで、当日は、いっそうお店屋さんごっこが楽しめるのではないかと期待しています。
すみれ組 「おみせやさんごっこたのしみだね」
お店屋さんごっこに向けて、いろんな品物を作っています。
お菓子屋さんのチョコバナナは子ども達のアイデアで作ることになりました。待ちにまったチョコバナナ作り。製作当日は大喜びでしたが…。いざ作り始めると、新聞でバナナの形を作るのに苦戦する子が多く、「できない~」「先生やって~」と年長児らしからぬあきらめモードに…。
作り方を繰り返し説明したり、子ども達を励ましたりしながら一緒に手伝い、それらしく形が整ってくると「バナナや!」「バナナに見える!」とみんなのやる気も湧いてきました。
それから折紙を貼り、より本物に近づいてくると、ますます集中し、真剣になっていきました。
最後のトッピングの折り紙を貼る工程は細かい作業でしたが、完成したチョコバナナを見ると、「すごい~」「本物だ~」「できた~、うれしい!」と子ども達は大満足でした。
初めは少しむずかしくても、自分達で最後まであきらめずに作った経験が、子ども達の自信に繋がったことを感じ、とても嬉しく思います。