おたより紹介

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きのもと 1月号
令和4年1月1日 木之本保育園

あけましておめでとうございます     職員一同

令和4年が始まりました。ご家族で良いお正月を過ごされたことと思います。
昨年も新型コロナウイルスの影響で、社会的にも、また園としても、厳しい環境の一年でした。今年こそはコロナの影響から脱することのできる良い一年であることを切に願っています。
とはいえ、新型コロナは新しい変異種の感染が、全国的に徐々に増えてきており、まだまだ油断できない状況です。園においても、できるかぎりの感染対策を引き続き実施しながら、子ども達が楽しい園生活を送れるよう配慮していきたいと思っています。

今月の目標

  • お正月の遊びを通して、文字や数、図形などに興味や関心をもつ。
  • 冬の自然にふれながら、寒さに負けず元気に戸外遊びを楽しむ。
  • 様々な素材を利用し工夫しながら、作ったり描いたりなど、自由に表現して楽しむ。

1月の行事予定

日付 行事内容
1日(土)
元日
4日(火)
保育始め この日から保育を開始しますが、ご家庭のご都合等のある方は、お休みいただいてかまいません。
7日(金)
誕生会 1月生まれのお友達の誕生日をお祝いします。
10日(月)
成人の日 保育園はお休みです。
11日(火)
英語教室 今月は都合により1回です。
13日(木)
身体測定 すみれ・さくら組の身長・体重・胸囲を測定します。
14日(金)
身体測定 たんぽぽ・ばら・もも組の身長・体重・胸囲を測定します。
15日(土)
親睦会役員会 朝9時からおこないます。役員の方には後日ご案内いたします。
17日(月)
避難訓練 地震を想定した訓練をおこなう予定です。
20日(木)
岐阜市展 今年度の岐阜市展もネットを利用したオンライン開催となります。
そのため、すみれ・さくら組の市展見学は行いません。
21日(金)
鬼見学 玉性院主催の鬼のぬりえ、お絵かきコンクールは、新型コロナ対応で今年も実施されませんが、
鬼の像は立つとのことですので、すみれ・さくら組が見に行く予定でいます。
22日(土)
年長児親睦会総会 朝9時から行います。
お別れ遠足、卒園記念品等について話し合いますので、すみれ組保護者の方はご参加をお願いします。
24日(月)
運動教室 すみれ・さくら・たんぽぽ組が対象です。
28日(金)
作品展準備 ご都合のつく方は、午後3時にお迎えをお願いします。
29日(土)~30日(日)
作品展 子ども達の作品を展示します。
今年度も、新型コロナ感染防止対策として、観覧日・観覧時間をクラスごとに指定する予定です。
31日(月)
作品展記念写真撮影 朝9時までに登園をお願いいたします。揃ったクラスから撮影します。

※ 新型コロナ感染拡大状況によっては、予定した行事をやむをえず中止・変更する場合があります。ご了承くださいますようお願い申し上げます。


作品展について

1月29日(土)・30日(日)に、作品展をおこないます。
今年は、子ども達が好きな物語をテーマに各クラスで製作することとしました。
新型コロナ感染防止対策として「密」を避けるため、今回も子ども達の共同製作はおこないません。個人作品と描画のみを展示します。(もも組も作品を製作します。)
また、同じく新型コロナ感染防止対策として、昨年度と同様に観覧日・観覧時間をクラスごとに分ける予定です。詳しくは後日ご案内いたします。
なお、以前は作品展初日の午前に実施していた「親子ふれあい遊び」については、会場での「三密」を避けるために実施しません。ご了承ください。

「鬼ぬりえ・おえかきコンクール」の中止について

コロナ禍以前は、すみれ・さくら・たんぽぽ組が、加納玉性院主催の「鬼ぬりえ・おえかきコンクール」に応募していましたが、新型コロナ感染防止のため、昨年に引き続き、今年もコンクールを中止するとの連絡が玉性院よりありました。また、寺院内での鬼の展示もしないとのことです。
なお、清水公園付近に鬼の像は立つとのことですので、それを見るために、すみれ・さくら組の「鬼見学」については、実施する予定です。

元気な小学一年生になるために

すみれ組のお子さんの園生活もあと三か月となりました。入学前の健康診断も終わり、お子さんも、小学校入学を楽しみにしていることと思います。
小学一年生としての生活を、心身ともに健康でスタートできるよう、次のような生活習慣が身につきつつあるか、ご家庭でも、一度確認されると良いかと思います。

  • 朝は起こされなくてもひとりで起きられますか(朝7時には起きましょう)
  • 用便はひとりでできますか
  • 朝、家を出る前に、大便をすませる習慣はついていますか
  • 食事の時に席を立ったり、ふざけたりしないで食べられますか
  • だらだらと時間をかけすぎて食事をしていませんか
  • 「自分のことは自分でする」という習慣がついていますか
    (衣服の着脱、登校の準備、遊びの後かたづけなど)
  • 呼ばれたら「ハイ」と大きな声で返事ができますか
  • 自分のことを「○○くん」「○○ちゃん」と言うのでなく、「ぼく」「わたし」と言えますか
  • 先生や、お父さん、お母さんの話すことを、静かに聞くことができますか
  • 大人に言われたことを、行動にうつすことができますか
  • 困った時には、大人に対し、そのことを自分から伝えることができますか
  • 道路を歩く時は、言われなくても右側通行をしていますか
    (事前にお子さんと一緒に通学路を歩いて、信号の見方や、危険な場所を知らせておきましょう)
  • 夜ふかしをしないで、早く寝ていますか

今の時点で、以上の習慣がすべて身についていないからといってあせる必要はありませんが、入学までの三ヶ月の間に、少しでも身につけていけると良いですね。園でも、毎日の生活の中で子ども達に少しずつ促しています。
お子さんが毎日規則正しい生活を送ることができるよう見守っていただきながら、あまり緊張させたり、プレッシャーをかけるようなことは避け、小学校は楽しいところ、たくさん友達のできるところだということをよく知らせてあげて下さい。


クラスだより

もも組 「壁いっぱいのシール貼りとお絵描きを楽しみました」

普段からシール遊びや、お絵かきするのが大好きなので、もっとダイナミックに遊べるようもも組の壁一面に紙を貼り、自由にシール貼りをすることにしました。すると、早くやりたい!!とみんな次々に集まってきました。
保育者が一人ひとりにシールを1シートずつ渡すと、さっそく自由に貼り始めました。ばらばらに貼る子や、つないで線のように貼る子、かためて貼る子など様々でした。
0歳児の子は、まだ指先がうまく使えず、シール1枚貼るのにも一苦労です。保育者に手伝ってもらいながら貼ることが出来ると、「でった!!(できた)」「えーい!!」と言って手をたたきながら大喜びです。
もみの木も作って貼ると、カラフルなシールでいっぱいのとってもかわいいクリスマスツリーが完成しました。自分の持っているシールがなくなると「ない!」と言ってシールのおかわりをする子がたくさんでした。クレパスも使って、思い切りぐるぐる絵を描いたり、あっちで描いてこっちで描いてと大忙しでした。また、「先生アンパンマンかいて」と先生に書いてもらうという場面もありました。
描いてよいところ、描いてはいけないところをその都度伝えながら、「壁に描く」という普段できない楽しさを充分味わうことができたのではないかと思います。

ばら組 「衣服の着脱、頑張っています」

今、頑張っているのが“衣服の着脱”です。今までは「やって~」と言う子が多かったのですが、保育者が着やすいように衣服を整え、着脱の方法を教えると「自分でやる」と頑張るようになりました。
ある日の着替えをする場面でこんな事がありました。保育者が「あきらめないで!」と言うと、「できないもん」とやる気が出ません。「大丈夫。〇〇君ならできるよ」と励ますと、今度は「小さいもん」と言いながらも、励ましに応えるように脱ごうとしていました。すると、「あっ、脱げた」と、偶然脱げた事にびっくり。「あきらめないで頑張ったから出来たんだね」と保育者がほめ、自分で出来たという達成感が持てるように言葉をかけました。すると「だって服が小さいからできないんだよ」とポツリ。「小さいとやりにくいけど、頑張るとできるようになるよ」と言うと、「そっか~」とつぶやき、次の日からも悪戦苦闘しながら頑張るようになりました。
これからも「自分でやってみよう」という意欲を大切にし、「できた!」を実感しながら自分に自信がもてるよう繰り返し援助していきたいと思います。

たんぽぽ組 「楽しくお話しているよ」

たんぽぽ組での生活も、残すところ3か月となってしまいましたが、最近、子ども達同士の会話が多くなり、とてもにぎやかなクラスになってきました。
「後で〇〇して遊ぼうね」と、活動が切り替わるタイミングで遊びの約束をしていたり、「今はそれじゃないよ、〇〇だよ!」と、周りの子が遊びや活動の内容を間違ってしまった時に声を掛けたりと、子ども達同士で解決し、教え合う姿が増え、とてもたくましく思います。
製作を行う際には、すぐに保育者に聞く事もありますが、席が近いお友達に教えてもらいながら進めていく姿も多くみられるようになりました。
まだまだ、玩具の取り合いや、順番を上手く守ることができず、喧嘩をしてしまうこともありますが、保育者が仲裁に入りながら、子ども達が自分の思いをしっかり話せたり、友達の話にも耳を傾けたりできるような環境を作っていきたいと思います。

さくら組 「すごろくってたのしいね」

お店やさんごっこでお金や品物に関わり、数に対しての興味が出てきたことや、皆で簡単なルールを決めて遊ぶ楽しさがわかるようになってきたので、お正月遊びの「すごろく」をみんなでやってみました。
初めは、保育者がサイコロを振りながら子ども達の前で遊び方を説明していくと、「やったことある!」「ゴールどこ?」「ふりだしって何?」と、様々な思いや質問が飛び交い、興味を示してきました。
保育者がサイコロを振るたびにひとつずつコマを進めていくのを見たり、ひとマスごとに書いてある「へんなかおをする」「おばけダンスをする」等のコメントを読み上げると、笑ったり、「へんなかおってこんなの?」「えー、おどるの?」と驚いたりして、ゴールするまで楽しそうに見ていました。
そしてさっそく「やりたい!」「じゃんけんしよ!」と、意欲的に遊びに入ることができました。一回通しで遊ぶと、字が読める子が中心となって、保育者が一緒にやらなくても、友達同士で遊べるようになってきました。面白いマスに止まると、みんなでひとしきり笑いあう等、すごろく遊びの楽しさをみんなで堪能しています。

すみれ組 「ゆうびんごっこをしたよ」

年賀状を出す時期に向けて、すみれ組では「ゆうびんごっこ」をしました。
手紙はどのようにして自分達の手元に届くのか、という郵便の仕組みを、まずは保育者が説明したり、絵本を見たりして学びました。それから、自分達で郵便遊びをやってみようということになり、日本郵便株式会社「お手紙ごっこ遊び支援事務局」からいただいた本物そっくりのポストや、配達専用のカバン、切手、消印等も用意しました。
「今日は誰に書こうかなー」と、毎日楽しみにしながら、保育園のお友達や先生達に手紙を書き、切手を貼って投函。その日のお当番が収集し、消印を押して配達するという仕事をみんなで交代で行いました。書く事、配達する事どちらも子ども達は興味津々で、毎日楽しく取り組んでいました。
お正月にお家や友達に届いた年賀状は、郵便ごっこの活動を通して、子ども達が心を込めて書き、実際に郵便局までみんなで行き、切手を貼って投函しました。
今や伝達方法はデジタルの時代ですが、この様に文字を手書きし、相手に想いを伝える手紙の文化を、子ども達にも大切にして欲しいなと思います。

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