おたより紹介

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きのもと 7月号
令和4年7月1日 木之本保育園

あっという間に梅雨が明け、本格的な夏が始まりました。子ども達は元気いっぱいですが、いきなりの猛暑で、熱中症になる危険性が高く、なかなか外で元気いっぱい遊ぶことができない状況です。
暑さが増すにつれて、疲れが出たり、食欲が落ちたり、睡眠不足になったりと体調が崩れやすくなります。子ども達の様子に気を配りながら、夏を元気に過ごせるようにしていきたいと思います。
先月は、すみれ組・さくら組だけとはいえ、給食参観を実施することができ、いもほり遠足にも行くことができました。今月は、七夕生活発表会を、3年ぶりにおうちの方々にも見ていただくことになっています。
このように少しずつ行事も復活してきましたが、岐阜県内では再びコロナ陽性者増加の兆候も見られます。園でも、引き続き気を緩めず、できる範囲での感染対策をおこなっていきたいと思っています。

今月のねらい

  • 保育園でできる水遊びを通して水に親しみ、友だちと一緒に楽しむ。
  • お家の方や友達と一緒に、七夕飾りを飾ることを楽しむ。
  • おひるねの約束がわかり、準備や後始末をひとりでしようとする。

7月の行事予定

日付 行事内容
2日(土)
七夕生活発表会 園内にて有観客で実施します。観覧人数の限定や、クラス入替制などの制限の中での開催と
なります。ご協力をお願いいたします。
4日(月)
発表会写真撮影 朝9時から撮影します。発表会に出演しないもも組も撮影しますので、遅れないよう登園を
お願いします。
5日(火)
避難訓練 水難防止の話をします。避難の練習は毎月しています。
身体測定 たんぽぽ、もも組の身体測定を行います。
6日(水)
誕生会 7月生まれのお友達の誕生日を、各クラスでお祝いします。
身体測定 すみれ、さくら、ばら組の身体測定を行います。
13日(水)
おひるね開始 三歳以上児も夏季の間、お昼寝を行います。
英語教室 すみれ・さくら・たんぽぽ組が対象です。
14日(木)
水遊び開始 夏の間、プール遊びのかわりに、水遊びで子ども達が楽しめるようにしたいと思います。
18日(月)
海の日 祝日のため保育園はお休みです。
19日(火)
運動教室 すみれ・さくら・たんぽぽ組が対象です。
20日(水)
英語教室 7月二回目の英語教室です。
22日(金)
うちわ持ち帰り 子ども達が作ったうちわを持ち帰ります。
小学一年生同窓会 卒園児が園に集まります。3年ぶりの開催です。
23日(土)
夕涼み会 新型コロナ等の影響で、ここ数年実施できずにいた夕涼み会ですが、感染対策をしたうえで形を
変えて実施する予定です。
25日(月)
小学二年生同窓会 新型コロナ感染対策のため、同窓会は学年ごとに分けて開催します。
26日(火)
小学三年生同窓会
30日(土)
親睦会役員会 運動会実施に向けた話し合いを行う予定です。

※ 新型コロナの感染再拡大状況によって、行事を中止、延期等する場合があります。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。


夕涼み会の実施について

新型コロナ等の影響により、ここ数年実施できずにいた「夕涼み会」ですが、今年はなんとか実施できないかと考えています。
ただし、まだコロナ感染状況が完全には収束していないこともあり、以前のように、やきそば、みたらしだんごなどの食品販売をしたり、卒園児や地域の皆さんにも自由に参加してもらったりという方法は、現時点では難しいと考えています。
そこで、園が作成した実施計画案を親睦会役員会で検討していただき、以下の方法で実施することとしました。

  • 園運動場(東・西)を会場とし、園児と家族のみで実施(園児1名に対し家族1名)
  • コロナ感染防止対策のため、小学生兄姉の参加は遠慮してもらう。
  • 参加時間を二つに分ける
    ① もも・ばら・さくら組  16:00~16:50
    ② たんぽぽ・すみれ組  17:10~18:00
    (16:50~17:10は、観客入れ替え、設営)
    ※ 兄弟姉妹で在園している場合、どちらかの時間帯で参加してもらう。
  • 盆踊りとゲーム(ヨーヨー釣り、まと当て、輪投げなど)をスタンプラリー形式でおこない、最後にお土産としてお菓子を渡す。
  • 参加家族を事前に確認、参加料300円を集め、スタンプラリー用紙を渡す。
  • 食品・飲み物の販売はおこなわない。(飲み物は参加者が持参)
  • 道路通行止めはおこなわない。
  • 職員のみで準備・設営・実施する。(保護者の手伝いなし)
  • 詳細については、後日あらためてお知らせします。よろしくお願いいたします。


プール遊びの中止・水遊びの実施について

コロナ禍以降、プール遊びをするのに様々な制限が出てきました。文部科学省や厚生労働省の通知によれば、学校や幼稚園、保育園でプール遊びをすること自体は禁止されてはいませんが、「プール遊びの間、不必要な会話をしたり、発声させたりしないこと」、「プール内で密集しないよう、一斉にプールに入らないこと」「プール内やプールサイドでは子ども同士の間隔を2m以上保つこと」「プール遊びの間、手をつないだり、体を支えたりするなど、児童が密接する活動は避けること」等の条件がついており、実際にプール遊びを実施するにはハードルが高くなっています。本園では、前述の条件をクリアしたうえでプール遊びを行うのが現時点では困難な状況です。そのため、今年度もやむをえず、プール遊びは中止とします。
そのかわり、感染防止に配慮した「水遊び」を行い、子ども達に少しでも夏らしい遊びを楽しんでもらいたいと思います。持ち物等、詳しいことは後日お知らせいたします。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。


クラスだより

もも組「保育者と一緒に笹飾りを作りました」

七夕の笹飾りはスイカを作りました。
作る前に子ども達と一緒にスイカの写真を見ながら「これ、なーんだ?」と聞いてみると、最初は「???」分からない…という感じの反応でしたが、「すいかだよ」「食べるとおいしいね」「種がたくさんあるね」など保育者から話を聞くと、「すいか、すいか」と言ったり、指さしや喃語で言うなど、どんな物なのかを少し理解している様子でした。
黒丸シールを種に見立て、画用紙に貼ると、指先を使って一所懸命貼ったり、台紙から自分でシールをはがし、貼ることのできる子もいました。
完成したスイカを見ると、「あむあむ」と食べる真似をする子や、「できた~」と嬉しそうに見せて、楽しむことができました。
これからも、子どもたちの発達に見合った製作遊びを取り入れていきたいです。

ばら組「足型でなすを作りました」

ばら組さんは、七夕飾り製作で、ナスを作りました。
紫の絵の具を足の裏に塗って、足形をナスに見立てました。赤に近い紫と、青に近い紫を二種類用意し、子ども達に見せると、「こっちはあかいね」「ぼく、あおがいい!」と色の違いに気が付き、自分の好きなほうの色を選んで、足形を押すことが出来ました。外の足洗い場に出て足形押しを行おうとすると、自分で靴と靴下を脱いで並んで待つ子ども達。保育者が何も言わなくても並び始めたので、「こんな時は並ぶ」と子どもなりに判断したのだと思うと、成長を感じました。いざ足に絵の具を塗ると、「くすぐったーい!」と足を縮めてしまう子や、「きもちいい!」と両足を出してくる子等様々な反応がありました。
塗る感触が苦手な子も、保育者と一緒に行うことが出来、自分の足型を見て不思議そうな顔をしていました。ナスの形になった飾りを見ると、「これわたしのあしだよ!」「ぼくのこれ?」と嬉しそうに見ている子ども達でした。

たんぽぽ組「七夕飾りにするタコ作り、少しむずかしかったよ」

先日、七夕飾りにするタコを作りました。
まずはタコの八本の足をはさみで切りました。今までは好きなように一回切ることしか経験していませんでしたが、今回は線の上を切ることに挑戦しました。「できるかな」と心配そうでしたが、はさみと紙を持つと真剣な表情に変わりました。
紙を途中まで切って、足が繋がっているように切る時、「ああ!!」と間違えて切ってしまう子もいましたが、一回失敗しても、保育者が援助すると、諦めず次は失敗しないように慎重に切り進めました。
出来上がると「できた!!」と嬉しそうで、友達と「たこさん~♪」と見せ合いました。最後に頭の部分をのり付けし、顔をかいて完成です。
「目、この色にするね!」「目、つぶってるの」と一人ひとりが好きな色で思い思いに描き、個性豊かなたこさんが完成しました。

さくら組「UFO作ったよ!」

七夕飾りでUFOを作りました。
UFOを作ることを伝えると、「難しい」と、始める前から決めつけてしまう姿が見られました。
それでも、見本でUFOの中にうさぎが乗っているものを見せると、イメージが湧いたようで、好きな色の画用紙を使って、好きな動物や宇宙人を切り抜いて作ることができました。
また、「猫つくる~!」「ママつくる~!」等と言う子もあり、それぞれ思い思いの物を作って、子ども達同士で見せ合ったり、友達のを真似してみたりと、楽しみながら製作しました。
初めは苦戦していた製作でしたが、イメージが湧くとすぐに取り掛かり、個性豊かなUFOが出来上がって、「自分でできた!」と自信に繋がったのではないかと思います。一から自分で作り上げる事もこれからの製作の中で取り入れていきたいと思います。
七夕飾りにはつきものの短冊には、保育者が一人ひとりにお願い事を聞きました。一生懸命お願い事を考え、短冊に思いをこめながら、絵も描きました。

すみれ組「じゃがいも掘り、とても楽しかったよ!」

先日のじゃがいも掘りでは、前日から窓の外を見て空とにらめっこ。「大丈夫だよね。」「行けるよね。」など話をしていました。当日、登園すると「先生。行けるよね。」「よかったー」「長靴履いてきたよ。」と、次々に喜びの声が聞こえました。
いよいよバスに乗って出発。バスの中はにぎやか。「あっ、あそこいったことある。」「この道、通ったことある」「あそこ、私の家」と、なじみの景色に友達と大盛り上がりでした。
畑は予想したほど濡れておらず、また、畑は保護者の方々が、じゃがいもを掘りやすいように準備していただいたので、とても掘りやすくなっていました。
園長先生からじゃがいも掘りの話を聞いていよいよスタート!子ども達は土の中のじゃがいもを見つけると、茎を引っ張りますが、思うように抜けないと、「なかなか抜けない」「重たくて抜けん」と言って苦戦していました。じゃがいもが出てくると、「すごーい!こんなに大きい。」「こんなにもいっぱいついてきたー」と、あちらこちらで歓声が上がっていました。土の中にはじゃがいものほか、たくさんの虫がいて、大喜びする子や怖がる子もいました。今年は豊作で、掘っても掘ってもじゃがいもが出てきたので、あっという間に袋いっぱいになってしまいました。帰りのバスの中では疲れも見せず、元気いっぱいでした。
次の日、「ポテトサラダ作ってくれた。」「カレーライスにじゃがいも入ってた」「ポテトスープにしてくれたよ」と、自分で掘ったじゃがいもを食べた事をうれしそうに教えてくれました。
土の中でじゃがいもが育つことや、収穫の喜び、土の中にはいろんな虫がいること等、発見や貴重な体験が出来たと思います。

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