おたより紹介

トップページ > おたより紹介

きのもと 8月号
令和4年8月1日 木之本保育園

7月は、園内で新型コロナ陽性者が複数発生したことにより、クラス閉鎖をせざるを得ない状況となりました。保護者の皆様にはたいへんご迷惑をおかけしました。
皆様もニュース等でご存じのとおり、「第7波」の勢いはいまだに収まらず、医療機関の受け入れが厳しくなっているところもあるそうです。
県からは、保育所での感染者発生時の対応について通知があり、「10代以下の感染者の重症化率は低いため、保育園での感染者が出た時には、保健所では検査対応をしない。各施設で濃厚接触者を特定してほしい」との内容でした。これも感染者が激増している影響であると思われます。
このように、まだまだ安心ができない状況です。園でも換気や消毒など、できる限りの感染対策をおこなってはいきますが、再び感染者が出た場合は、行事の中止や延期、クラス閉鎖など、保護者の皆様にご迷惑をおかけする可能性もあります。たいへん申し訳ありませんが、ご理解とご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。
8月は暑さで食欲が落ちたり、疲れも出やすい時期です。子ども達一人ひとりの健康状態を把握しながら、十分に休息をとるなど、ゆったりした生活の中で、暑い夏を元気に過ごしていきたいと思います。

今月のねらい

  • 友達と一緒に、夏の遊び(水遊び、絵の具遊び、どろんこ遊びなど)を思いきり楽しむ。

8月の行事予定

日付 行事内容
3日(水)
避難訓練 火災に対応した訓練を行います。
11日(木)
山の日 保育園はお休みです。
10日(水)~15日(月)
職員が交代で夏休みをとります。
ご迷惑をおかけしますが、ご家庭で保育が可能な方は、ご協力をお願いします。
18日(木)
誕生会 8月生まれのお友達の誕生日を、各クラスでお祝いします。
23日(火)
運動教室 3歳以上児クラスが外部講師の指導を受けます。
24日(水)
英語教室 3歳以上児が対象です。8月は都合により1回です。
26日(金)
夏のお昼寝・水遊び終了 この日で3歳以上のお昼寝は終了です。水遊びもこの日までとする予定です。

門の開け閉め等送迎時の安全確保に関するお願い

降園時に、門の外にお子さんを先に出す保護者の方を見かけます。
門の外は一般道路です。中にはスピードを出して通り過ぎる自動車や自転車もあります。お子さんが先に門の外に出ると、不意の事故につながりかねません。必ず保護者の方と一緒に手をつないで出るようにしてください。道路に出た後、保護者の方が自動車のドアを開けたり、荷物を積んだりしている間に、お子さんが車の周りを走り回る姿を目にすることもあります。これも交通事故につながりかねません。十分ご注意ください。
また、事故防止のため、時間帯に関わらず、短時間でも門扉を開けっ放しの状態にしないよう、以前からお願いしておりますが、その際、門のカギの開け閉めをお子さんにさせる方がおられます。これも以前からお伝えしている通り、「カギの開け閉めは大人が行う」という事故防止の約束を守っていただきますようお願いします。
交通事故が起きてしまってからでは取り返しがつきません。どうかご協力をお願いいたします。


お子さんの健康を守り、夏を楽しく過ごしましょう

夏になって夜ふかしをしたり、遠出をしたりして、普段とは違い、大人のペースで行動することもあるかと思います。夏は生活のリズムも崩れやすくなります。
お子さんが健康な状態で暑い夏をのりきることができるよう、以下のことに配慮下さるようお願いいたします。

  • 早寝早起きなど規則正しい生活を心がけましょう。
  • 炎天下に出るときは、帽子をかぶり、木陰で遊ぶ習慣をつけましょう。
  • 汗が出たら、着替えをしたり、お風呂に入ったりして体を清潔にしましょう。
  • 冷たいジュース、アイスクリームなど食べ過ぎないように、おやつの時間を決めて与えましょう。
    …園では、冷たいおやつは1日1回と約束しています。
  • 熱中症の予防のためクーラーを使用するのは必要なことですが、あまり強くかけすぎると寝冷えをするなどして風邪をひくお子さんがあります。冷房の設定温度、使用時間などに気を配りましょう。
  • とびひが流行する季節です。皮膚を清潔にして、虫さされや湿疹をひっかかないように気をつけましょう。

クラスだより

もも組『少しずつ色の名前を覚えました』

最近、朝のお歌遊びでは「どんな色が好き?」というお歌を歌っています。
保育者手作りの様々な色のクレヨンのペープサートを一つずつ見せると、面白そうに見入ったり、子ども達なりに色の名前を言ったりしています。まだ色が分からない子でも、保育者の言う色の名前を覚えようとしています。
また、遊びの中でも色の名前を伝えたり、「きれいだね」「かわいいね」「かっこいいね」等、イメージも一緒に伝えたりしています。すると、子ども達なりに、好きな色にこだわりながら玩具を選んで遊ぶ姿が見られるようになりました。
水遊びをする時も、色水遊びを取り入れて色に触れています。透明のコップで色水をすくうと、太陽に反射してきれいに見える色水にうっとりする子も。保育者が意図的に色水を混ぜ、変化することを伝えると、不思議そうに見入り、自分でもやってみようとする姿も見られます。
遊びの中で、もも組さんなりの「やってみたい!」「これはなにかな?」という思いを大事にし、その思いに応えながら、いろんな遊びが経験できるようにしていきたいです。

ばら組『絵の具で遊びました』

色々な製作遊びを少しずつおこなってきましたが、最近はうちわ作りや天井飾りなどで絵の具を使って遊んでいます。
うちわ作りでは、白い絵の具でぐるぐるして「お化け」を描きました。筆の持ち方にまだ慣れない様子の子もいましたが、しっかり握ることを伝えると、どの子も上手に思い思いのお化けを描くことができました。続いて手形押しをしていくと、お友達が楽しそうにやっているのを見て、以前は手に絵の具が付くのを嫌がっていた子が、「やりたい!」と自分からやりに来る姿があり、その面白さがわかった様子に成長を感じました。
また、子ども達同士で、「○○くんやった?」「つぎ○○ちゃんだよ」と声をかける等、友達への関わりにも成長を感じました。
絵の具に触れる機会が増えたことで、色もたくさん覚えた子ども達。これからも、様々な製作遊びを通して、遊びの楽しさを味わって欲しいと思います。

たんぽぽ組『可愛い服できたよ!』

先日、Tシャツの天井飾りをつくりました。
画用紙で切ったTシャツを見せると、「ふく!!」とそれぞれ答えた子ども達。マスキングテープで模様をつけ、その上から色をぬるというステンシル版画をおこないました。
まずは保育者が手本をみせ、マスキングテープを実際にめくると、その部分だけ色がつかないことに「えー!」「なんで!?」「魔法みたいだね」「やりたい!」と興味津々でした。
さっそくはじめると、マスキングテープの扱いに苦戦しつつも、みんな好きなように斜めに貼ったり、しま模様にしたりしていました。いつもにぎやかなたんぽぽ組ですが、そのときは静かにみんな集中していました。
出来た子から絵の具の作業にとりかかりました。「どの色にしよう」と考えながらそれぞれ好きな色を選び、Tシャツ全体に上からぬりました。袖の部分を色わけしたり、まぜたり、思い思いにぬりました。そのあとテープをめくる時は、「わぁー」「テープのところは色ついてないよ!」「できた!」とすごくうれしそうでした。
保育者が出来上がったTシャツを天井に飾ると、子ども達はみなそれぞれに自分の作品を指さして嬉しそうでした。

さくら組『折紙楽しいからがんばってるよ!』

さくら組では今折紙ブームで、7月の製作ではセミを折ったり、金魚を折ったりと意欲的に折紙を折って楽しんでいます。
セミを折る時には「えぇ~!虫だからやだ~…」とマイナスな印象からスタートしましたが、折っていくうちに楽しくなってきたようで、「次はどうやっておるの?」「次は反対側もおる?」等と次の工程を考えながら折る姿もみられました。
難しくてできない部分でも、最初から保育者に頼るのではなく、まずは自分で頑張ろうと一度は挑戦する姿もあり、成長を感じます。
製作をする時以外でも、折り紙遊びをする姿も増えました。子ども達だけで、折り方の本を見ながら折ったり、分からない所も子ども達同士で教え合ったり、保育者と一緒に折ったりしながら、折紙の楽しさ、面白さを味わっています。

すみれ組『ぞうきんがけ楽しいね。』

発表会が終わる前から、お昼寝の準備はすみれさんがやるんだよ。と、知らせていました。「どんなことやるの?」の問いに、ホールのぞうきんがけをしたり、じゅうたんを敷いたりすることを伝えると、「ぞうきんがけ?楽しそう。」「やったことある~」「どうやってやるの?」など興味津々。そこで、練習としてみんなでぞうきんがけ競争をして遊ぶことにしました。
3つのグループに分かれ、リレーをすることにしましたが、いざ始めると、ピョンピョンとカエルのようにとんで進んだり、ハイハイのようにひざをついて進んだりと、いろいろな姿のぞうきんがけでした。お友達のそんな姿に子ども達は大爆笑。また、リレーのはずが、ぞうきんがけの途中で止まって「こうやるんだよ。」と、やり方を教える子の姿もみられ、勝敗がつきませんでした。
「先生、ぞうきんがけって大変だけど楽しいね。」「いろんなぞうきんがけがあるね。」「次は勝負しよ。」と言って、今度こそリレーをしました。練習をしたこともあり、みんな上手になっていましたが、中にはふざけてお尻をフリフリしたりする子もいて笑いをとっていました。夢中になって頭同士ぶつかってしまい、お互い「ごめんね」と言う場面もありました。負けてしまった子達は、口々に「お昼寝の準備の時は負けないから。」と、闘志を燃やしていました。
お昼寝が終了するまでにはより上達するよう、遊びながら楽しく取り組んでいけたらと思います。

ページのトップに戻るページのトップに戻る